第九章 ドイツ流クラインガルテン市民農園
クラインガルテン(小さい庭)という言葉をご存知でしょうか
国内でも流行り始めたドイツ流の市民農園のことで
大自然の中で、作る喜び、育てる楽しさが味わえます
大自然四季満載山の中 6年間過ごした我が家です
小高い山の中腹に建てられた30戸ほどの市民農園
1区画100坪ほどの敷地に可愛いログハウス、畑、花壇があります
私はこの南の島に移り住む以前 2006年から2012年の6年間
このクラインガルテンで春夏秋冬を満喫して楽しく過ごしていました
南の島で海を眺めながらの生活を思いつかなければ
まだもっとこのクラインガルテンで過ごしていたかった
一日中 日当たりがよく住みやすい快適な生活を6年間過ごしていたクラインガルテン
6帖 ロフト部分から下を見る 近くの村営 お気に入り露天風呂
折々 楽しく過ごした6年間のクラインガルテンの生活を想い出巡り日誌ブログに
忘れかけている記憶を再び想い出して書き綴っていきたいと思っています
昔のアルバム写真を見てみようと思っても 直ぐには見つけることは出来ません
このブログは私には 想い出巡りのアルバムになっています
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春 夏 秋 冬
第九章 冬のクラインガルテン
6年間暮らした クラインガルテン
この山里は冬のシーズン 何週間も雪に閉ざされることがある
30戸のログハウス村の 冬の雪景色をいつまでも心に留めておきたい
雪の降る街を 雪の降る街を 想い出だけが 通りすぎてゆく
雪の降る街を 遠い国から 落ちてくる ♪
この想い出を この想い出を
いつの日かつつまん
温(あたた)かき幸せのほほえみ ♪
すべてをいますぐに知ろうとは無理なこと
雪が解ければ見えてくる
ゲーテ
忠告とは雪のようなものだ
穏やかに降るほど、長く消えずに残り、心に染み込んでいく
コールリッジ(英国の詩人・哲学者)
上の雪 さむかろな つめたい月がさしてゐて
下の雪 重かろな 何百人ものせてゐて
中の雪 さみしかろ 空も地面(ぢべた)もみえないで
積もった雪 金子みすゞ
雪の降る街を 雪の降る街を
足音だけが 追いかけてゆく
雪の降る街を ♪
ひとり心に 充(み)ちてくる この哀(かな)しみを この哀しみを
いつの日かほぐさん 緑なす春の日のそよ風
欲深き人の心と降る雪は、積もるにつれて道を失う
高橋泥舟(武士・幕臣)
悲しめる心よ、落ち着いて悔ゆるのをやめよ
雪の後ろには太陽が照っている
ヘンリー・ロングフェロー(詩人)
嘘は雪ダルマである、長く転がせば大きくなる
マルティン・ルター(宗教改革者)
雪の降る街を 雪の降る街を
息吹(いぶき)とともに こみあげてくる
雪の降る街を ♪
誰もわからぬ わが心 このむなしさを このむなしさを
いつの日か祈らん 新しき光降る鐘の音(ね) ♪
結婚は雪景色のようなものである。
はじめはきれいだが、
やがて雪解けしてぬかるみができる。
山本有三
青いソフトに降る雪は
過ぎしその手か囁きか
白 秋
クラインガルテンの想い出を巡って 第一章 2016.3.17
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