ヨーロッパ女ぶらり一人旅 -3ページ目

2000.11.27 カッパドギア

カッパドギア

なんと7時前に到着、予定より早い。

しかもバスを違うところで降りてしまったのでタクシーを使うはめになった。

タクシーのおじさんはいいひとで「よく間違える旅行者がいるんだ」とわざわざトラベルエージェンシー前まで送ってくれた。

で、やっと到着と思ったけどなんとベルを鳴らしても誰も出ず。

うろちょろしながら、こんな早朝に通りを歩くひともまったくおらず妙に寂しい気分。

電話をかけてみようと思ったけど公衆電話はこわれているし。

重い荷物をもってぶらぶらするのは大変なのでエージェンシーの建物の前で座って待つことにした。

犬がついてきてじゃれいていくる。

まわりは人気がなく、ひっそりとしていてまさしくここカッパドギアは荒野というようなところで絵になる雰囲気だなと思った。

しばらくするとにこにこしながらスタッフがやってきた。

遅れてごめんよ~と軽いノリ。

ちょっと私は無愛想モード。


ひとまず今日私が宿泊することとなっているホテルに送っていただく。

夜行あけなのでシャワーでもあびてくつろぐこととしよう。

まずは腹ごしらえ、と思い食堂にいくとなんと朝食は含まれていないといわれた。

えー、そんなこと聞いてない!周りに何もないしおなかすいてるし・・・というとなんとフリーで食べさせてくれるという。

メニューはいたってふつうの朝食。

食堂にはだれもいなくて一人ぽつんと寂しい。

ちなみにこのホテル、☆印3つなのにちょっとみずぼらしい外観でいまいち。

内装に壁に絨毯がかけたあったりするのが旅情気分をそそられるけど、あとはあんまり。

しかも部屋のシャワーもあつあつのお湯がでなくって残念。


急いで支度してお迎えにやってきたバスに乗り込む。

今日はニュージーランド人カップルと一緒、ネオさんとスティーブさん。

なんとほとんど英語でのツアーとなりちょっとつらい。

まずはred valleyへいく。

2時間くらいかけて中を歩いていく。

こちらは夜行あけなのでつらい。

けど、ガイドつきのカッパドギアの大地をハイキングは最高に楽しい。

なかなか楽しいツアーじゃないかとワクワクしながら歩く。

途中、洞穴のようなところに教会があったりと興味深い。

教会内部には祭壇もあり、ここで祈るんだなと思った。

一方カップルの二人はかなりハイテンションで元気、外人だなあなんて思う。

丘のようなところからまわりを見渡すと、いろいろなかたちの岩があって不思議に見えた。

シーズンオフなせいか誰もいない。

この後、次は廃墟と化したお城にいき中に入る。

トルコの街並みや遠くまで広がる岩々が美しい。


お昼過ぎから新たに日本人女性二人組も加わったツアーとなった。

で、日本語もできるというガイドさんも一緒にやってきたのでうれしい。

まずはランチ。

ランチバイキングで私は水+ライス+サラダ+スパゲティ+チキン+デザート+スープ。

豆のような味のするスープがおいしい。

途中参加のふたりは聞くと大阪から来たという女性二人で関西弁でいろいろ話せて楽しい。

昼食後は小高い塔があるところへいき、上まで登る。

岩をくだいてつくったようなところで、途中ロープをつたって登ったりとアスレチック。

頂上につくとトルコの国旗がなびいていた。

上からは谷間になった岩々、手前に四角い家屋が広がり、珍しく見とれる。

ここから次はおみやげやさん、ツアーでつれていかれるというのは万国共通なのだと思った。

おみやげものやさんのティーサービスがうれしかった。

トルコチャイでおいしい。

ちなみにニュージーランドからやってきたネオさんがダンナサンに黒い石入りの指輪を買ってもらっていた。

うらやましいな。


本日のツアーはここまでで終了。

オフィスにもどり明日のツアーの予定を教えてもらう。

せっかくなので大阪人二人とディナーをしたあと、ツアー会社のひとにホテルまで送ってもらうということとなった。

さっそく外へ繰り出すも、まだ夕方5時前。

近くにあるというワインハウスへとりあえず行き、早めの食事をとる。

落ち着いた雰囲気のいい店だけどお客は私たちだけだった。

まあ、夕食にしては早すぎる時間だろうけどおじさんばかり4人の人が働いているというレストラン。

カッパドギア産だというワインとトルコ風ぎょうざとグヤージュとミートボールとごはんとプリンをオーダー。

おいしいし、知り合った旅人とあれやこれやと旅の情報交換できるのもいい。

たくさんおなか一杯になって外に出る。

周辺をぶらぶらとあるき、みんなでおそろいのトルコのおまもりキーホルダーを購入。


するとばったりとガイドさんにあった。

旅行会社のスタッフみんなで、これから映画館へタイタニックを見に行くから一緒にどう?という。

映画は8時スタートで11時40分まで、長い。

けどトルコの映画館で映画鑑賞も悪くないな~とご一緒することに。

他の二人はタイタニックは以前見たのでいいわ、とホテルに帰った。

ちなみに映画館の入場料は払っていただいたのでどれくらいするものなのかはわからない。

カフェスペースでコーヒーがあったのでいただいた。

まわりは男性ばかりで、異国人女性である私はちょっとういた感じ。

かなりじろじろと視線をかんじることしばしば。

人気のすくないこの町にこんなにたくさんの若者がいたなんて、と思った。

映画は途中休憩が二回はいり、トルコ語の字幕スーパーがはいっていた。

吹き替えじゃなくってよかった。

映画の上映中、デカプリオとヒロインのラブシーンなんかがでてくると拍手が起こるあたりがお国柄っ

私も一緒に拍手。

ガイドさんたちは、私にせっかくトルコに来たんだからダンスショー見ないの?なんていってたけど。

でも、安全だとわかっているひとと心おきなくのんびり映画鑑賞しているほうが私としては楽しい。

帰りは11時45分、明日もツアーがあるのでさっとシャワーをあびて寝る。

2000.11.26 イスタンブール

イスタンブール夜景
腰の状態も問題なく目覚めることができてうれしい気分の朝。

昨日と同じように「Pudding shop」で朝ごはん。

メニューは目玉焼きとパンとプリンと水。

なんといっても安いのがいい。

今日はイスタンブールのオールドシティを観光しようと朝食を取りながらガイドブック片手にあれやこれと計画を練る。


まずは朝10時にトプカプ宮殿へと向かう。

入り口からしてトルコ語で伝統的な雰囲気。

入り口ゲート付近にチケット売場があり、とりあえず入場料を払う。

すぐ横にガイドさんらしい人がうろちょろしていたが英語ばかりのツアーなのでやめておく。

日本人団体客さんがいたのでそちらについていくことにした。

まずは入り口には中庭が広がっており、横は使用人らしき人たちの間などがあり、その反対側がハーレムというエリア。

そのさらに奥には「宝物殿」があり、まずはそちらへいく。

ダイアモンドが輝いていたり、ものすごくキレイな刀がおいてあったり。

あと、トルコ版よろい、のような服も興味深く見とれる。

ちょっと笑っちゃったのがスルタン(=王様)の髪の毛が残っていたこと。

これが宝物??なんて思ってしまった。

あと、エメラルドやらティーセットやら、どれもこれもがオリエンタルで素敵。

それから先へ行く。

トルコではクロアチア同様ソファーベッドのようなところで寝るらしく、気持ちよさそう。

奥に庭があり、そこから眺めるイスタンブールがなかなかよい。

海が広がっていて遠くに映るモスクが新鮮に映る。


気がつけば1時前。

お次はブルーモスクへ向かう。

信者と観光客とでは入るところが違う。

もちろん私は観光客用、靴下を手渡されたビニール袋に入れて入る。

中に入ると、まずはモザイクが目に入ってくる。

ものすごく新鮮に映る。

下は絨毯が敷き詰められていてトルコ的だと思った。

信者の方たちはメッカへ向かって祈っているらしいけど、男女で祈る場所が違う。

又、上からつり下げられている照明というか、明かりになるものがきれい。

窓に目をやるとステンドグラスが模様になっていて素敵。

キリスト教の教会だと模様ではなく絵になっていたりするんだろうけど。

ぐるっとまわり外に出ると寄付ボックスがあったけどなぜか入れることができなかった。

観光客目当ての詐欺では?なんて思うあたり、なんだか周りにいつになく冷たい目になっている気がする。

それだけ、この町はどこでも観光客目当てにうようよしている人たちがいっぱい。


休憩がてらYHへ戻り身支度後チェックアウト。

ツアーを手配したエージェンシーに荷物を預け、街をぶらぶら。

昨日出会った男の子とまた少し立ち話してお別れ、この人昼間からぶらぶらして何してるんだろう?なんて疑問。

でも、みんな日本語が上手で感心だ。

日本語だけじゃなくもちろん英語も、それからイタリア語とかドイツ語も片言だけはなせたりする人がたくさんいる。

みんな観光客相手に自然に見についたという、すごい。


さて、彼の勧める地下宮殿に行く。

期待していなかった分、びっくりした。

名前の通り、地下に宮殿があるというところで幻想的。

音楽が流れていたりして、ちょっとげんなりするところもあるけど、上からぽとりと水が滴り落ちてくる。

不思議なところだ。

それからアヤ・ソフィアへ行く。

ここは博物館もありなんと入るのにお金がいる。

中は思いっきり工事中で、がっかり。

途中目にとまったのは、壁の中にキリストのモザイクが隠れているらしかったというものがあり興味がわいた。

ここはそんな複雑な宗教の歴史があるんだ、まさしくアジアとヨーロッパの間なのだと思う。

また遠くから見るゴールドのモザイクはとてもきれい。


さて、ここを出て周辺をうろうろしているとしつこい物売りがとこからともなく現れる。

まったくうっとおしいなあ、と思いっきり無視していると「Free.Prezent!」と行って去っていった。

手渡されたのははがきセット。

物売りにいちいちニコニコ対応するのもなんだし、でも無愛想すぎたかしら?と反省。

しかしなんでプレゼントしてくれたのかは謎だ。

まあ、このはがきセット、大事にしなくては。


ところで時間もあるし、地図で見ると近い所に位置しているグランバザールへ向かう。

又売り子らしき人が近寄ってくる、もうじゃまだなあ。

途中「アティック・イリ・パシャ・ジャーミイ」というモスクを通りがかったのでおじゃまする。

17世紀にできたというとっても古いところ。

人がだれもいないのでとっても静かにしばし静寂感にひかる。

ちょっと寒くなってきたのでバザールへ急ぐ。

バザールを歩いているひとはほとんどツーリストかトルコ人男性だった。

やはりイスラム圏、女性がショッピングエリアでうろうろすることはないんだな。

いかにもトルコ的なおまもりだとか細工物の工芸品だとか、でもぶらぶらするだけで楽しい。


今日は夜行バスにのってカッパドギアに向かう予定となっている。

バスの時間まで時間があるのでマクドナルドでお茶しながら本をよんで一服する。

となりのトルコ人カップルが4人掛けのところを二人して隣同士で座っているのが妙に気になってちらちら見てしまった。

さて、7時すぎに申し込んだ旅行代理店へ行き、そこからバスターミナルまで車で送ってもらう。

なんとバスの出発は9時だという。

まだまだ時間があるなーと思いうろうろして見つけた待合室で過ごすことに。

横にいたトルコ人ファミリーが楽しそうにしていた。

特に子供がハイテンションで。

待ちに待ったバス、乗り込むと隣に誰もいないという座席でゆっくりできてラッキー。

2000.11.25 イスタンブール

イスタンブール
腰の調子もすっかりとよくなってすがすがしい朝。

朝食は宿泊代に含まれていないのでどこかで腹ごしらえをしなければ。

とりあえず、レセプションで延泊の手続きをし、身支度して外へ行く。

時計を見ると9時すぎ、インフォが9時半にあくというのでトラム駅近くのレストランで「本日のスープ」をオーダー。

パンがついていてちょうどいいはらごしらえになった。

見ると壁に地球の歩き方で紹介されました・・・という記事が載っていた。

見渡すと日本人女性3人組が席についていた、有名なところなのかな。


外に出てもインフォメーションは開いておらずとりあえずJCBプラザにでもいこうか、とトラムに乗り込む。

まずはコインを買い、それを入れてホームへはいるというしくみ。

わけもわからず地図を見ながら乗っていると終点ぽい。

まずは歩いて橋を渡っていく。

この橋からの眺めがいい。

モスク・ミナレットがいたるところにあってイスラム圏なのだと実感。

この町は昨日までいたウィーンとはまったく雰囲気の違うところ、何より人の多さにあっけにとられる。

歩いて10分くらいで橋を渡りきり、とりあえずATMで現金をゲット。

地図を見ながらニューシティ目指すも迷う。

坂道があり、くねくねと細い道。

両サイドにぎっしりと露天商がならんでいてどこからわき出てくるのか、人、人、人~。

アジアだなって思いつつ一人で歩いていると、ちょっと緊張する。

で、近くでタワーが見えてなんか旅行者が記念写真とかとっているので観光スポットか、とちょっと安心する。


近くの店のおじさんに道を聞くが、どうもニューシティエリアにはたどりつけそうにないので引き返す。

こんなことならぱーっとタクシーにでも乗ってでかければ良かった、と思ったりして。

トルコに来た理由のひとつは「カッパドギア」に行くこと。

旅の途中で知り合った人にいいよ~と勧められたところだ。

手頃なツアーはないかと思いつつどこかの代理店で後で手配することにしてインフォメーションに入る。

スタッフのおじさんはものすごく珍しそうにして、なっなんだか色目づかいを使ってくるではないか。

どこに泊まっているの?とか聞いてくる始末。

そいうえば街を歩く女の人ってあまり見かけないと思った。


それから、宿泊しているYH周辺であるオールドシティに向かうべく、もときた橋を渡る。

そこで声をかけられたのが、船でクルーズするというもの。

2時間かけて往復し、お城らしいところにいって1時間の自由散歩というコース。

で、7ドルとはなかなかいいかな。

とりあえず一旦は断り、近くのモスクへ行く。

お祈りタイムだったので入るのをやめ、近くのカフェでチャイをいただく。

おいしい~。

それからまた周辺をぶらついているとさっきのおじさんがクルーズを勧誘していたので乗船することに決定。

中には同じようなツーリストがたくさん。

12時すぎ~3時すぎまでのちょっとしたツアー。

だいぶよくなったとはいえ、本調子じゃない腰痛をかかえた身にはいい。

船のデッキにあるイスにのんびり腰掛けながらくつろぐ。

船上から街を眺め、いざめざす城壁へ。

そこでおりて1時間ほど散歩。

まずは城壁へ入り、上まで登る。

上から海、いや河を見下ろしていると気持ちよくなって眠りそうになる。

天気がいい、晴れているって気持ちいい。

周辺をぶらぶらしたあと船に戻るとなぜか寒気をかんじた。

でも気分がいいのでデッキでひたすら船からの風景を楽しむ。


船着き場に到着後、トラムで宿周辺に戻る。

トラベルエージェンシーがいたるところにあるのでカッパドギアへのツアーとアテネ行きの航空券を探す。

1軒目にあたったところはすべてこみで245ドルというから思ったより安い。

2軒目はツアーのみで78ドル、これも安い。

トルコって物価が安いと実感、トルコを拠点にしていろんなところにいくっていうのも楽しいだろうなと思う。

でも、帰国予定日がせまっているしあまりうろちょろしたくはない。

とりあえずカッパドギアにだけ行くというツアーを探そうかな、なんて思いながらレストランでケバブとライスを食べる。

腹ごしらえ後はブルーモスクとアヤソフィアを訪れようと公園をのんびり歩く。


と、女の子がいきなり声をかけてくる。

いきなり「私は将来ファッションデザイナーになりたくっていろいろデッサンしているので見て!」という。

何なんだこの怪しげな女の子は!しかもデザイナーになりたいというわりには、デッサン画が恐ろしくヘタ。

もちろんかなり無愛想に対応し、「急いでるので!」というと何をそんなに急いでるの~とついてくる。

で、私がツアーを検討中というと一緒に考えてあげようと、旅行代理店を一緒にまわることに。

実はとっても親切な子で単に日本人のお友達がほしかった模様。

彼女いわく、安すぎるツアーはやめたほうがいいという。

なんでもトルコではバスの事故が多くってちゃんとしたバス会社のツアーでないと危険だそう。

で、そんなに高くはないけど激安でもないというツアーに決定。

途中、うろうろしているところにトルコ人の男の子もやってきて一緒にうろうろ。

この後割り勘で一緒にトルコ料理を食べる。

それからディスコへ、なぜかおごってもらった。

もしや絨毯やさん?なんて思ったけどそうでもなく・・・、トルコ人ってけっこう人なつっこいんだな。

でもかなり疲れ、YHにもどるとぐったり。