先週の日曜日の午前中に、自宅の庭の掃除を行いました。
草を抜いたり、自転車置場兼物置きを片付けたり。
ちょうど冷え込んだ朝だったので、30分もすれば指先がキンキンに冷え、痛くなっていました。
冷たいは元々「爪痛し(つめいたし)」という言葉から始まり、これが「つめたし」→「つめたい」となったそうです。
「爪痛し」という言葉はとても古く、「枕草子」で「冷たし」という言葉が使われていているので、今の大河ドラマの舞台になっている平安時代にはすでにあったようです。
冷たくて指先が痛い時、1,000年以上前の人たちと同じ感覚を共有していると思うと、何だかその痛みも尊く感じました。