おじさんの叫びを聞いた。 | pacoの日記

pacoの日記

小さな港町
からの
ひとりごと






先日、街を歩いていたらー


こんな会話が聞こえてきた。





家族で外出していたお父さんらしき人が





「こんなんやったら、出て来た意味ないワ!



どっこもレコードプレーヤーで音かけてる店、あれへんやんっ!!



ワシの楽しみなんか、無くなったわ〜チューと。






私の想像するに・・・




家族の買い物に


散々付き合わされた、お父さん。




唯一の街に出てきた楽しみが、


昔馴染みの喫茶店に行くこと。




そこはレコードで音楽を流すところで、


お父さんは「レコードの音」を聴きながら


コーヒーを、


飲みたかったのよ(きっと)。





だけど、店は潰れて無くなっていたか…


もしくは、レコードプレーヤーが潰れたかで


音が


CDか有線に 代わっていた、か。。





一休みしている最中に、小耳に挟んだ会話。



なんだけどーー




私は


お父さんの気持ち


『分かるよ〜〜!!』と内心、思ってた。




そしてまた、


『お父さん、トアロードに一軒あるよ〜!』と


心の声で…叫んで た。




レコードプレーヤーがあって、


レコードの音楽が聴けるお店、


殆ど無くなってきたよね…。




頑固なお店の店主さんも高齢になったりで、


お店をたたんだり。



(私の大好きだった喫茶店、も無くなってたんよショボーン


ピラフにリーぺリンソース付けて出してくれる店。)





それにレコードやったら、


A面B面裏返したりする手間がかかるから、


喫茶店でもレコードやめたりするんかな??




私はレコードの音が聞けないのが嫌だから、


家にプレーヤー買ったもん。





でも街に出たとき、


ホッと一息つきたいときには


レコードと珈琲があって欲しいと


今でも思うわ。







私が喫茶店やるなら、


レコードと山紫陽花のあるお店。


なんて、ノスタルジック!


古本片手にコーヒー&シガレット…


6月の薄暗い雨。。。





ーーーーーーーーーーー





因みに、レコードは無いけど


私には高校時代から行ってる


お気に入りの純喫茶があってね。





こないだ久しぶりに行ってみたら、


店内がほぼ


10代から20代の


フレッシュな若いお客さんで埋まっていて!


たまげたびっくり





昔っから内装もほぼ変わってない、


純喫茶、よ〜!?


入り口も分かりにくいのに。





で、


みんなスマホでパフェとか?


クリームソーダとか?!


そんな物の写真を撮りまくってた。


SNSにあげてるんかな!?


ザ ・昭和キラキラみたいに。





昭和ブームみたいなんやったら、


レコードプレーヤーで音鳴らしてる


ジャズ喫茶みたいなお店も、


バンバン、SNSにアップしたら良いのにね!





Instagramなんかでー


「うちは、レコード聴けます!


スピーカーは〇〇です!」みたいに






そしたら私とか、


家族に残念そうに話してたお父さんとかー


そんなレコードラブ❤️な人たちが


憩いに行けるのに ネニコニコ



(…って私、SNS殆ど見ないんだけどアセアセ

足で歩いて探すタイプグッ

























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