鹿児島マラソン2024走行記④＜40キロ～ゴール＞
実は、40キロ手前くらいからあんまり意識がない。時計もみてないし、計算もできない状態。
とにかく残ってる力を振り絞る。沿道の応援に手を振り返す余裕もなくなってきた。
あと1キロ、、
給水？いや、残り1キロならスルーだろ、流石に、、と思ったらその先に橋の急坂がみえた。
・・・・やっぱり水を飲んでからいこう
で、最後の登り坂。ええーーめっちゃきついやん。こんなのあったっけ？全然覚えてないし。
歩きたい、けど声援もすごいし、今日はここまで全く歩いてない。
ここで歩いたら熊本城と同じやんか。止まるな停まるな、腕振れ、、なんとか乗り切った。
はあはあ、、、もう息止まりそう。もう少しのはずだ、進め、進め・・・
オールスポーツの撮影に手を振ってこたえて最後の右折をして電車通り、残り300mの表示
ゴールがみえてきた。スパートしきれない。
とりあえず写真を撮っておこう。パシャパシャ
時計がみえてきたぞ。 うん？？？
3時間39分50秒。51秒。。 ええええええ ギリやん。めっちゃギリやんか！
（この時、グロスとかネットとかは完全に頭から消えています）
やばい、はしれ、ダッシュかませ！
3時間39分58秒。59秒、、、このときまだ青マットの手前。
ゴール！したけど、、ああああ、間に合わんかった
ガックシ（この時もまだネットタイムのこと忘れてて、すごく残念な気持ちだった）
ゴールに一礼して、でも楽しかった、出し切れたよありがとう、とお礼をいった。
ゴールタイム：3時間39分27秒（グロスは3時間40分1秒）
＜ゴール後＞
ゴール後はタオル、バナナ、給茶などをいただく。ここで飲む冷たいお茶はバリ美味い。
ボランティアの皆さんがとても温かくて、お疲れ様でしたとか、おかえりなさいとか言ってくれる。
ここでもドラえもんドラえもん言ってくれるので、ありがとうと返事する。
女子高生がひそひそと「あのドラえもん、めっちゃ速くない？」と言っていた。照れるが嬉しい。
空いてるうちにタイム撮影を済ませたいので先に中央公園へ。
ほとんど待ちなく撮影を済ませて駐車場へ戻る。
と、ここで何人かにお声掛けをいただいた。ゼッケンに「ともぴ」って書いてあるし、ドラえもん被ってるので割と目立つ。
結果を聞かれてサブリノできたことを答えると、みなさん自分のことのように喜んでくれておめでとうと言ってくれる。
初対面なのにみんないい人たちばかりだ。マラソンというのは素晴らしいものだな、と改めて実感した。
ようやく駐車場にもどって荷物受取り、着替え。今日も痙攣はなし。あれ？そういえば結局攣らなかったな。
Ｓ４のおかげか、やっぱりリ・ソビーム効いてるのか。謎。
駐車場をでて、お握りと水餃子をもらう。中央公園の芝生を横切ってると、真ん中にちょっとした行列ができてる。
あ、志村美希さんだ。さきほど応援ナビで確認したところ、初フルでサブエガ達成されていたが、元気だな。。
・・・・・ミーハーだが、並んで写真撮ってもらった。
ミキティは近くでみるとお人形さんみたいで、同じヒト科の生物とは思えないスタイルの良さだった。
良い記念になりました。ありがとう。
飲食店ブースをめぐって、生ビールと地鶏の炭火焼きを購入。
テーブルが設置してあるので相席で。では、いただきます。グビグビ。しみる～ この瞬間のために走ってるし、生きている。
1時間ほど滞在したあと、後泊のホテルにチェックイン。15時前だったが入れてくれて、大浴場で温まることができた。
17時くらいには天文館で開催の後夜祭へ。
大型ヴィジョンでは当日の鹿児島マラソンの中継シーンが放送されている。
焼酎が無料で振舞われているので、参加賞やエイドでGETしたお菓子をつまみにして2杯飲んだ。
18時過ぎには焼酎がなくなってしまったようで、振舞は終了。
少々お腹も減っているので、屋台横丁のようなお店に入り、海鮮サラダ、タコから揚げ、鶏レバ刺しをつまみにビールを2杯。
すっかりへべれけになってご機嫌でホテルに帰って21時くらいに寝た。
翌朝は7時起床、朝食付きプランだったので、朝から黒豚しゃぶしゃぶとか鶏飯とかを贅沢に食す。
食事後は城山までランニング。ほぐしジョグなのに坂はきつかったｗ
でも展望台からみる桜島は今日も雄大だった。昨日はありがとうとお礼をいえた。
ホテルに戻って10時チェックアウト、鹿児島シティービューで仙厳園にいって観光。（参加賞の無料チケット利用）
鹿児島中央駅に戻って、昨日39キロ地点の給食で食べそこなった吹上庵さんの蕎麦をたべてミッションコンプリート。
すばらしい鹿児島マラソンの旅でした。
きっとまた走りにきます。ありがとうございました！
（おわり）