凪良ゆう「流浪の月」
「流浪の月」(著/凪良ゆう)を読みました。著者の作品は、初めてです。 冒頭のシチュエーションが分からず、何度か戻って読み返すようなことをしていました。気付いたら、ストーリーの中に一気に入り込んでいました。(冒頭については、ちゃんと分かりました。) 自分でない誰かについて、ちゃんと理解することって、どれだけ難しいことなんだろう、と思いました。分かっているつもり、理解しているつもりになっていることが、日々の生活ではあるんじゃないだろうか?と、心を揺さぶられました。“善意”って、何だろう?と、何度も考えさせられました。何事にも、謙虚でいることが大切なのかな…? 登場人物の中には、救いとなるような存在も出てきます。そういうものを信じていたい、と思いました。 流浪の月 (創元文芸文庫)Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT}