こんな記事を見つけたので元タイヤメーカー営業員が対処法をww。
ガソスタでレンタカーを借りる際に営業トークを耳にする事ありますが令和も平成も変わらないかと。2018年にも空気充填に関する記事で触れたのですが
平成2年10月より労働安全衛生規則第36条に則り『特別教育を必要とする業務に「タイヤの空気充填業務」が追加されこれらに関する業務に従事する労働者に対し、特別教育を行う事が義務付けられています。とある様に最近の法律なんですね。企業の社長は各責任者並びに全従業員に。とこれを実施しないと社長に罰則。
なので昔ながらの昭和の自動車工場なんかは「しらね~」と云う人が未だに多いかも。
とは言えないのですが20~30年前なら工業校卒業して危険物持っただけでSSになだれ込むようにしてバイトから就職と云う人や同じく高校卒業後、技術専門学校へ進学して整備の資格を持ってその道、自動車ディーラー整備士やガソスタへと行く人も居るでしょうが経験上、結論から申すと「空気充填に関する特別講習」を受けているどころかタイヤに関する知識はほぼ無いに等しいと思っても間違いないです。
一度、ガソリンスタンドタイヤ責任者向け研修を担ったんですが店長やピット長という肩書を持った人たちを相手。
研修前の事前テストで知識を確認すると7割方、ド・怒素人レベル。
車の一般常識も織り込んであるので平均60点台後半の所、50点台前半。
今で言うカスハラの逆・・・。殿様商売ww。で怒り気味に。
「よくもタイヤ販売できまよすね~。ガソリンだけ売れば良いものを。研修後のテストで70点以下の販売店は他社メインにして貰って結構。当社の認定販売店の看板は取り消させてもらいます。」と啖呵を切って。そりゃ、ビビりますわね、同じ社内でSSの責任者に違いでタイヤメーカーの認定店の差が出来きてしまうのですから。
これもこの石油販売会社の部品部専務と仲が良かったので打ち合わせを出来た手法でもあったのですが笑笑。普通なら「あのメーカーの人間なんだ?ああ云うならもう扱わねぇ~」で終わりじゃねぇすか(笑)。7時間の研修で知識みっちり詰め込んで終了テストでは皆、平均85点以上でしたので。最後に「事前テストが悪かったら悪態ついて脅して良いと専務から指示の打ち合わせしてのドッキリでした」を暴露してお詫び。
受講者の一部は「嗚呼~とうとう、客の本社で本性あらわしちゃったよ。と呆れ気味だったそうです。
そうそう、話しは大脱線しましたがガソリンって二重課税やらドリガー条項と耳にする関連としてガソリンを売っても内、4割を更に税金をして取られています。
これらにより作業工賃、用品の販売に力を入れたいという事なのでしょう。
私も営業車、自家用車をお金の無い時は機械洗車でお金のある時は手洗い洗車を選んであげていましたよ。
で最後にタイヤワックスは「しなくて良いです」と極力断りましょう。
水性のタイヤワックスなら問題はありません。令和の時代に、油性は無いのか?
最後に残り溝ですが添付したリンク記事でもある様に新品時の(オフロード車用を除く)タイヤ溝はだいたい8㎜。そこから車検を通すだの法律上残っていないといけない残溝は1.6㎜。
この1.6㎜をいまから簡単に図る方法は100円玉1枚。
タイヤ溝のある部分に『1』の方からブッ刺して『1』が隠れなければだいたい1.6㎜は確保出来ている目安です。
まだある!と過剰意識も危険!!。隠れひび割れゴムの劣化によるバースト。最悪、白バイに横にピッタリ付かれタイヤ見られた日にゃ・・・整備不良で青切符と云う事も起こり得ますから。
そんな目に遭いたく無いのであれば気持ち2㎜以下になった時点で交換の準備を。
長々と失礼しました。