立教発祥の地&強過ぎる故の死角 | 関西金融マンおやじの京都・株日記

関西金融マンおやじの京都・株日記

関西の某金融機関に勤務し、趣味が京都めぐりのおやじの日記。
また株式投資も趣味で、思い付きをつれづれに書きたいと思います。

こんばんは。

 

概ね晴天でしたが夕刻に雨が降る変な天気でした。

 

今日から3連休。

 

仕事で一杯一杯になっていたので嬉しい連休です😊

 

早速。

ワンちゃんと新しいカフェを発掘。

 

昨年5月にオープンしたばかりのカフェ。

 

ワンちゃん連れの方で賑わっていましたが、嬉しくて最初から

 

笑顔でした😊

 

めっちゃ嬉しいね😊

うん。やっぱりカフェで過ごすのが最高やねん😊

 

苦手なワンちゃんも大丈夫😊

 

ワンちゃん共々まったりの連休が始まりました。

 

さて今回は趣向を変えて大阪の下町をご紹介します。

 

今回は大阪市西区は九条界隈です。

旅の始まりは阿波座に程近い木津川に掛かるざこば橋から。

 

この辺りは江戸時代はざこば魚市場として賑わいました。

 

桂ざこば師匠の芸名の由来はここだったのか!

 

今更ながらの勉強でした。

木津川には今も昔も沢山の橋が架かり、石碑で当時の賑わいを

 

確認することができます。

 

木津川を都合4回渡りました。

 

流石水の都大阪ですね。

ここは西区は九条。木津川沿いに昭和レトロの雰囲気の残る古い

 

町並みが拡がります。

一方で現代の象徴とも言えるタワーマンションも散見され、新旧

 

混在の街と言えます。

 

暫し歩くと。

趣のあるレンガ造りの教会に至りました。

 

川口キリスト協会。

 

明治7年(1874年)に居留区に暮らすアメリカ人によって建造

 

された150年の歴史ある教会。

教会の中は荘厳なゴシック建築で、とても美しい。

花の絵が描かれた珍しいステンドグラスが素敵でした。

欧米では幾何学模様の様なステンドグラスが一般的であり世界的

 

にも珍しいステンドグラスだそうです。

 

川口教会辺りは明治初期には外国人居留地が設けられており、

 

沢山の外国人が暮らしていたそうです。

 

しかし旧大阪港は木津川の河口であり、川底が浅かったことから

 

大型船が入港することが出来ず、次第に寂れ、神戸港にその

 

役割を譲ることとなります。

 

またこの界隈は。

大阪近代教育発祥の地でもあります。

 

鉄板の黒い碑を眺めていると立教?

 

立教大学は東京の池袋にあり、東京の大学でありますが、創設

 

者であるウイリアムズが1870年(明治3年)に大阪居留区で

 

英語学校を創設したのが由来だそうです。

 

ウイリアムズは後に1874年(明治7年)に築地で英語学校を

 

創設します。それが立教大学に繋がります。

 

他に梅花女子大学、桃山学院大学等、馴染みのある学校も確認

 

できました。

川口から西に向かうと茨住吉神社が鎮座しています。

 

1624年から400年。九条島の鎮守として見守っています。

 

現在の大阪の中心地は淀屋橋から谷町4丁目界隈ですが。

昔は九条が大阪の中心であり、この地に府庁や市庁が建造され

 

ました。

 

また大阪初の市電も九条から大阪港に向かう路線であり、今は

 

下町のこの地が大阪の行政の中心地であったことが偲ばれます。

九条の長い商店街を抜けてこの旅は終わります。

 

今後も京都中心のブログではありますが、時折大阪などの散策

 

も書きたいと思います。

 

今回も見て頂き、ありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以下、株式市場に興味のある方だけお読み下さい。

 

週末の日経平均は36,897円。+34円の小幅続伸でした。

 

場中には一時37,000円台を付け、1990年2月以来34年振りの

 

水準を付けました。

 

まさか!自分が社会人をしている間に37,000円を体験できる

 

とは思えなかった。

 

出来高も連日の5.5兆円の超大商いの盛況でした。

 

株価高騰の原動力のひとつはトヨタ。

 

2月7日の決算で最終利益で4兆円を超える予想を公表し、

 

その後連日の大幅上昇で週間で+12.6%も上昇しました。

 

トヨタの様な超大型株でこれだけ上昇するのは初めて体験

 

しました。本当に強い・・・

 

また木金はソフトバンクGRが相場の主役。子会社のアーム

 

の好決算を受けて連日の上昇。週間で+23.5%も上昇しました。

 

ローソンのTOB、三菱商事の大型自社株買い等、株主を意識

 

した動きも好感されました。

 

一方で悪い決算を発表した企業や期待に届かない決算を発表

 

した企業はここまで売られるか・・・💦と言う程売込まれました。

 

金曜の

 

帝人 ▲7.2%

日産自 ▲11.6%

富士フィルム ▲6.7%

 

は代表的に売り込まれた銘柄でしょう。

 

この様にソフトバンク、トヨタやハイテクの一部が強力に

 

買われ、一極集中の中37,000円を付ける展開でした。

 

それ故、日経平均が活況の割には相場全体を示すTOPIXは

 

小幅上昇に留まっています。

 

木金と値上がり銘柄が500超の一方で値下がり銘柄が1,000

 

以上あり、実感としては株が上がっている様には感じません

 

でした。

 

一極集中の結果としてNT倍率は14.43を記録し、やや歪な状

 

況になっていることは否めません。

 

以上、国内市場だけ見ても歪が見られ、そろそろ強い相場も

 

最終局面が近付いていると感じます。

 

と言っても週末の東エレクの決算が予想よりも良かったので

 

まだ上昇するかもしれません。

 

それでもSQを通過し、流れが変わる方が確率が高いと考えます。

 

活況な相場の中で中国関連銘柄中心に分散しながら売却を

 

行ってきましたが、木金で武蔵精密(7220)を売却しました。

 

EV関連の自動車部品を製造するホンダ系列の主要サプライ

 

ヤーであり、競争力を評価して購入しましたが、上昇して

 

も1,750円前後で頭打ちとなるため、どうするか悩んでい

 

ました。

 

また決算で好材料を発表する傾向が強い企業であるので、決算

 

当日2月8日に明確に1,700円を超えた所で売り始め、増収

 

増益に加え増配を発表した翌日に1,730円程度まで上昇した

 

局面で残りを売却しました。

 

後場に下落に転じ、結局1,679円で引けたので売って良かった。

 

でもあまり儲からず反省点の残る銘柄でした😢

 

また前々回から記載していますが、米商業不動産の問題が

 

拡大しないか注視しています。

 

今週はドイツのPBBが不動産の引き当てを増額し、投資銀行

 

が債券売りを推奨する等、ゆっくりですが問題が拡大しています。

 

結局の所、米国の急激な金融引き締めの副作用が顕在化し

 

ているのが原因であり、足下米経済が強いが故に再び米長期

 

金利が4.2%に向かっており、かえって金融引き締めを強化

 

していることに繋がり、それが悪い方向に向かわないか秘か

 

に心配しています。

 

その場合には債券投資が儲かるので、米長期金利が4%を超え

 

た局面で米国債はちょっとずつ購入しています。

 

足下は非常に強い相場。それ故に落とし穴が無いか?警戒し

 

つつ臨む局面が続きそうです。