タレントの小森純さんが5年前に大手ハウスメーカーで建てたご自宅が欠陥だったというのをインスタやYouTubeに投稿されていました。

 

数カ月前から家中にコバエが湧き始めて、原因を調べて行ったらキッチンの床下が腐ってカビが発生していたようですゲッソリ

 

出産をしたばかりの時期にこのような住宅被害にあい、精神的にも相当まいってしまったとのこと。一日も早く元の生活に戻れることを祈っています。

 

原因

原因としては、2つほどあげられていました。

  • キッチン配管のねじ締めが甘かった。
  • 配水管が逆勾配になっていた。
つまり、キッチンで使った水が排水できずに床下に溢れてしまっていたようです。
 

キッチンは特注品

キッチンはクチーナです。

僕は聞いたことなかったメーカーですが、自由にカスタムできるオーダーキッチンだそうです。

きっとかなりお高いものかと想像します。

となると、これはハウスメーカーの標準仕様品ではなく、特注品のようです。

 

ここで問題になるのが誰がキッチンの工事を行ったのかと言うことです。

ハウスメーカーを通して発注していれば良いのですが、施主支給であったり、施主施工であると責任の所在が不明確で、もめる原因になりそうです。

トラブルに巻き込まれたときのことを考えると、施主支給は一定のリスクを伴うなとあらためて感じました滝汗

 

今回のケースでは施工会社(ハウスメーカー指定の工務店?)が責任を認めているそうなので、ひとまず良かったと思います。

 

補償されるのか

欠陥が見つかったとき、やはり気になるのが「ハウスメーカーに補償してもらえるのか」ということ。

 

うちはへーベルハウスで家を建てているのですが、へーベルハウスではキッチン設備の補償は10年になっていました。

ただし、特注品は補償対象外だそうですガーン

 

今回のケースはキッチン本体の問題ではなく、キッチンと接続された配管の問題。

この場合はどうなるのでしょう?

ちなみに配管の補償も10年になっています。

 

キッチンは特注品で対象外でも、問題は配管なのだから、ちゃんと補償してほしい。

いや、絶対に補償してくれないと納得できません。

 

フルリフォーム

小森さんのお宅は結局リホームすることになるそうです。

工事の音が出るので、仮住まいのマンションに引越さないといけないみたいです。

特に芸能人となるとプライバシーの問題など一般人以上に心労が大きいものとお察しします。

 

ハウスメーカーも施工業者も誠実に対応されている様子が伺えるのが救いです。

どこまで補償されるのか分かりませんが、トラブルに巻き込まれた時を考えると、大手ハウスメーカーを選んでおくというのは選択肢としては悪くないと思います。

 

どこのハウスメーカー?

大手ハウスメーカーで欠陥住宅と聞くと、皆さんが気になるのは、一体どこのハウスメーカなんだということだと思います。

 

この話が犯人探しで終わってしまうのは残念なので言っておきたいのですが、欠陥が分かったときのハウスメーカーの対応としては、誠実なのではと思っています。

芸能人だから特別扱いしているんでしょと意見もあると思いますが、急ぎ幹部が謝罪に行き、施工ミスを認め、本腰を入れて対応してくれているようです。

 

大手ハウスメーカーで欠陥なんてあるんだという意見がある一方で、ちゃんと対応してくれているようで安心しました。

 

で、そのハウスメーカーです。

大手ハウスメーカーとは言うと次の8社でしょうか。

  1. 積水ハウス
  2. パナソニックホームズ
  3. 三井ホーム
  4. ダイワハウス
  5. ミサワホーム
  6. セキスイハイム
  7. 旭化成ホームズ(へーベルハウス)
  8. 住友林業
一条工務店やトヨタホーム、タマホームもあるんじゃないかと思う方もいると思いますが、「大手」を狭い範囲でくくると業界的には8社みたいです。

 

で、そんなことは良いからどこよと声が聞こえてきそうですが、本人が明かしていないので正直どこのハウスメーカーなのかは分かりません。
ここまで引っぱっておいて、すみません<(_ _)>
 
でも、僕がYouTubeを見て、感じたこのお宅の特徴を書いておきます。

 

  • 木造
  • 吹き付け外壁
  • 下がり天井
  • 廻縁

書きすぎはてなマーク

半分答え言っているようなもんじゃ…滝汗

 

今回は欠陥がクローズアップされてしまいましたが、もともとはオシャレで良い家だと思いました。

 

大手ハウスメーカーのメリット

今回のブログでは「あのハウスメーカーはひどいね」というが言いたいわけでなく。

大手は高いけど一定の保証料だと思えば、けっして悪い選択肢じゃないよねと改めて感じました。

 

「信頼」や「安心」を築くにはお金がかかります。

配管の不具合対応は2年までというメーカーも普通にあります。

こんなことが起きても5年経ってしまっているから「ダメですね」とか言われたら、本当に困ってしまいます。

 

明言はしていないものの今回はハウスメーカーで対応してくれているようなので、良かったです。

もちろん欠陥住宅を売っている時点で問題外と思う人もいると思います。

ただ、全ての住宅で施工ミスをゼロにすることはほぼ不可能です。

どんなに優れたメーカーでも、どんなに腕のある職人でもミスはゼロに出来ません。

 

一定の確率で欠陥住宅をつかまされてしまう可能性は誰にもあります。

不幸にもそういうことに巻き込まれた場合、ちゃんと対応してくれる施工会社なのかが大事だと思います。

 

倫理・モラルを持った企業であることは言うまでもなく、それを体現できる体制資金力を持っている必要があります。

そういう意味で大手ハウスメーカーはその条件を満たしている可能性は高いです。

 

大手ハウスメーカーはCMや展示場にお金かけすぎているから高額と批判されていますが、知名度があるからこそ下手なことはできないというプレッシャーもメーカー側は感じているはずなので、施主にとってもそれだけのメリットはあるよと言うことはお伝えさせていただきたいと思います。

 

最後に

この欠陥住宅のニュースを聞いて不安になった方もいらっしゃると思いますが、その後どのような対応をするのかに注目してもらうとよりそのハウスメーカーの特徴が分かっていいのではないでしょうか。

評価を下すのはその結果を見てからでも遅くはないと思います。

僕も続報を追っていきたいと思います。

 

では、またパー