ちょっと愚痴を聞いてくれ | とんきちのブログ

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おやじの会社員の備忘録です。
定期的な更新はしません。
気の向くまま、思い立った時に書き留めます。

普段は仕事の事についてブログネタにはしないのだが、最近腹立つ事が連発したので、吐き出し口がないんで、ここに書かせてもらう。

 

何に対して腹立っているかというと、ある人物に対してだ。

 

正社員は定年退職して雇用延長で働いている部下なのだが、こいつがありえへんくらい無能なのだ。

 

全方位100%無能というわけじゃなく、そいつが昔担当していた分野については、段取りや出来栄えについては、さすがだなと思う事もある。

 

どういうところが無能かというと、トラブル対応とか危機管理、報連相の面が、おまえ新入社員か?と問いたくなるような稚拙さなのだ。

(おまえとか、こういう言い方をするとパワハラと騒がれるので言葉は慎重に選ばねばならないが、本音はこれだ)

 

あまり具体的に書くと問題があるので、オブラートに包みながら書いていくとしよう。

 

今回腹立つ以前から、こいつのトラブル対応力のなさは知っており、いちいちひとつひとつ指示せな何もできんのか?ちょっち考えて行動してくれよとは思っていた。

 

今回腹立ったのは、私が休みで不在の時に、やや重めのトラブルがあり、本社の担当部署から連絡があり、そいつが対応したのだが、対応自体はそれほど難しい案件ではなく、手順と言葉を間違えなければ問題なく完了する案件だ。

 

その対応自体は普通に完了したのだが、問題は報連相だ。

 

一つは案件を連絡してきた本社の部署に対して、その結果や進捗報告をしていないこと。

本社の部署もトラブルがあったから連絡をいれてきているわけで、その結果がきちんと出来たかどうか確認する責任がある。

休み明けで本社の部署からTELがあり、その案件を知ったわけだが、その前に他の人の報告からトラブルがあり防カメ映像からそいつが何らかの対応をしている様子が映っていた。

 

しかし私のデスクに何のメモもなくメールも届いていない。

 

そいつが出勤するのを待って聞くしかない。

 

そして、そいつが出勤してきたので、色々確認すると、トラブルがあり対応したとの回答。

 

連絡してきた本社の部署への回答は?と訊くと、

 

しれっと、してないですよ。との回答。

いや、こういうトラブルで連絡があったのなら、そこに結果なり、帰るまでに対応完了していないのであれば、その時点の進捗状況を報告せなあかんやろ。

と言うと、何とその答えが、

 

「これまで、そんなことしたことないですよ。そういう決まりがあるんですか?」

 

いやいや、決まりがある云々の問題の前に、そんなことビジネスの報連相の常識やで。

特にバッドイズファーストで悪い事こそ、迅速に正確に報告せなあかんやろ。

報告ってのは上司だけにするものじゃなく、必要な関係部署に適切にせなあかんやろがい!

 

おまえ、歳いくつだ?

新入社員か?って、口から出そうになった。

 

我慢我慢

 

冷静になって、こういうトラブル時は連絡してきた本社の部署に結果なり進捗を報告しないといけないですよと優しく指導すると、なんと、

今までそんなことしたことないですよ。と、のたまう。

 

おいおいおい

まだ言うてる事の意味わからんのか?

 

本当に切れかけて暴言吐きそうになったが、こいつはこういうもんやと思い直し、先にあげたような事を一通り説明してその場を離れた。

 

法律がなければボコボコにしているところだ。

 

あと、追い討ちをかけたのが、そいつの担当している分野での技術的な事だ。

 

そいつが現役正社員として、その分野でやっていた30年前と比べると色々と変わってきている。

しかし、そいつはその当時の成功体験(そいつ自身が成功体験つくったわけではないが)を引きずり、何も変えられない。

 

当時は多少コストが掛かっても、見映えがよく売上が取れればOKというような事があり、それが原理原則から逸脱している個とでも容認されていた時代だ。

正しいわけではなく、容認されているだけなのに、それが正しいものとして覚えこんでしまっている。

 

こういうのが非常にやっかいだ。

自分は正しい事をしていると思っている。さらにその分野では自分の方が知識やスキルは上だと思っている。

 

わかりやすい例を挙げると、

クリスマスのイベントに対して、関連商品の販促をしようとするケース。

昔は、今では考えられないような規模の企業が色んな媒体を使ってPRしていた。

じじいなら知っていると思うが、日曜の朝アニメを見ているときのCMでハトヤとか万代百貨店、パルナスなど。

また、セスナから紙のビラをばらまいたり、放送したりとかやりたい放題であった。

 

おっと、横道が本題になってしまいそうになってしまったので戻すが、販売するために用いる備品についてもそうだ。

時代と合わせて考え直さないといけない。

 

時代に合わせてというよりも、きちんと収益性を考えてやらんとあかんという事だ。

 

例えば、クリスマスイベントで50万円の売上があったとしよう。粗利率30%として15万円の粗利だ。

それに対して、販売用の什器を10万円で借りたとすると粗利から差し引くと、残り5万円から人件費や諸々経費を差し引いて営業利益が残るという計算なのだが、前提の売上が50万円というのがとれなくなり6掛の30万円になったらどうなるだろうか?粗利は9万円。

これで10万円で借りると、その時点で1万円の赤字となる。

個人商店の経営者なら、こうなる過程段階で10万円の什器を借りる事は止め、自前の買い取り什器を用意するか、賃料の安いものに変えるという判断になるはずだ。

 

しかし、こいつに限らず、この分野を担当していた奴って経営者視点になれず、昔ながらの高コストの手段を平気で踏襲してしまう。

 

また、それを設置するために巨大な島にしてしまい、動線を遮るようなつくりかたをしていても何の疑問を持たない。

何故なら、原理原則を知らないから。

 

 

そして、追い討ちをかけたのが発注だ。

私の職場ではかなり以前から自動発注を取り入れている。

大昔の自動発注はセルワンバイワン方式と言い、一個売れると一個発注という極めてシンプルなものであったが、POSと在庫DBを連携させる事で、基準在庫方式の自動発注が主流になってきた。

最近ではAIを取り入れ品切させないように最低在庫を設定する方式など細かな部分では枝分かれしているが、基準在庫を設定しておけば、自動的にその在庫になるように発注がかかるという仕組みだ。

 

年末年始や販促をかけた時などのように、単品の売れ数が大きく変動するときは手動で追加するなり、売れる前に予め追加しておく必要がある。

しかし、基準在庫を適切に設定しておけば、何もせずとも普通に受けてるけどテキリョウ納品分されてくるわけだ。

 

昔はこの発注を30分掛けてやっていた。

自動発注がない時代の教えは、発注に時間を掛けなさい。であった。

しかし、今は日々の発注作業には時間を掛けるな!だ。

 

万引きや欠品データの処理ミス等で計算上の在庫が狂う事はあるから、メンテナンスはしなければならないが、発注で時間を使うのは基準在庫をどれだけに設定するかだ。

基準在庫変更の勧告が出てくるが、まだまだそれを鵜呑みにして適用するわけにはいかない精度なので、吟味して変更する。そして、突発的に大量にうれたりした時にフォローとして手動で追加発注をするという事が、あるべき発注作業の中身だ。

 

しかし、無能ジジイは旧態依然として、基準在庫を1とか(=品切れしないと発注がかからないような設定)にして、わざわざ毎日手動で発注数を入力しているのだ。

 

以前から、自動発注なのに品切れが多いなという印象で時々単品チェックし基準在庫を正しく設定するよう朝礼等で指示していたのだが、今回腹立つ発注データを検証してみてわかったのが、そこを担当しているパートだけでなく、というより主導的に自動発注導入の趣旨に反して、手動発注をやり続けていたことがわかった。

 

基準在庫の設定について指導した際には、パートさんに指導しておきます的な事を言っていたが、そいつ自身が指示に対して何か言うてるはくらいにしか受け止めず、昔ながらのやり方でやっていた事がデータで検証された。

 

また、たまたま業務改革関連のデータ中で、自動発注を活用できていないリストに私のところがワーストの方に載っていて、全社中でも悪い方やったんけと憤りを覚えた。

 

それを知ってから、再度一般論として具体的事例をあげて、自動発注の活用の仕方を朝礼等で指導したが、何も変わっていなかった。

 

さすがにプチ切れたので、朝礼で皆を集めた際に、

必要のな作業に時間を掛けるのは無駄な仕事をしている。

せっかく機械がやってくれる事を、それを無効にして時間を掛けるのは仕事をしているフリをしているだけだ。

と言ってあげた。w

 

終わってから、担当パートタイマーとこそこそと愚痴を言っているような感じだったので、呼び止め検証したデータ等を突き付け、前から指示している事が全く反映されていない。

こういう事では会社としてうまくいかないので、意識を変えるようにと厳しく指導した。

 

指示に従ったフリをして、裏では自分流を押し通す。

現場猫のポスターに描き加えたいわ。

 

この他にも、細かなできていない事が山積して鬱憤がピークになってきている。

 

次の再雇用はせんぞ。

覚えとけ❗