運動機能改善に大切な事とは・・・ | 肢体不自由の子どもと共に生きるのブログ

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肢体不自由の子どもと共に50年余を過ごしてきました。肢体不自由な子どもに変わり、その不自由さを知っていると自負しています。
肢体不自由に対して、私の思いや意見を記して参りますが、質問と理解できない点については、どうぞお尋ねください。

 【伸び悩む肢体不自由の乳幼児?】
 子どもの運動機能は改善されていますか? 子どもの運動機能は停滞しているのではないですか?
 国内の多くの肢体不自由の乳幼児や学童が、運動機能の改善がされないままに、改善する事を諦めています。
 「右を向いても左を向いても、知っている友達の肢体不自由の乳幼児や学童が、2歳の時や3歳の時の運動機能が最高として、脊柱の側弯や股関節の脱臼によって、運動機能は下がるだけで…」
 脳性麻痺や脳室周囲白質軟化症と宣告を受けた子どもたちが、運動機能の改善を見る事も無く学童になっているのが、国内の多くの子どもたちです。
 運動機能は、肢体不自由の子どもたちだけが訓練しているのではありません。ケガや病気によって運動機能が低下した人が、回復させるために訓練をしているのです。
 スポーツ選手の中には優れた運動能力を備えているのに、更に優れた能力を求めて訓練します。
 運動機能の改善の為には、その練習を誰もが毎日しているのです。それなのに、肢体不自由と宣告された乳幼児は、医療機関で治療を受けるだけで、家庭での練習はほとんど無し…?
 何故に家庭での宿題も無い、そんな治療が何処でも行われているのだろうか?
 〝生まれつき障害の子どもは、生まれた時の脳のダメージによって運動能力は定まっている。訓練をしたからとか手術をしたからの理由で、運動機能が変わるわけではない。〟 こんな考え方が蔓延しているのでは…
 運動機能が訓練によって改善されないのであれば、老人・病気療養後の訓練が昔からあった事が疑問に感じられるのでは…
 肢体不自由の治療には、訓練(運動療法)を正しく施す事が、運動機能を改善させる方法の唯一の方向なのでは…
 2歳の時や3歳の時が、最高の運動能力を表していたのは、その子どもの潜在能力であって、治療の成果や効果を表すような治療を受けていなかったからでは…
 乳児の時期から適切な指導を受けていれば、今の人生とは別の人生が送れたのかも知れません。

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