人それぞれだもの | 逆転の準備でも始めないとね

逆転の準備でも始めないとね

Twitter的不定期発信のほぼ日記ブログです。

実家母親の友人の弟さんが脳出血を伴う左麻痺となり昨年末に退院したばかりなのだとか。
私は脳梗塞なので病原は違うにせよ同じ左麻痺仲間なのですが、ウチの母親から
「その弟さんって云うのが病院の診断書を持って行って障がい者の運転免許更新をしに行ったんだって。
そうしたら落されたらしくて、医者は許可してるのに納得できないって怒っちゃってね。そんなに難しいの?」

「おいらは案外、簡単に復活できたけれど、年間、結構、居るもんなんですか?と聞いてみたら年平均10人報告しに来てに3人は落とされるって聞いたよ。だから不合格率30%と云う事だよね。」
「その場合、自動車学校からやり直さなきゃならないの?」
「知らんよ。経験してないものww。ちょっと資料見て折り返すわ」と数分後
「なんの原因で不合格か知らんが医者の診断書段階でOKと云う事は適性検査の条件反射あるんだけど警察官にガッツリ見られながら受けるやつ、それで警察官が落としたならば
免許取消後,3年以内であれば,技能試験及び学科試験が免除され,適性試験に合格すれば免許の再取得を受けることができるってよ」
と教えてあげました。
でも事前に警察官に止められて良かったと思わないと。もし、自分はOKでも迷惑運転して危害加える可能性だってあったわけですから。
あくまでも運転の可否を判断をするのは医師ではなく公安委員会となり、2014年の道交法改正により申告する事が義務化されました。

対象となる病状に関しては以下の通り。虚偽申告をした場合、既往歴が発生し事故を起こした場合は(1年以下の懲役、または30万円以下の罰金)の恐れがあるという事です。

・統合失調症
・てんかん
・再発性の失神
・無自覚性の低血糖症
・そううつ病
・重度の眠気の症状を呈する睡眠障害
・その他自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈する病気
・認知症
・アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒

我が家の嫁さんは数年前でしたら軽度と重度の狭間のうつ病に明らかに運転は難しそうな前庭性めまい症にあとは慢性的な爆睡症候群にアル中予備軍ですので
上記9項目の内、3.5項目はアウトかと。本気でうつの薬を飲んでいた時は免許の更新をさせるのもどうか悩みましたもの。全てにおいて条件反射が鈍く感じたので。

その当時の適正検査シュミレーターはこんなの。

ゲームセンターの様なドライブゲームでチョイチョイ障害物を入れて来て避けるゲーム?

見られるのはアクセル・ブレーキングワークとステアリングの操作スピード。運転中の目視動作等々。

油断すると「あの場面、何処見てました?」とまさかのミニテスト付きww。

当時の主治医診断は「運転は可能だが重度の障がい者」と書かれていた様で(笑)

余程不憫に思われたのか適性検査室から受付へ申請用紙1枚持って行くにも警察の方々が持ち歩いてくれていました。

使えないのは左手だけであって杖つかず歩く事もことできるし紙、一枚ぐらい杖つきながらでも持てるのにww。杖はあくまでもバランス崩さない為の補助よ。