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My Diary @ New York

2007年5月~2009年6月までNYで過ごした私の気ままな日記ブログ。

新しい職場は、英語をすごく頻繁に使わなきゃいけない予感・・・・。

帰国子女でもない私のレベルなので、一抹の不安を感じてまして。

今日から、友人の紹介で、近所のNativeの女性と、1日1時間英語レッスンを開始。


仕事や勉強系よりも、日常会話。

メシがどんな風に美味しかったとか、何をして過ごしてどう感じたとか、

表現力、形容詞のボキャブラリーがヤバい。

(先日の、Opus Oneの方との食事で痛感しちゃった。。。)


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初レッスンの後は、お楽しみのランチへ出動。


今のNYで最も予約が難しい?と言われる、「MOMOFUKU KO」の予約に成功したのですー。

ブログ友のTさんにお付き合いいただき。


ロゴのオレンジ以外、看板もない入口をようやく探し当て。



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カウンターだけ、12席の席に座って。

メニューは、おまかせ。のみ。

ただ、ひたすら、出てくるものを愛でて、味わうのみ。


しかも、「写真撮影は禁止」・・・。劇場のように厳しい店内でありました。

でも、ちょっとだけ隠し撮り。(ごめんなさい。)


すっごい雑なのだけど、こんな内容だった。


① つけだし3品。

1. Duck Tongueのフライ

2. Dumpling

3. クリームチーズ巻揚げ



② 氷がいっぱいの器の上に、次々とお刺身系。

1. マサチューセッツの生牡蠣の上にキャビアたくさん。

2. Yellow Tale

3. ヒラメ

4. イカ



③ ウニと湯葉。



④ ソフトシェルクラブの手巻きずし。


なんと、目の前で、生きてるソフトシェルクラブの手足を、ハサミでちょいちょいして、

そのまま粉つけて、フライヤーの中へ。嗚呼。。。。ごめんよ、ソフトシェルクラブ様。


で、くるくる巻いて、手巻き寿司に。



⑤ はんぺん ベーコンと昆布のおだしで。チーズ風味のベーグル付き。



⑥ お豆のスープ 手作り豆腐と一緒に。


⑦ ウサギのお肉のラビオリ。



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⑧  リースリング・ジュレとライチの上に、フォアグラをがっつり削って。


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⑨ Long Island Duck。


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⑩ チーズプレート Pig Fatのブリオッシュ。


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⑪ デザート その一 紅茶風味のソルベ。



⑫ デザート その二 グレープフルーツとアイスとチョコレートヌガー。


ものすごーい量だった。

コースも半ばすぎると、もうお腹がぱつんぱつんになってくる。

でも、容赦なくお皿は出てくる。


12人のお客さんに対し、カウンターの中で、3,4人のシェフがくるくる動き、

タイミングを見ながら、じゃんじゃんお皿をだしてくるの。


「これは、何料理なの?日本食?アジア・フュージョン?」


シェフ 「アメリカ料理です。」 きっぱり。


いろんな国や文化の料理をMIXして編み出したからこそ、「アメリカ料理」。

ローカルの食材もふんだんに使ってるからこそ、「アメリカ料理」。


ま、言わんとするところは、分かりました。


創作料理。楽しく、美味しいです。

和食と思いこんでもOKな内容だけど、味が全般的にちょっと濃いぃ。


コースの所要時間、しめて、3時間半。


次々と出される料理にびっくり&感嘆(最後は、勘弁してーの悲鳴)をあげながら、

Tさんと、まー、いろんな話をしました。

NYに長く住んでて、ばりばり働くTさんの話に、「ああ、すごいなあー」とため息。

いろんな場所に、一生懸命頑張ってる人がいる。


また一つ、そんな人とNYで出会い。

縁ってのはおもしろいなあと、満腹を抱えながら、しみじみ。の土曜日の午後でした。


食事の後は、ブロードウェイ・ミュージカル。

今年のトニー賞候補に挙がってる、「West Side Story 」を。



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リバイバル登場の作品です。


1950年代、マンハッタンのウエスト・サイドで繰り広げられる、

「アメリカ人」の少年ギャング団「ジェッツ」と、新参のプエルトリカンの少年ギャング団「シャークス」の話。

(詳しくは、Wiki を。)


ブロードウェイらしい、歌と踊り満載の若いパワーに圧倒されましたー。

すごいジャンプ力、ダンス!


主役を演じるMatt Cavenaughの安定感がある演技に歌。

アルゼンチンから来た21歳ながら、オペラ歌手ばりの歌声を披露する女性、Josefina Scaglione。


一番光ってたのは、去年のトニー賞受賞した「In the Heights」のオリジナル・メンバー、Karen Olivo女史。

「West Side Story」に移ってたんだね・・・・。

歌唱力もダンスも、さらに実力アップ。この演目は、彼女の魅力を最大にしてるみたい。


スペイン語のセリフがすごく多くて、ストーリーを予習しとかないと、相当苦しいものがあるものの、

迫力あるダンス満載のこのミュージカル、見ごたえありました。



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(HPより。)


ミュージカル終了後のタイムズ・スクエアは、連休前とあって、すごーい大混雑。



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メモリアル・デー前だから?

水兵さんの制服の人々が、マンハッタンにはたくさん。そして、街中で人気者。



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夜の11時で、この賑わい。


全米で断トツの集客力のある観光地、Times Square。

年間3500万人が訪れるそうです。



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コロンビア・コーヒーのPR車が、ものすごい音楽とともに走り去ったり。



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映画の撮影まで行われちゃって。



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うわー、これぞタイムズ・スクエアだ!っていう、賑わいとエネルギーを肌で感じながら、

金曜日の夜は終了。


いやはや、NYに未練が残ります。。。


NYも残るは12日。


読んでくださってる方に前もってゴメンなすって。

今からダッシュで遊んじゃいます。読んでてあきれないでね、お願い。



このブログ、NYを発ったら、製本してもらって、日記&アルバム代わりに取っておこうと思ってるので、

最後ダッシュの日々は、写真も含めてたくさん残しちゃいそ・・・。


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日中は、ぐったり&荷物の整理で終わってしまった金曜日は、夕方から食事とミュージカルへ出動。


帰る前に、もう一度行きたかった、MOMA横の「The Modern」へ。



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窓側の席に座って、MOMAの中庭を見ながらの食事です。

んー、贅沢な時間だ。



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断然オススメという、「SPRING TASTING MENU」を頂きました。

NYの春をすべて味わえますよ、って言われたら、もう、速攻決まりー。


アスパラガスのムースで始まり。



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新鮮なオリーブオイルとお刺身、にんじんのタルト。

オリーブオイル、どこのだろう?本当に美味しかった。そして、にんじんの優しいお味、


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Japanese Hamachi Tartare with Yuzu, American Sturgeon Caviar and Rome Point Oyster


ハマチのゆず風味。オイスター。

キャビアがたくさん。



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Fresh Morel Mushroom and Fava Bean Salad, Roasted Spotted Prawn

モリーユ茸に春を感じるサラダ。



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Gewurztraminer Poached Foie Gras with Young Turnips and Gingered Rhubarb Juice


ルバーブの爽やかなジュと、フォアグラのバランスが絶妙。


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Roasted Green Asparagus with Cabernet and Herb Mousseline

アスパラのグリルを、がっつり。

NY州の大地を味わうのだ。


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Loup de Mer with Grapefruit Crumble and Hazelnut Oil


お魚に、グレープフルーツ。ヘーゼルナッツ。



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Modern Spring Lamb ‘Pot-au-Feu’


ラムと野菜のハーモニーです。こうして、野菜たっぷりだと、ラムも軽く感じるね。



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Pineapple ‘Chartreuse’ with Fresh Herb Sorbet


パイナップルのムースに、ハーブのソルベと、最後はさっぱりと。



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本当に不況なんだろうか?と思いたくなる、大盛況っぷり。

金曜日のThe Modernは、華やかに。



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はい、贅沢しました。。。。

今のNYらしいフレンチ。さすが、The Modern。

シェフは、今年のベスト・NYシェフに選ばれたそう。(By James Beard Foundation)


相変わらず、旬なお店。

軽くて優しく、オススメです~。