病院はそう云うところじゃありません | 逆転の準備でも始めないとね

逆転の準備でも始めないとね

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昨日、嫁さんから退勤定時を過ぎた頃に「あと30分~2時間以内で帰ります。そのあとご飯は作る」と帰るメール。結局、19時に帰宅して来たのだが

事情を聴くとこうだ。

不運な事に嫁さんは昨日救急のヘルパーデー。

昨日、日曜だというのに15時30分過ぎに救急搬送の通報、

しかも、ただの救急搬送ではなく曜日が曜日なだけにって救急ってそんなもの?って思うのですが札幌市内を数ヶ所たらいまわし回しされた挙句。と云っても電話上の受け入れ確認ね。

それで行きつくところが嫁さんの病院だったわけ。

南区始め途中の豊平区大きな病院無いのか?

 

しかも、通報地は真駒内。で、そこから大谷地へ搬送って・・・信号無視気味に爆走しても20分は走る距離。救急車には普通、医師免許持った人も同乗してるから解ったんべさ。

嫁さんの病院へ16時過ぎた頃到着して様々検査。心臓を取り巻く大動脈の乖離で救急車に乗車の時点では心不全気味だったのを病院まで持ちこたえたという状況。

どうやら大動脈解離の再発だったらしい82歳の男性。

病院搬送後30分で亡くなったそう。

30分とは言え搬送されてきて入院は入院。付き添いの人も病院に運ばれれば一命はと思ったのでしょう。

病院に着いた途端、亡くなったのは想定外?付き添いの奥さんも突然の豹変。

「お金は出せるので真駒内に近い葬儀場、霊園手配してくれ」

 

嫁さんが「病院でお亡くなりになった場合はご家族様の方でご遺体の搬送先、葬儀社、死亡届届け等々。全てご家族で・・しかもここは厚別区ですし」と親身になって説明してあげた嫁さんに向かって

「病院側で手配してって云ってるでしょと札束を投げて来たそう」

「拾って数え返したら40枚、40万円程。あった」と嫁さん。

「端から腹くくって小さな家族葬でもする目的で家出て来てると違ん?」と私が口挟むと

「それは違うっしょ。パジャマだったもん。」

「で、その、40万円に目が眩んで残ったと云う訳か…どうせなら2,3枚踏んだまま微動だにしなければオモロかったのに」

「ママぐらいのお婆ちゃんだったからさ、退勤後どのような葬儀会社があるか教えてたんだよ」

 

事情は分かったけど夕方に婆が病院にてパジャマ姿で札束持っているのって中々怖ぇなww。

 

ちなみに都市伝説レベルですが病院側で紹介してくれる葬儀社や墓石屋があったらズブズブの関係で中抜きされて割高という話も多いですからご注意を。

 

そう云った点、私は恵まれていた方で頭の回転は速かった方に自画自賛していますww。

父親が亡くなった際の葬儀社は中学時代、私が委員長をしていた委員会の副委員長が石巻市の葬儀会社の娘だったものでそのツテを利用し、お寺は高校のクラスメイトでお墓の区画も一般世帯の倍を確保&戒名代も相場の半分で話を付けました。