すべての子ども
先日、瀬戸電に乗って
娘と栄に行きました。
参加したのは
「未来を創る学びとは?
~みんなで考える『すべての子ども』の
学びを保障するには~」
1部は
元 文部科学省事務次官の前川喜平さんと
A-session代表の上井靖さんの対談
いつも素敵なファシリテーターぶりを
発揮する上井先生。
前川さんとの息もぴったり。
前川さんのお話も
とても分かりやすくファンになりました。
前川さんが企画をした映画
ものすごく良さそうです。
予告編にぐっときました。
2部は
多様な立場の方たちが登壇して、
みんなで語る
「未来を創る・共に学ぶ場のデザイン」
不登校経験者・非行の子ども支援者
外国につながる子ども支援者
人工呼吸器ユーザー・車いすユーザー
小学校6年生の女の子
私の大好きな高坂朝人さんも
登壇されました。
↓
うちの娘は特別支援学校出身で、
就学時、学校選びに奔走しましたが、
地域の学校に行くということは
全く選択肢にありませんでした。
知的の学校か肢体の学校か、
それとも越境かと
3校を見学・体験し悩んで
知的の学校での重複学級を選択しました。
その選択に後悔はなく、
娘も楽しい学校生活を送ることができたと
思っています。
でも重い障害があっても、
地域の学校に行くという選択もありだなと
思っています。
というか「地域の子」なので
行ける権利があるのだから、
自然な選択だと思います。
でも、正直、受け入れには地域格差があり、
なかなか希望通りにはいかず、
大変な思いをしている方たちも
多いようです。
通えたとしてもお客さん状態だったり、
親の付き添いが条件だったりだと、
子どもにとっては良い環境ではないですよね。
「すべての子」は「すべて」の子
「すべて」は「みんな」
そこに漏れがあれば
「みんな」でなくなってしまいます。
「同じ空気を吸う大切さ」という話が
ありましたが、
触れあうことが知ることにつながり、
知ることが理解の一歩に
なるのではないでしょうか。
人はみんな幸せになる権利があると思います。
人によって「幸せの基準」は違うけれど、
みんな「自分にとっての幸せ」を求めて
アクションをおこすのではないでしょうか。
そして「自分にとっての幸せ」が
「誰かにとっての幸せ」につながる。
子どもたちにとっての「学び」は、
教科書だけではなく、
関わり合いの中で生まれ、
関わることで育ちあうことができるんだと
改めて感じることができました
さて、人工呼吸器ユーザーの子どもたち
バクバクっ子の日常を紹介した本、
発売されています。
この日、登壇していた人工呼吸器ユーザーの
中学生・林京香ちゃんのお話も
載っています。
↓
バクバクっ子の
幸せな日常を感じることができる本です。
まずは知ることから。
ぜひ、お読み下さい。
こちらで購入できます。
↓



