【柳生宗矩のおしえ②】 

 

前回のおしえは「病とは固着した念から生まれる」という話でしたね。  

 

宗矩は、次の章でその「固着した念」にどう対処するのかを説明してくれています。  

 

彼は「思考を使って、思考を消す」と言っています。  

 

では、宗矩のおしえを見て見ましょう      

 

 

●思考を使って、思考を消す    

 

「念に渉りて無念。着に渉りて無着」(しょうねん・むねん・しょうちゃく・むちゃく)  

 

此の心は、病を去らんと思うは念也。  

 

心にある病を去らんと思うは念に渉る也。  

 

また病と云うも一筋に思いつめたる念也。  

 

病を去らんと思うも念也。  

 

しかれば念を以って念を去る也。  

 

念を去れば無念也。  

 

これを以って渉念(しょうねん)無念(むねん)という也。  

 

念に残りた病を念に以って去れば、後は去る念も、去らるる念も共に無くなる也。  

 

楔(くさび)を以って楔を抜くと云うは此の事也。  

 

抜けぬ楔を又同じ楔を打ち込めば、くつろぎて楔が抜ける也。

 

 

抜けぬ楔が抜ければ、後に打ち込みたる楔も後には残らざる也。

  

病気が去れば病気を去る念も後には残らぬ程に、渉念無念と云う也    

 

  

(刀根訳)  

 

「念を渉(渡って)念なく、着を渉(渡って)着無し」という言葉がある。    

 

この意味は、「病気をなくしたい」と思っているのも、実はそれ自体が「念」、つまり執着や考え、思考であるということだ。    

 

心の中にある「病を無くしたい」と執着してしまうのは、それ自体が「念(執着や考え)」によって連鎖想起される念の末尾なのだ。    

 

「病気」という状態もまた、同じように一途に思い詰めた「念(執着や考え)」から生まれている。  

 

ということは、「念(考え/思考)」を利用して、「念(執着や考え、思考)」を消すという事が出来るということになる。    

「念(執着や考え、思考)」が無くなれば「無念」になる。    

 

この方法を「念/思考(執着や考え、思考)を使って、念/思考(執着や考え、思考)を消す」という。    

 

執着や考え、思考の顛倒(捉え違い)によって発生した病いが、「念(考え/思考)」によって消えるのであれば、その方法を使って消えた最初の「念(執着や考え、思考)」も、それを消すために使った「念(執着や考え、思考)」も、後に残らずに共に無くなってしまうのだ。    

 

ちょうど、楔(くさび)によって楔を抜く、というようなもので、抜けなくなった楔のところに、もう一つ同じ楔を打ち込むと、はじめの楔は緩んで抜けるようになる。    

 

そうなれば、後から打ち込んだ楔も抜けて、後には何も残らない、という事だ。

   

このように、病気(念/執着や考え、思考)が消えれば、病気を消したいと思う「念(執着や考え、思考)」も消えてしまうので、「念を渉(使って)、念が無くなる/思考を使って、思考を消す」というのである。      

 

 

(解説)  

 

では、「楔」とは何を指すのか?  

 

それは頭の中に湧きあがる「ネガティブな念」に「対抗する念」と言えるでしょう。  

 

たとえば、体調不良を感じて弱気になったとき、  

 

念→「~また体調がイマイチ…このあと、どうなっちゃうんだろう? 不安だな~」  

 

この「念」に対し、対抗する「楔」を打ちます。      

 

楔→「大丈夫、今までもこれくらいのことは経験済み」  

 

  「もっと大変な状況を越えてきたし、このくらい平気」    

 

楔→「やれること、全部やってる、これは治っていくプロセス」    

 

楔→「私の身体は完全修復機能付き、スーパーマシン」    

 

楔→「宇宙は私に“生きろ”って応援してくれている」    

 

楔→「魂は超えられない体験は用意しない」    

 

楔→「大丈夫、必ず良くなる!」    

 

 

など、即時に“楔”を打ち込みましょう。    

 

ネガティブな念が湧いてきたら、その念が心の中に住み着く前に、『即楔』です。 

   

速攻で楔をガンガン打ちまくりましょう。   

 

   

他にも  

念→「周りの人たちに嫌な思いさせてるかも」  

 

楔→「誰も私にそんなこと言ってないし、気のせいじゃん」   

   

念→「あ~またうまく出来なかった、なんてダメなんだろう」

  

楔→「でも、出来てるところもいっぱいある。いや、出来てるところの方が多いし」 

 

 「そんな、完璧にやるなんて、神さまじゃないから無理だし」    

 

念→「あ~あれも心配、これも心配、上手くいかなかったらどうしよう」  

 

楔→「なんだかんだ言って、心配したこと、一回も起こった事ないし」

 

   「出来る事やって、あとは宇宙にお任せよ!!」    

 

念→「だめだめ、もっともっと頑張らなきゃ、頑張ってない私には価値なんてない」  

 

楔→「もう十分以上頑張ってきたじゃない。そんなに頑張らなくても、私は生きてるだけで価値がある!!」      

 

という感じです(^-^)。    

 

そのネガティブな念が心の中に『滞在』するヒマを与えないことです。    

 

打ち込む「楔」のセリフをいつも準備しておいて、発生、即、打ち込みです。  

  

柳生新陰流、奥義「楔打ち」とでも名付けましょうか(笑)。    

 

一言でまとめると、「念」が湧きおこって来ても、それに振り回されない心の在り方を実践し、身につけること(練習が大切)です。    

 

 

ではでは、お試しあれ!!

 

●おススメ本

 

 

 

 

●2025年、一番のおススメ本です!

がんの方、必読です。

 

●おススメ本です

 

 

●オンラインサロンやってます。

月に1回、ZOOM交流会開催しています。

閲覧および投稿自由の気軽なスペースです。

入退会、自由です。

https://www.leela-salon.fants.jp/

 

●おススメセルフケア自律訓練法

眠れないとき、身体がカチコチに緊張して固まっている時に聴くと効果的です(^-^)

よく眠れます。

 

 

●オススメのお水やお茶など

よくご質問いただくので、以前書いた記事をリンクしておきます。

おすすめのお茶や飲み物など

サプリなど

オススメの本①(読むと元気になる)

おススメの本②(劇的寛解事例)

おススメ本③(生還者たちの体験記)

おススメ本④(食事関連)