2000.10.21 リスボン

時差があり、ポルトガルタイムで8時に到着、外は明るい。暖かい気候でほっとし、昨日の時間つぶしメイトのアメリカ人女性とお別れ。それからインフォメーションで地図をもらい、交通カードについて聞く(旅行者用のカードやメトロカードがある、メトロカードを購入決定)。ポルトガルキャッシュを引き出して、列車の時刻表を手にいれる。お金をとりあえず近くのカフェで崩して、YHで宿を手配、と思ったら電話ができない。仕方ないので直接行くこととした、満員だったらどうしようかなっと思いつつまだ午前中だしなんとかなるだろう。
YHに向かう途中バックパッカー風の女性と目があってにっこり、お互い自由旅行者っていう雰囲気がわかって目指すところも一緒。到着したYHはチェックイン時間まで受付は開かず、とりあえず荷物だけ預かってもらって外へ。オージーとせっかくなので一緒に朝ごはん。マドリッドはやはり治安は悪いなどなどけっこうおしゃべり好きでひたすらわたしは聞き役。彼女曰くリスボンカードがオトクよ、購入して一緒にまわろう!と言われご一緒することになった。それで近くのインフォメーションへいくと、受付のスタッフが月曜日をはさんじゃうと使えない施設がたくさんであまりオトクじゃないよ~と教えてくれて計画変更。なかなかいいスタッフだ!で、乗り物カードを購入しようと決定。けど、購入するにあたってはパスポートが必要で結局私は買えずじまい。まだまだチェックインできないYHへ戻ってパスポートだけ荷物から取り出す、あーめんどくさい。
まずは二人でお城へ向かう。ここからの見晴らしが最高にきれい。砲台とか城壁があってなんだか子供の探検気分。やや風があるけれど、遠くに川が流れていて橋やキリスト像が見える。どこかで見たことがあるなってずっと思い出そうとしていて、テレビの番組でこの風景を見たことに気づいた。ここまではかなり街を上へ上へと登っていく。リスボンという街は一言でいうなら「海の見える坂道の街」、こういう雰囲気すごく私好み、実際は住み難いんだろうけどね。ちなみに、リスボンの坂道を市電で途中何度も泊まりながら登っていく。このローカルさがたまらない、おばちゃんがスペースを作ってくれて座れといってくれたり、なんだかうれしい。ただ、広い広場というスペースいたるところが工事中、うるさいし、土埃はあるし。
高台で二人でのんびりした後は別行動、私はベルン地区へ向かう。リスボンの観光スポット。市電で3駅のところ、川沿いを走りはしを通貨し10分くらいで到着。まずは駅から5分のふジェロニモス修道院。バスコダガマのお墓があることで有名らしいがそれには興味なし、なんといってもポルトガルまで来てお墓みてもなあ。素朴な中庭とカテドラルの黄色のステンドグラスが印象的。外への眺めもよい。ここからついに発見のモニュメントというモニュメントがあって行く。途中の公園ではウェディングカップルが写真撮影しており、こちらもいい気分。発見のモニュメント、間近でみると遠くから見るよりもより大きく感じられてちょっとびっくり。それからベルンの塔へ。しずかな川辺にぽつんとある。上からの眺め、とくに川をはさんで反対の街並みがきれいに見えて気に入った。しばし小休止。水面がきらきら光ってちょっとまぶしい。
のんびり歩いて発見のモニュメントへ。青空&晴れ&モニュメント、の組み合わせが素敵。ちょっと疲れてきたのでリスボンまで戻る。列車はユーレイルパスでフリーなのがちょっとうれしい。駅によって各種時刻表をもらってYHへ帰る。なんだかんだと6時半すぎになっていた。例のオーストラリア人が同室に日本人がいるので3人でディナーにしようというお誘い。その前にさっぱりしたくってシャワーをあびて身支度。ものすごく出が悪くってもちろんあつあつのシャワーではない、ちょっと寒かった。さて、ナビしてくれたお店は地元のものすごくローカルなお店。「ロンリープラネット」に紹介されているというところだけどお味のほうはまあまあ。私はいわしの煮物をオーダー。サラダとじゃがいもをゆでたのがつけあわせででてきた。
【本日の旅の費用】
YH 2000E
朝ご飯 350E
メトロカード 270E
バス 235E
市電 270E
ジェロニモス 600E
ベルンの塔 600E
発見のモニュメント 600E
夜ごはん 920E
水 120E
電話 100E
トータル 6065E(2729円)
2000.10.20 セビーリャ

昨夜は遅くまでごろごろしていたので目覚めも遅い。せっかくのシングルルーム、部屋でごろごろしながらの身支度はらくちん。チェックアウト後、荷物はもちろん宿で預かってくれる。自動販売機の後ろにぽんと置いておくだけで大丈夫??と思った。朝食はこのホテルにはないので近くのカフェへ行くことに。オレンジジュースとクロワッサンをオーダー。
今日は街をぐるっと観光予定。目玉はアルカルサルだという。ちょうど10時にオープンする時間にチケット売場にいったらがらがら。実は私は地図コレクター。入場するときにもらう案内図だとか地図がけっこう好きで集めてしまうのだけど、ここではそんなメモリアルになるようなものを一切頂けないのがちょっと悲しい。切符の半券だけを片手に中へ。ちなみに広いのでどこをどう入っていったらいいのかよくわからない、おまけに内部はオールスペイン語での案内だしっアルカルサルというのは城壁という意味らしいけど宮殿を意味することもあるらしい。グラナダ・コルドバ同様イスラムのモザイクが素敵。きわめつけの部屋がひとつあって偶然でくわした団体ツーリストの解説によると1億円くらいかけて修復したらしい、見事なもんでした。このうらには庭園が広がっていて人気のないおだやかな雰囲気のところ。ベルサイユ宮殿と違って小鳥のさえずりなんかが聞こえてきたりしてかなりのどかムードでものすごく気にいった。なんだかんだいいながらその庭園で1時間くらいすごす。
その後はカテドラル。ローマ・ロンドンにつぐ世界で3番目に大きいという教会。コロンブスのお墓もあるという由緒正しいところ。そんなわけでかなり観光スポット化されていてびっくり。禁止されているハズのフラッシュもたかれまくってのカメラ撮影。礼拝堂も人がうようよ~。グラナダでみた礼拝堂とちょっと雰囲気が似ていて、やっぱりスペインの教会だって思ったけど、黄金に輝く像がちりばめられていて、外人さん(きっとキリスト教徒)が真剣に見つめていた。となりに宝物殿があって、ゴヤの絵を発見。わたしにはそちらのほうが興味アリ。この隣には「ヒラルダの塔」というのがあって登ることができる。ここは階段ではなくらせんの坂道なので足にやさしい、すぐに上まで登れた。カテドラルを手前にして、その後ろにセビーリャの街を一望できる。遠く闘牛場が見え、又アルカルサルを上からながめるという風景になる、絶景。
さて、おなかがすいたのでカテドラルの前でランチ。ファーストフードっぽいカフェでコンビネーションプレートとコカコーラをオーダー。コーラを飲むなんてめずらしいことだ、ものすごく暑かったので飲みたくなった。チキンと目玉焼きとポテトフライにパンがつく。これくらいのものだとぺろっとたいらげてしまった。けど、デザートは又後で、とやめておいて店をでる。
腹ごしらえ後はスペイン広場を目指す。10分ほど歩いたところで、その手前に国王も泊まるという有名ホテル「アルフォンソ・トレッセ」へ。私同様ひやかし観光客がたくさんいてちょっと安心。で、吹き抜けのロビーやパティオをじっくりながめる。モザイクがインテリアに取り入れられているあたりがセビーリャだなって思う。せっかくなのでトイレだけ使わせてもらい後にする。この隣に現在はセビーリャ大学、昔はたばこ工場で数々の小説の舞台になったという場所がある。私は、その舞台になった小説というのをまったく知らないのでよくわからないまま前をさっと通り過ぎる。でも学生がたくさんいて、こんなところで勉強できるってうらやましく思う。ここからゆっくり歩いて5分のところがスペイン広場。初めてみるスペインの街の広場、ちょっと感動。ただ広いだけのスペース、広場だからあたりまえだけど、サイドにスペインらしくタイルがしきつめられていてとっても美しい。鳩が多くってフンもたくさん、これは万国共通で仕方ないな。でもとっても素敵なところで、しかも人もまばらだしかなりくつろげる。
さて、本日は夜行でポルトガルのリスボンを目指す。まずはローカル線でカセレスまで。日暮れまでは車窓なんかも楽しめるけど暗くなると地下鉄状態だ。なんの楽しみもなくただ列車にゆられるだけ、カセレスに夜の10時無事到着。しかし、なんと乗り継ぎは夜中の3時!5時間駅で待ちぼうけ~かなりつらい。近くで一泊しちゃおうかなって思ったけど同世代のアメリカ人の女の子も同じ運命ということで、ひまつぶし相手ができてラッキー。でも、けっこう寒いしなんといっても5時間だしつかれる。待ちに待った列車は暖房がきいていて安眠できてよかった。
【本日の旅の費用】
夜行 5000Pt
朝ご飯 450Pt
ランチ 600Pt
アルカルサル 700Pt
カテドラル 700Pt
チョコ 125Pt
夜ごはん 1200Pt
トータル 8775Pt(4914円)
2000.10.19 セビーリャ
相変わらす日の出は遅い。けっこう朝方の私としては夜明け前に目が覚める毎日、8時頃に夜明け。朝食は8時半から、朝焼けにそまったメスキータの塔が窓から見える。朝食はパンとハムにクッキーと紅茶という簡単なもの。スペインの朝ご飯はどこだってシンプル。インターネットでメールをチェックした後、チェックアウト。YH近くを散策、「花の小道」とよばれているストリートあたりをぶらっとする。なんかものすごくメルヘンな名前が付けられているところだけど、名前どおり花の小道といったかんじの通り、白い家々の壁にかけられている花の鉢がかわいい。いかにも観光ロードといったかんじじゃなくってよゆうのある暮らしぶりっていう雰囲気が素敵、マネしたい。その後ユダヤ人街をさまよいっているとシナゴーグを発見。トレドで見たシナゴーグのほうが立派で、こちらにあるのは質素なもの。その分、静かにひとときをすごせる。
ひととおりコルドバを満喫し、本日はセビーリャへ向かう予定。荷物をピックアップし、バス停へ行くとモロッコで一緒になった日本人親子三人にばったりと遭遇。みんなここらへんを旅していると同じようなルートだどるもんねぇなんてちょっと立ち話。相変わらず、おばちゃんのほうは元気で大きな声での立ち話、もう一度ちゃんとお別れが言えてよかったな。いざ、バス停からバスにてスムーズに駅到着。セビーリャへは特急にのるのが便利、ただ特急料金予約料っていうのが少し加算されてしまうのが玉にキズ。でも特急のりたいし、と奮発。「AVE」という列車に乗車。4人掛けのところを二人でゆっくりすわれてラッキー。前の人はスペイン人で女性が荷物を持っていると必ず「マダム!」と荷物を上に上げてくれるあたりがヨーロッパだと思う。ちなみに特急だとセビーリャまでは1時間もかからない、らくちーん。ガイドブックをぱらぱらとめくって次なる目的地の予習をしていると到着。
駅到着後、とりあえず荷物がじゃまなのでロッカーに預ける。バスで終点はエルカルナシオン広場まで。カテドラルなど観光地へはそこからさらに10~15分ほど歩く。行き方をバスの運転手に聞いておりるとそばにいたおばちゃんがなにやら話しかけてくる。私が地図を出してカテドラルを指さすと強引に手をひっぱっていく。その強引さが怪しすぎてこわい~、昼間の人通りがものすごくある場所だから誘拐ではないだろうけど、なんて一瞬思ったらほんとにいいおばちゃんで道案内をしてくれているだけだった。
街の中心部について、まずはホテル探し。今日は絶対にYHじゃなくってシングルルームに泊まりたい、と思っていたのでガイドブックにのっているところへとりあえず手っ取り早くアタック。パティオがあってバストイレつきのシングルルーム、インテリアもいいかんじで決定。ものすごくスムーズに泊まる場所が見つかってびっくり。部屋でちょっとお茶をのんで休憩後、とりあえず荷物をとりに駅に向かう。こんなにスムーズに宿がみつかるんなら荷物も持ち歩けばよかった・・・。駅と宿を往復するとなぜかそれだけで疲れてしまい、ごはんをとりにおでかけ。宿から5分の「メゾン・セラニート」というところでセラニートという名物サンドイッチと水、それにおきまりのデザートはプリンをオーダー。セラニートというのはパンにピーマン・肉・ハムをのせたもので手頃な値段。
さて、時間があるし観光。黄金の塔というあやしげなネーミングの場所を目指す。それからグアダルキビール河という川沿いを散歩。川沿い散歩、は私が旅するなかでお気に入りのひとつ。川辺の散歩ってほんとうに気持ちがいい。夕焼けが見れるともっといい。今日は夜は「フラメンコ」を楽しむ予定。ガイドを見ながらうろうろしていると闘牛場の裏にあり団体ツーリストが入っていくのを見てわかった。エル・パティオ・セビジャーノという観光客向けのタブラオ。入り口で日本人の男の子と一緒になったので、鑑賞中話し相手がいてよかった。せっかくなので赤ワインをオーダーして飲みながらのフラメンコ。10セッションくらいあり、手をたたいてギターで歌を歌う人がいたり、タップダンスのような踊りが入ったり。ドラムかわりに手をたたくことでみんなリズムを取るようで、迫力。ちなみにカスタネットを使うのはスペイン舞踊だという。最後のクライマックスまでかなり楽しめた、あっというまの90分。
せっかくなので、一緒になった方とディナー。近くのバルへ。最後まで貸し切り状態の人の少ないお店だった、けっこうおいしいのに。アロマネグロをオーダー、トルティアとビールの組み合わせもナイスでした。宿へは10時すぎに到着。せっかくなのでバスタブにのんびりつかる。
【本日の旅の費用】
ホテル 6955Pt
フラメンコ 4000Pt
ランチ 600Pt
電話 200Pt
メール 100Pt
バス 600Pt
夜ごはん 1500Pt
はがき 100Pt
列車 1500Pt
フィルム 995Pt
ロッカー 400Pt
トータル 16950Pt(9492円)
