8/24
近所のゲオが100円でレンタルしていたので、普段なら絶対に見ないようなものを借りることにする。「世界最強虫王決定戦第六弾 国産カブトVSオオエンマハンミョウ~誇りをかけた大死闘~」に決めた。虫同士を闘わせて、どいつが一番強いのかを決めるシリーズのようだ。
そんなジャンルがあったなんて。もしかしたら世間ではとっくに虫バトルブームがきて、そして過ぎ去った後なのかもしれないが、とりあえず僕はそんな変なジャンル知らなかった。「誇りをかけた大死闘。人間が無理やり闘わせといて何の誇りをかけるんだよ。虫たちにそんな意識ないはずじゃないか」思いきりバカにしてやろうとDVDを再生する。
やべえ。面白い。虫すげえ。肉食虫すげえよ。確かにこいつら、誇りをかけて闘ってる。かどうかはさすがに微妙だけど、少なくとも闘いたくて闘ってるのがありありと伝わる。中には食欲だけのやつもいて、カマキリなんかは始めから相手を食ってばっかりなんだけど、それもキャラとして光っている。なべやかんの解説がボキャブラリー少なくてちょっと興ざめだが、それでも楽しめた。
虫を可愛いものとして愛でる人が見たら、本当に怒るだろうな。相手バラバラにしちゃったりするから。
8/23
新宿中央公園のあたりをフラフラ歩いていると、陽気な音楽が聞こえてきた。盆踊りだ。しん・しん・しんじゅく・しんとしん、というサビが耳にむずむずする「新宿新都心音頭」に合わせて皆が躍り回っている。別に悪い曲ではないのだが、子供のから「八王子音頭(太陽踊り)」を聞いて育ってきたので、そっちのインパクトの方が強く残ってしまっているのだ。
公園広場を抜けたところに長蛇の列が並んでいたので、お祭りでビンゴ大会かなにかあるのかと思って後ろについていったら、炊き出しの列だった。どおりで臭いと思ったよ。
8/22
0時からオールナイトでイベントがあった日。それとは関係ないが、イベント明けに何人かでよったマクドナルドにて、正月に食べるお雑煮の論議になる。どうやら紀伊半島のあたりではお雑煮の餅にアンコを入れるそうだ。甘いお雑煮……。それだけならまだしも、きなこまでつけるという。じゃあ「甘いお汁粉はないんですね?」と聞いたら「ある。ぜんざい」と返された。どれだけ甘いもの好きなんだよ。向こう側の反論としては「昔はその辺りが日本の中心だったんだから、そういう食べ方がそもそものスタンダードなんですよ」とのこと。今の日本人でよかった。