この題名で2024年06月01日に投稿しました。確認してから読んでいただけると幸いです。
運動能力を失った者、運動機能を使えない子ども、どちらも運動機能を改善するためには、運動機能の訓練(運動療法)で練習する事で回復を図ります。
過去は自由に動いていた人が動けなくなれば、【リハビリテーション】でもって回復を図ります。
生まれた時から身体の自由を失った肢体不自由は、【ハビリテーション】でもって改善を図ります。
ここで記すのはハビリテーションであって、生まれた時から自由に身体を動かせない子どもたちの治療法です。
何処に座っていても、顔の向きを変えるだけ。手を動かして物を取るなどの作業。その小さな動きをする事で、座位バランスは変わるのです。でもバランスが変わっても身体がバランスを崩して倒れるなどの事はありません。
このバランス確保が正しくおこなえるように指導するのが、ハビリテーションなのです。
リハビリでは、筋力の弱い筋を一つあるいは二つ、筋力トレーニングする事もありますが、ハびりではその様な指導は行いません。
姿勢を保つだけでも多くの筋が使われています。身体の一つの動きには、多くの筋が使われ、そのバランスを保つためにも多くの筋が使われるのです。
しかし私たちは、動きを想像したり、動こうと思うだけで、その動きが自由にできます。動きのパターンが脳内に蓄積されており、その組み合わせも数えきれないほどの数です。
動きのパターンを脳内に貯めるために、単純な動きから学び、複雑な動きと進み、いろんな動きを体験して脳内にパターンとしての動きを蓄えるのです。これがハビリテーションの指導なのです。
ですから日常生活は、身体が脳内のパターンによって動かされているのです。体験の無い新しい動きが、学びの対象となっているのです。
乳児から幼児期にかけていろんな事を学習します。学習する事で発達していると言われます。
定型発達児が辿る運動発達の順に従い、一つ一つの動きと姿勢を根気よく教える事によって、肢体不自由の乳幼児が運動機能を獲得できるのです。獲得した動きは、脳内にパターンとして蓄えられています。
大学では脳と神経、神経と筋の働きと繋がりを研究しています。
動きを生み出す脳の仕組みと謎 | 脳研コラム | 新潟大学脳研究所(脳研)
https://www.bri.niigata-u.ac.jp/research/column/001306.html
覗き見をして、少し勉強してみては…
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