災害図上訓練(DIG)ってご存知ですか?!
tonpoは知りませんでした
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/142.gif)
DIG(ディグ)は、災害(Disaster)のD、想像力(Imagination)のI、ゲーム(Game)のGの頭文字を取って名づけられた、誰でも企画・運営出来る。簡単な災害図上訓練ノウハウの名前です。digは『掘る』という意味の英語の動詞ですが、転じて『探究する』『理解する』といった意味もあり、このことから、『防災意識を掘り起こす』『街を探究する』『防災を理解する』という意味も込められています。
実際の方法は総務省消防庁の『防災・危機管理 e-カレッジ』のこちらで詳しく見れます♪
今日体験してきたのは、各グループでリーダーの指示に従って白地図にマジックで、河川や主要道路・公共機関・鉄道・公園などを色分けし、次に地域災害に役立つ施設(避難地・避難所になりうる施設)や転倒落下・崩壊時に危険な施設や場所(ブロック塀や屋外広告物・自動販売機)や地域防災に役立つ人材(自治会長・消防署・消防団・医療関係・警察官のOBOG、民生委員、福祉関係者)がどこに住んでいるか、災害時要援護者のいる世帯etc、がどこに住んでいるのかをシールや付箋をつかって白地図に張っていきました。
書き込みが済んだ地図をみながら、震度6の地震が起こった時にある地図上の場所から火災が起こった時の初期消火をどのようにしていくか。要支援者を避難所までどのように誘導するか。をそれぞれ各自付箋に書いたものを、各グループでまとめ、発表する。ということをやりました。
発表後、講師よりするどい質問を受けながら・・・いろいろなアドヴァイスをいただきました。
今回は11チームあったのでそれぞれのチームの意見を聞くことにより自分のチームで出なかった意見もたくさん聞くことが出来てとっても参考になりました。
大切なことは、イメージすること。イメージできるようになること。
実際地図に必要なことを書き込んでいくことによって、災害をより具体的にイメージすることができるようになります。
また、まちの構造や危険な場所・災害時に役にたつものや避難する場所、避難経路も考えていくことで、自分のまちがどんなまちなのか、より具体的に把握することができるようになります。
そして、いざというときに頼りになる人はどこにいるのか?近所に手助けを必要としている人はいないか?などを書き込むことにより現状把握に役立ちます。
『災害を知る』『まちを知る』『人を知る』この三つがキーワードになりました。
ふだん何気なく暮らしているわが町のことを知ることによって、自分や大切な人たちそして地域に住む人々の命を守るという事につながるんだなぁ~と強く感じた一日となりました。
日本の津々浦々で毎日どこかで地震はおこっています。活火山がある限り我が国の国土は活動し続けています。大地震がおこらない事を祈りつつも、最小限の被害にとどめられるように防災の知識をみんなで共有していくことが大切だなぁ~と思います。