京都青紅葉紀行(祇王寺)&雇用に笑って雇用に泣いて | 関西金融マンおやじの京都・株日記

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関西の某金融機関に勤務し、趣味が京都めぐりのおやじの日記。
また株式投資も趣味で、思い付きをつれづれに書きたいと思います。

こんばんは。

 

まだ?6月ですが暑い💦

 

今日は30度位あるのではないか?

 

スーツを着るのが辛い季節?になりつつあります。

 

ヘルシーかつガッツリで暑さを乗り切ろう。

サーモンのムニエル作りました。

 

レモン汁も活用し、さっぱり頂きました😊

 

この方は。

うん。またテラス来たで。

 

と満足気なお顔。

暫くすると。

 

うわーい!めっちゃ嬉しい!!

 

と満面の笑みに。

 

この方にはカフェが栄養剤の様です😊

 

さて、今日の本題は京都青紅葉紀行です。

 

二尊院を通過し、奥嵯峨に向かう途中の奥まった場所に。

一面緑に覆われた祇王寺がひっそりと鎮座しています。

 

平家物語の悲恋の舞台である祇王寺。

 

時の権力者であった清盛に捨てられた白拍子である祇王がひっそ

 

りと暮らした草庵がここ祇王寺なのです。

楓のトンネルに覆われた砂利の細い小道を進むと。

茅葺屋根の門に突き当ります。

 

この門を潜ると別世界にいざなわれます。

一面青紅葉と青苔に覆われた碧の世界。

 

静かに碧の世界に浸り、心を癒します。

本当に素晴らしい世界。

 

紅葉の時期の祇王寺も素晴らしいですが、個人的には青紅葉の

 

祇王寺の方が素晴らしいと感じます。

庵の障子の合間から愛でる青紅葉も格別です。

苔に覆われた手水がより静けさを引き立てます。

 

手水に乗ったカエルさん、可愛い😊

 

時は水無月。雨の京都も素晴らしい。

 

今回も見て頂き、ありがとうございました。

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以下、株式市場に興味のある方だけお読み下さい。

 

週末の日経平均は38,683円で引けました。

 

週末の雇用統計、来週の日米中央銀行会合を控えて、膠着感の強

 

い相場が続いています。

 

昨日の出来高は3.4兆円。また足下ずっと一目均衡表の雲の中を

 

彷徨っています。

 

売買高の一番厚い価格帯が38,250円~38,500円であり、この

 

水準で積極的に買っていく感じにはありません。

 

外国人投資家も2週連続で売り越しています。

 

今週は雇用に笑って雇用に泣いた週でした。

 

週央には弱いJOLTS、ADP雇用報告を受けて、米株、SP500、

 

NASDAQは最高値更新。

 

再び米の利下げシナリオが復活したことが背景にありました。

 

米10年金利も一時4.27%まで低下しました。

 

一方週末に発表された米雇用統計は27.2万人増と予想に反し

 

て強い数値でした。

 

米10年金利は素直に反応し4.43%まで0.15%もの金利上昇を

 

記録しました。

 

金利上昇にも関わらず、米株は小幅下落に留まりました。

 

しかし、来週開催されるFOMCで、おそらくFRB高官はタカ派

 

姿勢を示す可能性が高いと考えます。

 

雇用鈍化が見られないこともありますが、インフレが本当に

 

鎮静化するためには株価が調整しないと無理だと判断している

 

からだと考えます。

 

米国の富裕者や高所得者は一定水準の株式を保有しており、

 

多少物価が上昇した所で消費意欲は落ちません。それが更に

 

物価を下げ難くしており、その連鎖を分断するためには株価

 

調整を実現する必要があります。

 

一方で中低所得者の懐は厳しくなっており、政治的にはなる

 

べく早い利下げが求められます。

 

FRBも予防的な利下げを実現することを求めており、その

 

ためには一旦株価の調整を起こすしかありません。

 

そのためにはタカ派発言をして市場金利を上昇させて、株価

 

を下げるしかありません。

 

その環境下で6月11日には米10年債の入札もあり、足下の

 

金利上昇圧力は強くなったと感じます。

 

また6月12日に発表される5月の米消費者物価指数もFRBの

 

判断の重要な要素になるでしょう。

 

その意味でFOMCまでは米株には下落圧力が掛かると予想します。

 

また日本株には2つの下落圧力が掛かります。

 

ひとつは前回も記載した自動車メーカーの認証試験の不正。

 

まさかトヨタが・・・

 

市場のショックは大きく週末のトヨタ株は3,219円。週間で

 

▲5.4%も下落しました。

 

日本最強のトヨタが不正。日本企業のガバナンスは大丈夫なのか?

 

外国人投資家の不信感が強まる懸念があります。

 

もうひとつはハイテクの雄レーザーテックの株価急落。

 

週末の株価は36,200円で週間で▲10.6%も下落しました。

 

背景は空売り投資家であるスコーピオン・キャピタルがレーザー

 

テックの会計不正を疑うレポートを公表したことです。

 

6月6日にレーザーテックが反論を公表し、週末は上昇しました

 

が、思いのほか反発は弱かった。

 

これが日本のハイテク株にケチを付けるきっかけにならなけ

 

れば良いが・・・

 

以上から日本株も暫く上値が重いと考えます。

 

また週末の米金利上昇を受けて、日本の10年金利が再び1%を

 

超えてくる可能性が高いことも上値を抑えそうです。

 

一方で先週の急激な金利上昇を受けて日銀も大胆な政策は

 

打ち難くなっています。

 

急激に円安が進行しなければ、少額の国債買入れ減額に止まる

 

でしょうか。

 

その意味では週末の決定会合が市場の流れを変えるきっかけ

 

になりそうです。

 

日銀決定会合は週末の6月13~14日に開催され、14日は

 

メジャーSQの日でもあります。

 

イベントだけでなく需給が変わるきっかけが今週末に到来

 

すると考えます。

 

足下の日経平均のチャートを眺めていると三角保ち合いを

 

形成しているとも感じます。

 

週末を受けて、上下どちらかに大きく振れる兆しでしょうか。