雪が降っているんだがスタッドレスタイヤ交換にも一苦労、というよりも要確認 | とんきちのブログ

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私が住んでいる地域ではほとんど雪が降らないのだが、数年に数日程度道路に雪が積もったり、路面が凍結したりする。

 

昨日ちらほら雪が降り、車にもうっすらと雪が積もっていたのだが、道路は積もるというレベルではなく濡れているだけだった。

しかし、今回寒波は結構厳しいらしいので、スタッドレスタイヤに替えようと思ったのだが、待てよ!今回は今までどおりいかないぞ。

 

なんといっても違いは車を替えたことだ。

これまでずっと100%トヨタ車であったので、ホイールやナットなども外径、リムサイズさえ合えば流用できるというのが私の中の常識であった。

 

しかし、今回はエスティマからスカイラインだ。

標準サマータイヤはどちらも同じ225/50-18だが、オフセット(今ではインセットというらしいが)が異なるだろうから、確認しようと色々調べていたところ、おいおい待てよ!そんな単純な話じゃないぞ。他にも色々と確認せんとあかんこといっぱいじゃん。

ということに気づいた。

 

PCDは114で問題なし。

ホイールの穴も5穴で問題なし。

オフセットはスカイライン18i×7.0Jで+50、エスティマにつけていたスタッドレス用ホイールは17×7.0Jで+38と違いがある。


リム幅は同じだが、ハブ面とホイール中心線の間隔が縮まり外側の面が12mm外に出るということ。

 

フェンダーに干渉しなければ問題のない範囲だと思うが、色んな情報を検索していると、ハブ径とナットも確認しないといけないことに気づいた。

 

今までずっとトヨタ車であったから当たり前であったことが当たり前ではないということで物事を考えないといけない。

 

ハブ径もトヨタ、日産で異なるようだ。本来はハブ径のきちっと合ったホイールを装着すべきだろうが、社外品アルミホイールは大半が大きい穴径に合わせているだろう。

 

そうするとナットで車とタイヤを結合することになるので、これが重要になる。

 

ホイールナットはメーカーにより形状が違っており、トヨタは台座方式といってホイールと接触する部分が平面の台座となっている。これに対し日産はテーパード形状と言われる接触する部分が先細りになっていてホイールの穴に入り込んで結合するタイプだ。

トヨタ車で社外品ホイールに交換すると、まず純正ナットがホイールナット穴に入らないという問題が出てくるので、社外品の汎用のテーパード形状のアルミ用ナットを買ってつけている人がほとんどだと思う。

 

対して日産は社外品ホイールと同様の60°テーパード形状らしい。

これだけ見れば今持っているナットを使えると思ってしまうのだが、そうは問屋がおろさない。

 

HEXというナット径はどちらも21mmで同じなのだが、

日産はM12×1.25で、トヨタはM12×1.5とネジ径は同じだが、ピッチが違う。

つまりネジの溝の間隔が異なるので取り付けられないということだ、

無理にはめようとするとねじ山がちぎれてしまう。

 

日産の場合、60°テーパードの穴のあいている社外品のホイールに付け替えるには、純正ナットを用いた方がよいということだ

 

ハブ径がぴったりじゃないとナットで車とタイヤを結合していることになるので大きな穴にはスペーサーをかますのが本来だろう。

 

最初、単純にホイールの外径、穴数合ってるから適合するだろうと思っていたが、確認してよかった。

 

もし、ピッチの違いを知らずに無理にはめようとして、ネジ山ねじ切ってしまったら多額の修理費用が発生したことだろう。

 

今更無理かもしれないが、ここらへんはJIS規格で統一してくれへんか?

 

1.25と1.5 どう違うねん!