2000.11.24 ウィーン
ひと晩寝たら腰の痛みも治まっているだろう、と思っていたら・・・全然よくなっていなかった。
起きるのにも一苦労するくらいの腰の痛みで朝シャワーを浴びるのはやめておいた。
まずは階段を下りるのもしんどいと思いながら朝ごはんをいただく。
大好きな紅茶を何杯もおかわりするうちにちょっとましになった。
チェックアウト後とりあえずに持つを預かってもらい外に出る。
まずは昨日手配していた飛行機のチケットを取りに行く。
それからシェーンブルク宮を訪れていなかったのでそこへ向かう。
駅から歩いて5分くらいの距離、駅を出たところで観光客らしきカップルが歩いていたので後をついていくとたどりついた。
入り口が工事中になっていたので、シーズンオフなんだなと思う。
私が入場しようとしたときにすでに出ていた日本人ツーリスト客がおり、びっくり。
団体旅行は朝が早いな~と思った。
チケットはいろんな種類のものがあり、わたしはガイドなしのチープなタイプにする。
久しぶりにお城めぐりをするので、日本語オーディオでもあれば借りてじっくり聞きながらまわりたいと思っていたのになかった。
けど、日本語の説明書を手渡されたので満足。
40あるというお部屋を見て回る。
エリザベートはオーストリアの伝説の人、といった雰囲気。あちらこちらに写真がおかれ、きれいな人だと改めて思う。
夫の書斎や質素な寝室など興味深いところがあった。
興味のわくところはじっくり、それ以外のお部屋はさっと見て回る。
途中に出会った日本人のツアー解説者いわく、マリアテレジアの寝室は黄金装飾で100億円するというものがここの目玉スポットという。
で、その寝室は豪華絢爛なものであまり趣味のいいものではない気がする、というのが率直な感想。
ベルサイユ宮殿の派手派手に比べたら落ち着いていていいとは思うけど、つくづく日本のお城ってシンプルですてきだと思った。
最後に、ふとおきまりの絵がたくさんっていう飾りが他の宮殿にくらべてここは少ないという気がした。
それから庭園にでてしばらく散歩。
ところがまたまた腰が痛くなってきた。
庭園は向かいになだらかな丘があってそちらから宮殿を眺めることができるんだろうな、というところ。
でも、寒いし腰はいたいし・・・上まであがることを断念して引き返す。
近くのカフェでとりあえず休むことに。
ザッハートルテがあったのでオーダー、ものすごくおいしくってびっくりした。
チョコレートってこんなにもおいしいものかと思った。
ウィーンのカフェで、おいてあるゴシップをざっと眺めて時間をすごす。
熱い飲み物がとっても気持ちいいし、ソファがものすごく座り心地がよくていい。
宮殿を後にひとまずカールスプラザへ戻る。
今日でウィーンとお別れかと思うと、街をぐるっと一周しているリンクをトラムで一周することにした。
見納めだなっておもいながら窓の外をみていると変わった建物が見えてきっと「フンデルトワッサー」のものかしらと思った。
建物を間近でじっくりと見に行きたいとも思ったけどなにしろあまり歩くと腰に響くと思いやめておく。
で、YHで一休みしようともどりロビーで休憩。
それからメトロにのり、すかさずあいている席を見つけて座る。
何しろ腰をいたわってやらねば。
空港までは4~50分。
ウィーン空港は関空にくらべるといまいちだけどクロアチアに比べるとすこぶる立派なところ。
なつかしの免税店もたくさんあってなんだかうれしくなる。
伊丹空港をもう少し大きくしたくらいだなって思いながらうろちょろ。
30分前から乗り込むことができるのでさっさと飛行機にのる。
窓側の席でラッキー。
けっこうすいている気がする。
離陸後の窓の外から見えるオーストリアの夜景がいいと思った。
道路の電気がきれい。
猛烈におなかがすいていたので機内食がものすごくおいしく感じられた。
ボックスに豚ナシマークが入っているあたりがトルコ航空だと思った。
さて、目指すイスタンブールは時差があり実際に乗っていた時間は2時間程度。
到着してパスポートコントロールを済ませ、あたりをみわたすとアジア人がたくさん。
ウィーンとちがってここはアジアなのだと思った。
フライトでちょっと耳がいたくなってしまって気持ち悪い。
夜8時で、疲れていた。
早くおちつきたくって、テレカを買いYHへ予約を入れる。
とりあえずタクシーで宿へ向かう。
窓から見えるはじめてのトルコの風景は夜だということもありいたって普通に見える。
このタクシー運転手、いい人なんだろうけど途中道を聞いたりしながら行くのでほんとに大丈夫かっと不安だった。
無事到着したときはほっとした。
近づいたYHはモスクの近くで眺めのいいところ。
シャワーだけあびてのんびりとすることに。
今日のルームメイトはアメリカの女の子二人組、イスタンブールに二日滞在して明日たつという。
このYH、やすいだけあってベッドのクッションがいまいち・・・。
【本日の旅の費用】
飛行機(ウィーン~イスタンブール) ?AS
メトロ一日券 60AS
宮殿 125AS
カフェ 350AS
タクシー ?
YH 4000000TRL
トータル 535AS+4000000TRL(4225円)
2000.11.23 ウィーン
約束通り5時20分にマザーが外でスタンバイしていた。
外はうすぐらい。
車で空港まで30分かかる。
その間、私はドライブ気分で、マザーとおしゃべり。
英語ができるのはこの仕事柄だそう。
ちなみにここのご主人は昔ホテルマンだったそう。
シーズンは9月だというのでいつか9月に再訪したいと思う。
さて、到着した空港はがらーん、地方空港といったところ。
とりあえず荷物を預けてチェックインする。
朝は私がのる便のみのようだった。
ロビーにいるひとたちはみんな同じ飛行機に乗るんだろうな。
「クロアチアエアライン」とは今まで聞いたことがなかったけど、予想に反して立派な飛行機だ。
いざ乗り込むのに、バスでタラップ下までいってそこから階段を上がる。
そびえる山の朝焼けがちょうどみえてきれいだった。
着いた席はラッキーなことにちょうど窓側。
離陸後、しばらくはアドリア湾をのぞむ。
上からみるドブロブニク、その周辺の山々と集落、それにアドリア海が見事に見えて感無量。
とにかく「きれい」な風景で、飛行機を使ってよかったな~と思う。
こんなことなら行きも飛行機を使えばよかった。
久しぶりに乗る飛行機では、下の景色が素敵でひたすら窓下の風景を眺める。
目指すザグレブまでは1時間、夜行にのって一晩かかったのがうそみたいな近さに感じる。
柿色の屋根の集落が途中ぽつぽつとあり、これがクロアチアという国の街の風景かと思った。
緑の多い国に映った。
ザグレブは経由するだけで、諸手続をすませるとパスポートコントロールをして、すぐに乗り換え。
ほんの1時間でウィーン行きの飛行機に乗る。
ところで、このウィーン行きがちゃちい。
横のオーストリア人が「コレ??」と驚いていたぐらいのもので、プロペラ機といったかんじ。
落ちないかな~とドキドキしながら、席に座ると同時に袋にサンドイッチが入っているランチボックスを渡される。
なんだかあいそのないスチュワートさんだこと。
ウィーンに無事到着後、気のせいかものすごい寒気を感じた。
クロアチアって南に位置していたからやはりオーストリアは寒いのかな。
とりあえず、前に利用したYHに電話して予約を入れる。YHまでは1時間弱で到着できた。
で、アンパッキングしながらルームメイトとしばしお話。
アメリカ人の女の子二人で観劇にはあまり興味がないといっていた。ひたすら町歩きをしたいという。
身支度後、トルコへ向かうチケットをさがしに前に目星をつけておいたディスカウントチケット屋さんへ向かう。
YHからはメトロですぐのところで、首尾良く明日の飛行機のチケットをとることができた、ラッキー。
それからJCBプラザへ。
ここは日本語スタッフがいて、オペラの手配を頼むと日本語のシナリオがもらえるのでこちらで相談する。
お茶サービスがあるのもうれしい。
もちろんJCBカード払い、現金を使わずに済むのもありがたい。
せっかくなのでトルコに関するなにか情報はないかなっておもったけど、特に入手できるいい話もなくて残念。
今日は夜のオペラまでフリー。
せっかくウィーンにいることだし、とベルヴェデーレ宮へ向かう。
ここではクリムトの絵が鑑賞できるとさっきのJCBプラザで教えてもらったところ。
アドバイス通り、トラムで簡単に行くことができる。
いざ入場しようとするもチケットがわかりにくい。
なんでもクリムト企画展なるものも開催されていたみたい。
中ではじっくりと鑑賞する。
「口づけ」はもちろん素敵だったけど、女の人を描いたものをたくさん展示していて、いつかみたムンクの絵にも遭遇した。
ルノワールだとかもあったりしてなんだかごちゃごちゃした印象。
隣の常設展にはかけだしのころのゴッホの絵も何点か所蔵されていた。
ふと窓の外を見るとウィーンの街が見えたけどあまりいまいちな眺め。
それよりも下宮に向けての庭がキレイに見えて見とれる。
で、外へ出てその庭をしばし散策。
その後下宮もミュージアムになっているので入ってみる。
が、あまり気に入ったものがあるわけでなくさらっと流す。
中央にあった彫刻だけしか印象がない。
ここからまたトラムでカールスプラザに戻り、レストランで昼夜をかねた食事をとる。
4時くらいなせいか私一人しかお客はいなかった。
ビールナグラーシュというポテトと肉の煮込み+ザッハートルテ+パン+紅茶。
なんでだかウェイターのおじさんがうろちょろしていて気ぜわしかった。
そのうえパンがものすごくかたくっていまいち。
夜風にふかれながら近くにステファン寺院があることだしちょっとあたりを散歩する。
それからオペラ座に向かう。
一番チープな席にしただけあって舞台は半分しかみえない。
しかも6時半から11時までとちょっと長い。
6時すぎに入ったけど、始まる10分前になるとどっと満員になった。
そばに東洋の女性がいて、開演するととたんにランプをつけて譜面をしきりにおっていた。
ゆっくりといい音楽にひたりながいい気分。
幕は3部構成で、途中何度か休憩があった。
よく見えないので身体をねじりながら鑑賞していたせいか、最後の方で腰がいたくなってきた。
【本日の旅の費用】
飛行機(ドブロブニク~ウィーン) ?KN
ディナー 300AS
YH 160AS
空港~YH 19AS
メトロ一日券 60AS
オペラ 149AS
トータル 688AS(4609円)
2000.11.22 ドブロブニク
今日は雨?って思うとがっかり。
旅していると天気に敏感になってしまう。
朝のうちは荷物を整理したりしてごろごろと過ごす。
ゆったりとしたプライベートルームなのでかなりリラックス。
マザーに洗濯をお願いしていたので取りに行くと、なんと洋服にはアイロンかけまでしていてくれて感謝。
ついでにお湯ももらいインスタントスープを飲む。
朝ご飯を食べていなかったのでまずは腹ごしらえに出かけることにする。
昨日町歩きをしていてよさそうだなっておもっていたレストランはお昼時間はすべてクローズ、あっというまに街を一周していた。
2周めのときに「ハロー」と声をかけられたレストランに思わず入ってしまった。
インテリアがアンティークで素敵な雰囲気。
お客さんは私以外に奥の方に地元の方がひとり、でがらーんとしていた。
メニューは水+サラダ+魚のリゾット+野菜クリームスープ。
雨の中歩いたせいかあたたかいスープは身体にしみる。
食事をとってぼーっとしているうちに雨が小降りになったので外へ出る。
昨日行ったネットカフェにまたいく。
メールをチェックしたあと、街をぶらぶら。
おみやげやのポストカードをながめているとオールドシティを横からのアングルで撮っている写真をみつけていいなと思う。
で、散歩ついでにそのアングルがとれそうな付近へ歩き出す。
街の中心から歩いて10分くらいのところにビーチがあり、展望できる。
このあたりはリゾートホテルが連なっていてハイソな雰囲気。
カフェにでも~って思ったらのきなみクローズでがっかり、まあシーズンオフだから仕方ない。
海をながめてしばしくつろぐ。
ロムロク島が目の前、泳いで行けそうな距離に感じる。
上から下に広がるビーチをながめるとあまりにきれいな海でうっとり。
海底がはっきり見えて泳げたらきもちいいだろうなって思った。
夏にまた訪れたいところ。
晴れ間が広がってきて明日は快晴だろうなって思う。
それからオールドシティを城壁にそって散歩。
どこからともなく家の中の生活音が聞こえてくる。
せまい階段をのぼっていく。
壁から張り出して、花壇だとか緑がたくさんあって。
路地裏の風景、白いクリームがかった石畳。
少し登った高台からオールドシティが見渡せる。
絵になる風景があちらこちらにあって、写真をとりながらせまい道をうろうろとする。
とっても楽しい。
城壁の外へでるとちょうど門のところにも海の見渡せるベンチがあってそこで一息。
それから郵便局へエアメールを出しに行くもなんとしまっていた。
がっかりして家に帰ろうとする。
帰り道の途中、道路脇の海岸線にホテルがあって、その横がプライベートビーチとなっていた。
夏だときっとにぎわっているんだろうけど、今はがらーん。
ところどころゴミが落ちていてげんなりとした。
松の木があって風にふかれていてふと日本を思い出す。
ちょうど夕焼けだったので、立ち止まってしばらく日没を楽しむ。
海に沈んでいく太陽を見たのは何年ぶりのことか。
水平線に沈んでいく様がちょっと目にまぶしい。
それからスーパーで、ちょっと大きめのビールを買う。
今日は部屋でゆっくりと晩酌予定。
日本でいうたばこやのようなスーパーでお買い物。
部屋について、まずはシャワーを浴びるが、昨日同様熱いのはちゃんと出ない。
バスタブにも少ししかお湯をためることができないけど、どうしてもバスタブにつかりたくて・・・
なんとか横になってつかる。
明日は早朝6時50分の飛行機、朝タクシーでも呼んでもらおうかなって思ってたら、オーナーが空港まで送っていただけるという。
もちろんガソリン代はコチラで払うとして、そういっていただけることを期待していたのでよかった。
【本日の旅の費用】
プライベートルーム 100KN
ネットカフェ 25KN
ランチ 30KN
ビール 10KN
はがき&切手 20KN
トータル 185KN(2220円)


