アポトーシスに想いを馳せる | 自分が自分のお医者さんになる

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昨日のブログのハッシュタグで

#アポトーシスというプログラムされた死

をあげてから、

「アポトーシス」へ思いがが飛んでしまいます。

「アポトーシス」とは

あらかじめプログラムされた自発的な細胞死であり、

身近なところでは、

おたまじゃくしのしっぽがちぎれるとか、

葉っぱが紅葉して散るなど

自然の中でもよく目にする現象です。

私が研究していたがん細胞たちは、

仕組まれている機能を潜り抜けて、

死を免れて増え続けて生きる道を選んできたのです。

どうしてアポトーシスを免れられたのか

その視点から白血病の発がん機序を

解明しようとしていました

(白血病は非上皮性腫瘍なので正確には肉腫)。

私たちの体の中では、

このように細胞の生き死にが自然と調整されていて、

力んで努力しなくても

健康な状態で日々暮らすことができています。

ヒトは生まれてきて、

いずれは必ず死を迎えるわけですが、

何かの病気にかからないとしても、

自然死が訪れるような仕組みが体に組み込まれている…。

生きていることも

命を終えることも

自然の理なのかぁ。

いま生きていること

しみじみします。

うまく言葉で表現できませんが、

私は自然の流れのままで生きていたいなぁ。

この先に進んでいこうとすると、

自分の存在についてのぐるぐる思考に入りそうなので、

今日はここまで(^^♪