怪談サークル とうもろこしの会 -304ページ目

9/10


脱出ゲームというイベントに出演させてもらった。僕はアフロのダンサーの役だ。3日間やって、3日目のこの日初めて、お客さんから「キモーい」という言葉が発せられるのを聞いた。そうだよ、キモくするようにやってるから、あんたの反応が一番いい反応なんだよ、あんたが俺の一番いい客なんだよ、そこんとこ勘違いしないどけよ。と、まあ、、ダンスしながら、そう、思った。

9/9



最近、DVDレンタルで借りた外国映画は、吹き替えで見ることにしている。
と言うとちょっと怒る人がいるのだが、別にいいかな、と思って見ている。確かに演技がオリジナルでなくなったり、音響の設計が雑になったりするから良くないみたいな言い分は分かる。でも、本来の映像と字幕という二つの異なったレイヤーを同時に見るのは、はたして映画の良い見方なのか?という気もしてくる。試しに日本映画を字幕ありと字幕なしで見てみると、印象がずいぶん違って見えると思う。話してる言葉が分かることに変わりはないのに、だ。外国人は他言語の映画は字幕でめったに見ず、たいてい吹き替えで見る、という意見も聞く。このあたりは、ちょっと複雑な事情も絡んでくるから一概に参考にはできないけど。たとえば過去の植民地政策から英語・仏語がそこそこ分かる土地柄だったりとか、日本人は漫画文化があるから映像と言葉を同時に見ることに慣れてるとか。そこらへんのことが関係してくるのではないだろうか。
しかし、最近は映画を字幕ではなく吹き替えで見る人が多いとも聞く。主な理由は「字幕を読むのが面倒臭いから」らしく、それはそれで映画をちゃんと面白く見るための正当な理由になり得る意見だろう。現在、映画館では吹き替えより字幕の回が圧倒的に多い訳だが、それが逆転する日も近いのだろうか?
で、そんなこんな吹き替えで映画をちょろちょろ見ているうち、韓国映画の吹き替えがたいそうレベルが高かったことに気づいたってのは言っておきたい。 声優の演技もかなりレベルが高いし、特に音響設計(背景の音をあまり削らなかったり、遠い声と近い声で遠近の差をつけたり)などは、ハリウッド映画の大作の吹き替えと比較してさえワンランク高いような気がする。これはなんでだろう?おそらく、と僕は思う。韓流ドラマとかの影響なのだろうか?韓国ドラマが日本に大量流入し、声優陣の力の入れ方や音響効果スタッフの投入のレベルが底上げされたからではないだろうか?それに反して、今までちょっとないがしろにされてきたハリウッドなどの映画関係の吹き替えは、追い抜かれる形になったのでは?してみると、もしかしたらアメリカのものにしても、CSIみたいに日本の地上波で放映するドラマの方が、ハリウッド映画より「日本語吹き替えレベル」が高いのかもしれない。そして、そのうちハリウッド映画も吹き替えで見るのが主流になってきたら、そっちのレベルも高くなってくるのかもしれない。ゆくゆくは映画マニアなら吹き替えで見る、という時代がくるのかもしれない。
さて、ここまで言っておいてなんなんだが、僕がDVDの映画を吹き替えで見る理由はそんなこととは一切関係ない。最近、AVのサンプル動画をパソコンで探しながら、その横で映画を流し見ていることが多く、字幕を確認することが物理的に無理だからだ。それはそれとして正直に言っておく。


9/8


アマゾンの低脳が。
さきほど、僕のヤフーメールに、アマゾンが“「うちの妻ってどうでしょう?」2巻などのおすすめ”というタイトルのメールを送ってきやがった。それを見た途端、「あっ!福満しげゆき先生の新刊が出ている!」とバイト中にもかかわらず(といってもアスクルについての日記を書いてただけだけど)本屋に買いに飛んでいく僕。そして歩きながらパラパラとページを繰っていったらビックリ。とっくの昔に発売されて購入したものだったのである。
既刊本を思い出したようにすすめるなよアマゾン。新刊が出たと思っちゃうだろうが。バカ。仕方ないから副会長に「オマケするからさ」と売りつけることにした。消費税分は僕が負担してあげようと思う。