ゼロワンヒーラー養成講座の参加者の方に、上腕骨のコントロール方法と3種類の気の出し方を伝授して来ました。
上腕骨のコントロールは、剣術をやられている方なら、自然に刀の操作で培われている場合があり、簡単にできます。
上腕骨を意識もしたことがなければ、意識して動かしたことのない人にとっては、かなり難しい身体操作になります。
私は、上腕骨のコントロールを始めて、自在に動くようになるまで、3ヵ月ぐらいはかかりました。
毎日続けていれば、突然できるようになりますので、焦らず続けて行って欲しいです。
fどんな方がゼロワンヒーラー養成講座に参加されたのかというと、少しだけ伝統気功を習われていた様です。
伝統気功は、修行系の場合があり、気を出すのも、気の玉が作れるようになるもの、時間が掛かる場合があります。
この方は、その通われていた伝統気功の教室がトラブルにより突然、閉鎖してしまったようです。
何度か通われたようですが、気が出ているのかなど、よくわからないまま終わってしまったようでした。
認知科学系の現代気功は、始めに技術を伝授をしてしまうので、気を出す、気の玉などができる所から始まります。
個人的には、伝統気功も現代気功も両方取り入れた方が良いと思っています。
伝統気功系の方は、黙々とワークを続けてくれるので、現代気功と出会った場合、すぐに現代気功も扱えるようになります。
現代気功から始めた方は、すぐにできてしまうので、あまり価値がわかってなかったり、忍耐強くなかったりする傾向があります。
お金と同じですね。
苦労して手に入れたお金は、大事に使いますが、臨時収入のようなあぶく銭にすぐに消えて行ってしまいます。
ゼロワンヒーラー養成講座は、初めて気功を始める方向けにデザインしています。
そのために身体開発は欠かせません。
上腕骨のコントロールは、3ヵ月ぐらいかかるので、始めの方に取り入れてます。
3ヵ月のコースなので、毎日ワークに取り組んでいれば、できるようになって卒業できます。
以前、上腕骨のコントロールをレクチャーした時に、これはどんな意味があるのですか?的なご質問を頂いたことがありました。
「腕が立つ」という言葉がありますが、腕とは「上腕」のことを指します。
多くの人が思っている腕は、前腕の場合が多いです。
前腕のことを「小手」と言います。剣道をやられている方は馴染みが深いと思います。
小手先だけで、何でもできてしまうことを、小手先芸と言います。
たまにテレビを見ていて、「腕が違んだよ」と言って、前腕を触っている方がいますが、それは違うので真似をしないようにしましょう。
上腕のコントロールができるようになると、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、ベース、ドラム、などの楽器の操作が上手になたり、料理で魚を捌くときなどの包丁捌きが上手になったり、習字・書道にも活かせますし、スポーツにも活かせます。
多くの人は、腕相撲を手首の力だけで戦おうとしますが、上腕が使えると胸の筋肉も連動するので、かなり勝率が上がると思います。
手首だけの力でなんとかしようとするのが、小手先芸です。
腕が使えるようになりましょう。
上腕骨のコントロールのやり方は、5種類あります。
今回は、一番簡単な方法と2番目の方法をレクチャーしました。
一番簡単な方法でも、全く上腕骨を使ったことのない方は、苦戦します。
筋肉のコントロールは、神経の電気信号によるものです。
神経は可塑性がありますので、続けて行けば、神経が発達して、力まなくても動くようになります。
最終的には、一番むずかしい、手を空中で固定したまま、上腕だけをくるくる動かすことが目標です。
その後に、3種類の気の出し方を伝授しました。
一つは普通に気を出すだけです。
残りの二つは、意識の違いだけです。
自分に向かって気を出すと、手のひら側が感じやすい方と、手の甲側が感じやすい方と、分かれることがあります。
今回の方は、手のひら側は感じやすいけど、手の甲側は感じにくいようでした。
そこで、残りの2つ方法の一つの方で気を出してもらったところ、「手の甲側も感じる」と、喜んでいらっしゃいました。
一度、感じるチャンネルが開いてしまえば、後は、感度を上げて行くだけです。
気感・体感を上げる方法はあります。
遠隔ヒーリングで、体感がなかった方も、あきらめないで欲しいです。
1から10に移動するより、0から1に上がる方が大変です。
ゼロワンヒーラー養成講座は、1対1で進めて行くので、グループセッションのように置いてぼりになっても、どんどん進んで行くことはありません。
基本的には、気功やヒーリングは気・エネルギーが大量に出れば、あとは何とかなります。
大量に気を出すためには、センター意識が重要になります。
所作と言ったり、正しい姿勢と言ったりする場合がありますが、同じことです。
なぜ、センター意識を高めるとよいか、「折れない腕のワーク」をレクチャーしました。
折れない腕のワークは、意識を使います。
意識するだけで、腕に気が通り、まるで、催眠術にかかったかように、他人に腕を押されても腕が曲がらなくなります。
この意識の使い方を、センター・体軸・正中線に持ってくると、ブレない身体と心・精神が出来上がります。
「腕がある人」「骨がある人」「軸がある人」になる為のワークでした。
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