時代時代によって色んな基準は変わってくる。
昭和や平成の時代と比べると安全基準なんかもかなり変わってきている。
私がまだ高校生の頃は電車と汽車が走っていたのだが、その汽車の運行が今だったらありえないものだった。
乗降ドアはロックされておらず、走行中も開けたまま手すりを持って外に身を乗り出すとかいうようなことも日常茶飯事で行われていた。
よく発展途上国で電車にこれでもかというほど乗って人の花が咲いているように見えるような事や線路の上で市場が開かれ電車が来たらどけるとかいうようなこと、今の日本ならありえない事だが、日本も戦後復興、成長期にはよく似たような状況があったのだろう。
まあ、これらも危険は危険だが、
もっと危険な事があった。
私が社会人になってからもあったことなので平成時代でもあったことだが、それはゴミ焼却場だ。
今はゴミ焼却場がかなり少なくなり各地で集約されて運用されているが、昔は市町村ごとに焼却場があった。
その焼却場が今思えば、めっちゃ危なかった。
事業者ゴミとか持ち込んで焼却してもらうのだが、その焼却炉への投入が持ち込んだ人がするってもの。
床に設置されたスライド蓋が開くと、その穴から燃えさかる火が見えるわけだが、そこにゴミを投入していく。
その穴のまわりにはゴミを投入するのだから、当然というか柵などはなく足を滑らせて穴に落ちてしまえば、一貫の終わりというもの。www
よくネットのつくりものgif動画で火山の火口で足を滑らせて赤い溶岩のところに滑り落ちていくというものがあるが、もし落ちたらそれに近いものがある。
助け出す術がないし、焼却炉を停止したとしても間に合うはずもなく焼け死ぬしかない。
私も何度かその焼却場にゴミを持ち込んだことがあるが、投入口にゴミを投げ入れる時は結構恐怖であった。
ダチョウ倶楽部の如く、押すなよ押すなよ!
おっとっと、あれーーーー
バシャン・・・・・・・・
熱湯風呂なら笑いで済むが、これはシャレにならん。
その焼却場では落ちて死んだという話は聞いたことがないが、全国ではどうだったんだろうか?
怖い怖い。