テンペスト 3回目・4回目(ネタバレあり) | ともたちょぶろぐ

ともたちょぶろぐ

ライブ・ミュージカル・舞台鑑賞の感想を自由気ままにマニアックに綴っています

1月14日マチネ、20日マチネ、鈴木勝吾さん出演舞台「テンペスト」を観劇した。
三週連続でしょーちゃんの舞台観劇。
すでにしょーちゃん三昧な日々に幸せを感じる。


しょーちゃん出演シーンで一番引き込まれるのが矢崎広さん演じるカグラに演劇を始めたきっかけを思い出させるシーン。
「(カグラと)二人なら演劇を楽しめる」と泣きながらぴろしに言う姿にこちらも涙。
このぴろしとの一連のシーンのしょーちゃんの声色が感情が入りまくりと言うか、もう心の底から本気で言っている感が伝わって来て鳥肌が立った。
いつもはしょーちゃんの繊細な表情に心を掴まれるけど、
今回はそれプラス声色での表現にグッと来た。

この作品で一番好きなキャラは実は本田礼生さん演じるヒナタだったりする。
推しのキャラじゃないって言うね。(^_^;)
熱くて真っ直ぐで先輩想いなところに好感が持てる。
そして礼生くん面白い!
序盤のヒナタは井俣太良さん演じるギンに対して嫌悪感を抱くんだけど、
「ヒナタっす」と挨拶するシーンの去り際に太良さんに向かって何かやって行くのが日替わりネタ。
私が観劇した回では唾を付けて行ったり、持っていた剣を当てて行ったり、鼻をほじってこすりつけて行った時は「小学生かよ!」と思った。www
しょーちゃんの真似をして叩いて去った時もあったっけ。(笑)

鈴木拡樹さん演じるランがカグラに失礼な発言をした時は、
めっちゃ拡樹くんに顔を近付けて一言「はぁ?」だもん。笑ったわ。
仲間によって拡樹くんから離されるも、目を逸らさずにガン見移動。(笑)
礼生くんは表情や間が上手いので面白さ倍増だった。

立ち聞きシーンは今来た道をクルっとUターンして舞台セット裏を通って上手から下手に行くんだけど、
舞台セットと舞台セットの間(ステージ中央)を通った時にマリオジャンプをしていた。www
舞台裏で薄暗いうえに舞台セットと舞台セットの間はそんなに距離が無いからほんの一瞬なのにぶっこんで来た礼生くん最高。
下手移動後に舞台セットに寄り掛かったらセットが動いちゃって、
さり気なく定位置に戻していた。
立ち聞き後カグラに声を掛けられてびっくりするシーンで、
偶然ぴろしの足を蹴っちゃって舞台上で焦る礼生くんが可愛かった。

萩谷慧悟さん演じるゲキと一緒に踊るシーンが素敵だった。
礼生くん動きがキレキレで上手い。
ロンダートからのバク宙がかっこ良かった。凄い事が出来るんだね。


テンペストは作品もしょーちゃんと礼生くんの役柄も好き。
久しぶりに初見でストーリーを把握出来たのも楽しかった。
俳優さん達が舞台転換するのも見ていてほっこりした。劇団って感じ。
私は少年社中作品に触れるのは今回が初めてだったけど、
楽しかったのでまたいつか他の作品にも触れられたらいいな。