エンスーでもないが古い車は好きだ。
私の中で最も美しく最高と思うのがトヨタ2000GTだ。
あの流麗なフォルム、スペック。トヨタのブランド価値を大いに高めた1台だと言える。
そんな小難しい理屈抜きにして格好いい。
今ほとんどあの形で新車発売されて手の届く価格帯なら間違いなく買う。
私の車歴の最初はセリカだが2000GTが影響している。
大学生の頃、おんぼろ中古車で買ったのだが、セリカにした動機はエンジンがヤマハチューンの18R -GEUというDOHCエンジンだったからだ。
2000GTの雰囲気がある黒のヘッドカバーにさりげなくヤマハの音叉マークついている。
そこが凄く自己満足を得られたところだった。
2000GTは一度だけ走っているのを見かけたことがある。
第一印象は「ちっちゃ」だ。
対向車で走ってきたのでヨタハチかなと思っていたのだが、近づくにつれ2000GTやん!
と超興奮した事がある。
脳内で想像していたより実車はかなり小さかったが、オーラは半端なかった。
横を通り過ぎる時すぐに窓を開けて音楽のようなエキゾーストノートに聴き入った。www
音楽で言うとハイウェイスターじゃなくルイジアンナ、運命ではなく新世界って感じか?
全然感覚が伝わらへんwww
その車は生駒のあたりで見かけたのだが、その後奈良かどこかで倒木かなんかの事故で2000GTが無残な姿になっていたニュースを見て、もしかしたらあの車?と心配になった記憶がある。
2000GTほどではないにしても、昭和時代の名車をメンテナンスして今も現役で走っているのは格好いい。
遭遇希少価値で言うと、2000GTは総生産台数が数百台で国内販売が200台以下で50年以上経過しているのだから超レアものは当然だ。
またそういう歴史的な名車ではないが、街中で見かけると興奮するのがランボルギーニだ。
車種でなくメーカー名としたが、ランボルギーニは異質だ。
スーパーカーブームの時にイベント会場でカウンタックを見て超感動した事があるが、そも時の驚きは今のランボルギーニ車にも溢れている。
ただ、よく炎上(ネット炎上でなくリアル炎上)しているので所有しようという妄想は全く起きないが、現実離れしたスタイルはやはり格好いい。
高速のSAで休憩していると時々ランボルギーニ遭遇する事がある。
最初見た時の印象はゴキブリかっ!
だった。
平べったく低く幅広薄べったいボディに色が黒となればゴキブリにしか見えない。
それだけ他車とは異彩を放っている。
あと最近で見かけたレア車はケータハムセブンとか、こんな車乗ったら楽しいだろうなという車だ。しかもそこのガレージには伝説の迷車オートザムAZ1がいるではありませんかw
近所なのでセブンは時々走っているところを見かけた事はあるのだがAZ1にはまだ走行中の姿遭遇したことがない。
最後に一番感動したのはレクサスLFAだ。
数年前になるが、第一印象はペタペタの魔改造アクアか?だ。www
斜めから見ると全く違うのだが、対向車で真正面から向かってくるとアクア改に見えたwww
けど近づくにつれワイドで低いボディで地面にピタッと吸い付くようなフォルム。美しい。
この時だけでなく数回LFAに遭遇したのだが、ちょっと回転を上げて走った時の音、最高だ。
天使の咆哮と称されるようにクウォーーンという甲高いエキゾーストノートともに走り去っていく姿は感動ものだ。
これマジ最高。
その後LFAを中古車屋さん(www)に展示してあるのを見かけたが当然プライスタグはaskだったが当時相場でも8000万円とか手に届く事のないレンジであったので欲しいとか買おうとかという範囲外の車であったのだが、欲しいwww
数ヶ月してその中古車さんからいなくなったので嫁入りしたのだろうが、投機目的じゃなく本当に車が好きな人に乗って欲しいと願うばかりだ。
ちなみに私の車歴の中で最も良かったエンジン音、エグゾーストノートはアルファードです。
スポーツカーの3S -GEUや4AーGZEUなど性能面では満足だったけど、やはり大排気量のV6の音はええね。
次の車はスカイラインハイブリッドにしようと思っているのだが、子供も独立し趣味車に振れるようになってきたので、そういう感動した経験がそうさせているのだろうと思う。