ヨーロッパ女ぶらり一人旅 -5ページ目

2000.11.21 ドブロブニク

ドブロブニク
ドブロブニクに着いたはいいが、地元人ばかりのバスに一晩いるとなぜか疲れた。

なんといってもバス停に着くたびに明かりがつくのでろくに眠れなかった。

となりの座席の人はいい人だったが私は疲れ切っていたのでそっけない日本人だと思われただろうな。

ただ、夜明け前あたりからアドリア海にそってバスが走り、車窓のながめがすごくよかった、ちょっと感動。

草木のあまり繁っていない山々が連なっていたり、なんだかスカイ島を思い出した。


終着のバス停では宿のおじさんが待っていてくれて安心。

このおじさんがとてもいい人で、いごこちのいいプライベートルーム。

おばさんは買い出し途中だったみたいで気さくなかんじ。

聞くところによると二人子供がいて、そのうち一人は結婚してザグレブに住んでいる。

その人は教授で、日本文化に詳しいらしい。

で、新聞に記事を書くことがあり私がザグレブでお世話になったディーナさんとも知り合いだということらしい。

なんか人のつながりを感じた。

ちなみにアイヌについて書かれている記事を見せてもらった、子供の書いた記事はすべてとってあるっというご両親。

さて部屋に到着。

なるほどシーズンオフなせいか私一人で使うお部屋にしては広い。

ファミリールームで、2部屋ついていてもちろんバストイレつき。

ベッドのひとつはソファベッドになっていて、ディーナのお部屋もこのタイプだった。

こちらはソファベッドというスタイルが多いのかしらと思う。

宿のご主人は全部好きに使っていいといった、なんだかうれしい。

なぜかソファベッドがうれしくって疲れていたので寝る。

少し寝てすっきりとしたところでさっと身支度。

おじさんが貸してくれた街のガイドブックを片手にまずは読書。

おばさんが紅茶とお菓子を出してくれた。


街の中心部へはここから歩いて15分くらいのところ。

まずはメインをぶらぶらする。

途中旅行代理店やクロアチア航空案内所で情報収集したり、海を眺めたり。

ちなみに飛行機代というのは日本同様航空会社でよりも旅行会社を通したディスカウントチケットの方が断然安い。

しかも片道よりも往復のほうがなぜか安くなるというしくみ。

ウィーンからドブロブニクまで夜行バスを乗り継いで二日かかったところを飛行機だとなんと3時間ですむ。

帰りは飛行機で帰ろうと決心した。

インフォメーションにいくとインターネットカフェがあるという。

さっそく行ってみる。

ひさしぶりにメールを友人へ出した。

ところでこのカフェではプレステもできるみたいで地元のちびっ子がたくさんいた、楽しそう。


おなかがすいたのでランチにする。

城壁門近くでちょうど12時からオープンするレストランを発見。

見るからに高そうだけど、海が見えるというバルコニーでランチしてみたい。

で、奮発して店にはいる。

魚のリゾットにスープとプリン、飲み物は水。

クロアチアは水が無料というのがうれしい。

海を見ながらおいしい食事をいただく、なんて贅沢な瞬間だろうと思ってうれしい気分になる。


それから今日は周辺をぶらぶら散歩する。

なんと途中から雨が降ったりやんだり。

ヨーロッパは11月になるとどこもかしこも雨なのだと実感。

ただ、ここドブロブニクは11月にしては暖かい気がする。

おなか一杯になったところでぐるりと城壁めぐり。

街全体が城壁で囲まれており、その城壁上が現在遊歩道になっている。

入り口付近におみやげ物やさんがあるなっておもったら、チケットを売っていてなんと城壁を歩くのにお金がいるのだ。

しぶしぶお金を払い上に登ったとたん雨!

一気に気分が憂鬱になったけど雨宿りした所付近でおじさんたちが工事をしていて、ひまつぶしにいろいろお話。

ディープに旅ネタを仕入れれるほどあれこれお話できたわけじゃないけど、でも地元人と気さくにお話できるのって楽しい。

旅っていいと思う瞬間。

少し雨宿りしたらやんだ雨、その後はすかっと快晴に。

アドリアンブルーがとってもきれいでずっと見てても見飽きない海。

海の色って場所によってほんとに全然違うって思う。

ひとつの海なはずなのになぜ?なんて思いながら歩く。

ひたすら海を見ていた一日でした。


【本日の旅の費用】
プライベートルーム 100KN
ネットカフェ 25KN
ランチ 60KN
城壁 10KN
はがき&切手 15KN
トータル  210KN(2520円)

2000.11.20 ザグレブ

ザグレブ


昨夜のウィーン行きの列車では途中アメリカ人の女の子二人乗り込んできて大騒ぎ。

ハイテンションな二人は私が日本人だとわかると「ピカチュウ大好き~」とおおはしゃぎ、オーストリア人の男の子達がやってきて音楽かけてコンパートメントはディスコ状態に・・・。

楽しいけどちょっと疲れた。


ウィーン到着後お別れして私はザグレブへ行くべく夜行バス乗り場へ。

なんとバスの到着が遅れており夜中の一時出発となった。

その間極寒のなか待つのほ本当につらかった。

けどおかげでザグレブ在住の英語の話せる女性とお友達になった。

彼女は新聞社に勤めているディーナさんという人で、早朝ザグレブに到着後、彼女のおうちに招待されることに。

見知らぬ人のおうち、なのでちょっと警戒しつつ、まあお友達になったきっかけは私から話しかけたことだし大丈夫だろうとついていく。

私がドブロブニクに行きたいと思っているむねを伝えるとバスと飛行機での行き方をいろいろ調べてくれた。

結果、夜9時発の夜行バスがあるというのでそれに乗車することとなった。

まずは彼女のおうちへ行く。

バスターミナルからトラムで乗り継いで約30分くらいのところ、日本によくある社宅マンションのようなつくりで一番上の4階に母親と一緒に住んでいる。

さっそく暖かいシャワーをあびて朝ご飯をいただく。
私はとりあえず疲れていたのでとりあえず寝る。

ちょっとだけ寝るつもりが、起きたらお昼過ぎ。


かなり深い眠りだったようで起きたらすっきりとした。

みんなちょうどこれからお昼ごはんを食べるという時、メニューはおかあさんが作ってくれたクロアチア料理。

スープのなかに人参とヌードルが入ったものをまず食べる。

それからロールキャベツのようでなかにミートが入ってるのとごはんが入っているのをパンと一緒にいただく。

味はなかなかのもので、普通のクロアチア料理というのが味わえてうれしい。

それから日本のお話をする。

「俳句」「アイヌ」「本州」「お茶」などの単語がでてきてびっくり。

インターナショナルにいろんな国の人とお話をするのが好きらしく友人に日本を研究している方がいるとか。

民宿のこととか教えてあげるとよろこんでいた。

そんなこんなで楽しくおしゃべりしているうちに2時すぎ。


ディーナはお仕事に出かけるので、私はザグレブの市内観光にでかける。

ここからトラムで20分ほどで街の中心部につく。

とってもスムーズに街にでることができた、便利なところにすんでいるんだなー。

街の中心に位置する広場は共和広場という。

首都としてはせまい気がしたけど、街自体がけっこう小さいのでこれくらいのものかなって思う。

全体的にこじんまりとした国だという印象。

インフォメーションがあったので訪れてみると、なんと日本語パンフレットを発見。

結構観光客がいるのかもしれない。


まずはSt.ステファン寺院へ行く。

外は思いっきり工事中、で中はステンドグラスがシンプルに縦長にモザイク調であっていいかんじ。

ここから市場にいくも、もちろんこの時間だとすべてクローズ。

そこからぶらぶらと石畳を散歩する。途中の石の門には角にマリア像があり、灯されているろうそくがきれい。

熱心に祈っている信者を見かけた。

ここからまた広場に戻り、メインストリートであるイリツア通りへ。

ベネトンが出店していて、結構都会的な雰囲気。


5時をすぎると日が暮れてしまいマンションに引き返す。

マザーがお出迎えしてくれてよるごはんまでいただく。

夜行バスの時間まで部屋でごろごろしてドブロブニクへむけて出発。


【本日の旅の費用】
夜行バス 162.6KN
トラム 10KN
トータル  172.6KN(2071円)

2000.11.19 プラハ

黄金小路
朝起きたら寒かった。どうやら暖房がついていなかったらしく、ヒーターのスイッチを適当につけると暖かくなってきた。9時にオーナーがやってきてチェックアウトするという予定。だけど時間の10分前にはやって来るとは。少し待ってもらい、あわただしく身支度。プライベートルームなので荷物を預かってくれるというサービスはないらしくとりあえず駅に荷物を預けに行く。
まずはメトロの一日券を購入し乗り込んだところで検札。無賃乗車すると罰金を払わされるというしくみらしい。荷物を預けるべくコインロッカーを探すがわからず、かわりに手荷物預かり所があるのでそちらへ行く。
身軽になったところで早速市内観光、プラハ城を目指す。メトロに乗って、途中トラムに乗り換えてお城の前まで行く、らくちん。山の上にあるせいかめちゃくちゃ寒い。途中でおばさんにもらったカイロが役に立つ。まずは門をくぐると広場になっており、そこに教会が面していたり像が建っていたりと典型的なヨーロッパのお城。それに見晴らしのよい眺めが加わる。プラハの街並みが一望できてきもちいい。ところどころ煙が家々から立ち上っていて暖炉なのかと考える。銀杏などの紅葉とマッチしていてきれいだなとしばしくつろぐ。逆光なのでうまく写真はとれないだろうけどトライ。城門には衛兵がおり紺のロングスカートがかっこいい。衛兵には身長制限があるのだろうか、みんなきりりとしている。
門をくぐってインフォメーションでチケットを購入する。まずはビートル大聖堂に入るつもりが日曜日でミサ中、遠慮する。マップにしたがうと次に旧王宮がある。社交ホールはこじんまりとしているが板張りで外の眺めがいい。バルコニーもあり、そこからも眺望がいいけどなにしろ寒い。しかも団体観光客がうようよーといてあまりゆっくりできない。2階にも部屋があり、天井や壁にチェコの国旗と思われるものなどのフレスコ画らしきものがある。すべてチェコ表記の説明なのでまったく理解できないのが残念だけど興味深い。続いて修道院へ行く。
昔のものがたくさん残っているようだけど疲れたのでちらっと見ただけでカフェに入る。なんとメニューに「Soup」の文字があったのでオーダー。身体が暖まってホッとする。パワーがでてきたところで黄金小路という小さなストリートへ行く。カラフルなふるい小さなおうちが集まっていてどこもこれもかわいいの一言につきる。その中のひとつに「カフカの家」というのがあってなかは俗っぽいおみやげ物屋となっている。
あたりをぶらぶらしながらミサが終わったという大聖堂へ引き返す。私にとって最大の見所というのはミュシャのステンドグラス。実際に目にするとお目当てのものよりそのまわりにあるミュシャとは違う作者によるものもなかなかいいなって思った。同系色の色がきれいにちりばめられていてきれい。ステンドグラスの下部分にはお墓がならんでいた。上には有名な人の礼拝堂というのがあって、どれもこれもキンキラキンだ。ただ祭壇というのがなくって正面にキリストのステンドグラスがあるのが素敵だと思った。大聖堂を出て、火薬塔へ行く。それから黄金小路周辺が気に入ったのでまたぶらぶらとする。
さて、プラハ城を出た後は城壁にそって下り坂を歩く。軒にはおみやげ物やさんが並んでいる。下におりるとオールドシティまでトラムで行く。途中芸術家の家々を通る。さすがにおなかがすいたのでランチにちょっとゆっくりとする。観光客むけのお店で、日本語メニューがあった。ここでビール+チェコ風ライスつき肉炒め+デザート(フルーツのサラダ)。一時間くらいかけてゆっくると食べる。
それからオールドシティ広場周辺にたっている土産屋さんや季節柄かクリスマスショップをひやかして、ユダヤ人地区へ行ってみた。新旧シナゴーグを見てみたたくって訪れると、ユダヤの祭壇や文字が並んでいる。外観のわりにはとても小さい内部で、となりにある時計がユダヤ文字だった。この後ユダヤ人墓地を外から見たり銀座通りをぶらぶらしたりする。
時間になったので駅に戻り、一路ウィーンまで列車に乗る。そこから今日は夜行でクロアチアの首都ザグレブへ。


【本日の旅の費用】
鉄道 739KC
カフェ朝ご飯 100KC
メトロ一日券 70KC
ロッカー 15KC
プラハ城 120KC
シナゴーグ 200KC
ランチ 247KC
テレカ 175KC
トータル  1666KC(4332円)