2023年9月27日、28日、30日、10月1日に神奈川・茅ヶ崎市の茅ヶ崎公園野球場において、サザンオールスターズ「茅ヶ崎ライブ2023」が開催されました。茅ヶ崎市といえばボーカルの桑田佳祐さんの出身地。単発ライブは2000年の「茅ヶ崎ライブ」以来23年ぶりで、茅ヶ崎でのライブ開催は2013年のスタジアムツアー『SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」以来10年ぶりでした。私もこのライブに当然行きたかったのですが、全て落選。9月30日と10月1日公演においては映画館でライブを楽しめる「ライブ・ビューイング」も行われるので、すかさず応募。こちらには何とか当選しましたので、昨日の1日に千葉市のイオンモール幕張新都心の中にある「イオンシネマ幕張新都心」で、「茅ヶ崎ライブ2023」を観てきました。
茅ヶ崎での会場の模様も開演前に見れましたが、当然ながら満席で、さらに近くにあるサザンビーチ茅ヶ崎にも多くの人だかりが！恐らく現地における音漏れ参戦とおぼしき人々でした。
一方でこちらのイオンシネマでも、多くのライブTシャツを着たり、法被を羽織ったファンの姿が居ました。スクリーン内もほぼほぼ満席で、何と当日はライブ・ビューイング観戦者が10万人とのこと!! 全国津々浦々の映画館で生中継していたのですが、この数にはただただ驚きでした。
さて、公演は終わりましたのでサザン公式からセットリストを拝借。
全25曲(私が観た10/1のみ26曲) を披露していました。公演時間はだいたい3時間弱くらいですね。2013年の「灼熱のマンピー」と選曲が似たような感じです。(3〜8曲目は曲順こそ異なりますが、全て「灼熱のマンピー」で演奏) 9曲目の「OH!! SUMMER QUEEN 〜夏の女王様〜」は先日のNHK MUSIC SPECIALでも披露されていたので、ある程度予想はつきましたが、意外だったのは殆どライブで披露されていない「君だけに夢をもう一度」を演奏したことでした。(ザッと調べた感じでは1991年の年越しでの当時未発表初演から数えて3回ほどしか演奏されていない) とはいえ、「勝手にシンドバッド」「ミス・ブランニュー・デイ」「みんなのうた」「YOU」「真夏の果実」「涙のキッス」「マンピーのG★SPOT」「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜」「栄光の男」「東京VICTORY」といったライブでは定番の曲も当然のことながら、かなり盛り上がりを見せていました。(「マンピー」はラストサビでやはり「放送禁止用語」言っちゃってましたが…) 「みんなのうた」ではやはり野外ライブで定番の放水がライブ会場で行われており、私も浴びたかったなぁと思ったのが正直な感想です。
今回のライブでは半数以上で桑田さんはギターを弾きながらの歌唱でした。意外とハンドマイクの曲はそこまで多くなく、やはり負担が掛からないようにこのような感じになったのか、はたまた桑田さんがギターを弾きたい気分だったのか。真偽はわかりませんがちょっと気になりました。今回のギターソロは「OH!! SUMMER QUEEN 〜夏の女王様〜」で得意のスライドバーを用いたギターソロ！メッチャカッコよかったです！
曲の締めやMCもいつもと趣向を変えた試みがありました。通常は桑田さんが締めますが、今回は関口和之さんや斎藤誠さんが締めることが多く、面白かったです。MCでのメンバー紹介も、サポートメンバーの紹介を桑田さんが行っていましたが、関口さんが「長い」と言ってMCを交代するというコントも。サザンメンバーの紹介は関口さんが行い、メンバーも「本当のリーダー」(関口さん)、「バンドマスター」(松田弘さん)、「最高責任者」(野沢秀行さん)、「総合プロデューサー」(原由子さん) とボケを放つ場面も。そして桑田さんには「ボーカルの桑田佳祐」のみ。関口さんのゆったりとしたMC、楽しませて頂きました。
原さんボーカルの「そんなヒロシに騙されて」は途中まではキーボード弾きながらの歌唱でしたが、間奏の後は前に出てきてハンドマイクで歌唱。さらにタンバリンを持った野沢さんも前に出てきて、桑田さん・原さん・関口さん・野沢さんでステップを踏みながら演奏・歌唱する場面もありました。
新曲は「歌えニッポンの空」「盆ギリ恋歌」を演奏。特に「盆ギリ恋歌」の盛り上がりは中々でした。サザンの新たなアップナンバーとしてライブ定番の曲になるかもしれません。
まだまだ語りたいことはあるのですが、長くなるのでこのくらいで。とても楽しい時間を過ごせました！手拍子のし過ぎで少し掌が痛いです。
ライブで披露された曲で私が投稿した曲はこちらから。
