
再サポ愛知
福祉番組「ともみとともに」
理事長高坂朝人さん。
法人化から6年以上がたった。
「非行少年・少女の本音と希望を基に、
再非行防止サポートを実施し、再非行を減らし、
笑顔を増やしたい」
そんなミッションのもと、
コツコツと活動を広げてきた。
行なっているサポートは主に4項目。
・鑑別所・少年院サポート。
面会をしたり、手紙を書いたり、施設にいるときに信頼関係を築く。
・就労・就学など社会でのサポート。
余暇支援・勉強会も
・衣食住サポート。
自立準備ホーム
・家族向けサポート。
親向け・兄弟向け(電話・メール・面談相談)
サポートしているうちに、
ある問題が浮上してきた。
鑑別所に入る少年少女のうち6人に1人が、
知的障害や精神障害、発達障害があることが
分かった。
そのほとんどが福祉サービスを利用していない。
障害があるから罪を犯すのではない。
障害受容がないために、
社会に受け入れられなかった、
社会とうまく繋がれなかったことも
要因だと思う。
そこで今までの再サポの活動と
福祉現場で働いてきた実績を
融合させていかしていこうと
KOSE株式会社を設立。
共同生活援助KANADEホーム(グループホーム)と
就労継続支援B型事業所One Heartを開所した。
今年開所したB型事業所は、
まだ定員に余裕があり、見学もできる。
↓
罪を犯した少年・少女が着実に更生し、
社会復帰するには、まだまだ壁がある。
自立準備ホーム制度ができて10年。
全国に450あるのに、
全国組織がないのも驚きだ。
地域で更生していくことは大切だが、
誰も知らないところで頑張りたいと思ったときに、
全国組織で繋がっていたほうが、
サポートしやすいのではと思う。
発展的な素敵なお話が聴けると思う。
(申し込み終了)
高坂さんが大切にしている思いがある。
「自分と未来は変えられる。でも、一人では変えられない。」
非行を繰り返し、
15回逮捕されたという高坂さんが、
変わることができたのは、
守るものができたこと。
そして裏切られても信頼し続けてくれる人たちがいたこと。
「少年・少女の再非行を減らすことは、
被害者を減らすことになる。」
高坂さんの言葉に納得。
泣かせてきた人たちに、
直接お詫びはできないかもしれない。
でも、被害者を減らすことで、
社会に恩返しできるのではないか。
これからも高坂さんの、
そして再サポの活動を応援していきたい。
さて、高坂さんが
以前出て下さったときのブログはこちら。
初めてのときは、なんと8年前。
高坂さんは20代だった。
真摯な姿勢は変わらない。
素敵です。
