先日、ゼロワンヒーラー養成講座のセッションを行いました。
今回は、軸・センター意識の作り方です。
気を出す時に、姿勢は重要になってきます。
なぜなら、軸があると骨で立ちやすくなり、脱力に繋がります。
精神面でも、心が安定するので軸は必要です。
そもそも、着物で生活をしていた頃の日本人は、軸があったように思います。
軸がなくて、着物を着用すると、着崩れしてしまうようです。
刀を腰にぶら下げ歩くのにも、刀がぶらぶらしていたらカッコ悪いです。
多くの現代人は、アウターに意識が行っているので中心軸がないです。
毎日のようにジムトレーニングをしている友人と山登りに行った時に、体幹が弱いというか軸がぶれていたのがすぐにわかりました。
「余計なことを言うけど、体幹が弱いね。」と前置きしてから、軸の作り方を教えてあげようと、少し話しましたが、「そういうトレーニングはやらない」と言われてしまい、少し口論になりそうだったので、その会話は中断しました。
家族ヒーリングと同じで、友人に頼まれてなくて、何か手助けしようとすると、トラブルの元になりやすいです。
筋トレを批判するわけではないですが、筋トレで筋肉肥大だけだと、アウターの意識が強くなり、動けない身体が出来上がります。
YouTuberのサイヤマングレートさんが「使えない筋肉選手権として」検証していましたが、全然動けてません。
筋肉のコントロールが苦手なように見えます。
サッカーで一番使えない筋肉は誰!?ガチ対決でまさかの結果に!!第3回使えない筋肉選手権/サイヤマングレート
山登りの時に、軸のない歩き方をしていると、余計に体力を使ってしまったり、足が痛くなってしまったり、岩場を歩いて川を渡る時よろけるなどして危険が生じます。
ただ、山登りを続けていれば、勝手に身体調整をしてくれるので、時間の問題なだけなこともあります。
今回は、仙骨を使ったセンター意識の作り方をレクチャーしました。
センター意識というのは、ゆる体操が代名詞の高岡英夫氏のワークです。
センターの軸は、1~4軸まであります。
センターの軸は、3軸にあるといいのが定説です。
今回は、4軸を作ってから3軸に移動をさせるワークをやりました。
気功をやる時は、軸を整えてから始める癖を付けた方が良いです。
4軸を作るワークは、仙骨の意識を高めてから作りました。
最近出た動画で面白いものがあったのでシェアします。
【何が違う?】体幹と体軸の違いをプロトレーナーが体験してみた!/佐々木勇介のスポーツチャンネル
動画も観ない方もいるので、ネタバレしますが、正座をする時の作法のレクチャーをしています。
ほとんどの方は、解説されて初めて気付くことばかりだと思います。
足をすっと下げる時に、身体がゆれないことがポイントです。
中には私の講座で、この片足立ちになってもブレない軸の作り方をレクチャーを受けた方もいます。
いきなり動画のように、体幹がぶれずに片足をスッと引くのは、難しいかも知れません。
軸が物理的にブレる原因は、軸を意識して作る筋肉が稼働していないのためです。
まずは、軸を維持できる筋肉を発達させる必要があります。
それが、内転筋です。
多くの人は、外側の筋肉が稼働しているので、どんどん足が太くなります。
軸を維持するための内転筋の鍛え方があります。
多くの内転筋トレーニングは、ただ内転筋を鍛えるだけなので、使える筋肉にはなりにくいです。
講座にご参加で興味のある方だけに、使える内転筋の鍛え方を教えます。
軸ができると、心も身体もブレなくなります。
態度や言動に一貫性が出て来ます。
センター意識がわかってくると、軍人だったり、侍の写真を見ただけで、センターが通っているのがわかることもあります。
あとは、センター意識がわかると、日本舞踊や日本の伝統芸能の所作のすごさがわかってきます。
動く浮世絵と言われている、武原はんさんの動画です。
軸ができたら、どの方向にも倒れるぐらい不安定が良いです。
動画の冒頭でも、「極論不安定の方がいい」と仰っています。
最後のセンターを意識を高める理由を、高岡英夫氏の本から引用します。
(引用開始)
そこで私はそのような状態や能力には、気というものが関係していて、センターが天上から地球の中心に達すると、そこにある宇宙空間の気がセンターを通して導入されるのだと考えました。
宇宙空間の気は、気功では天の気といわれ、人間にとって質の高い気といわれているものです。
そして、それを体内に取り入れていないと、本当の意味で健康な状態になりにくいとされています。
また人間の高度な精神作用、身体作用というものも、この天の気の質と量に支えられていると考えられています。
また、気は生命エネルギーといわれ、身体に生命力を与えると同時に精神に力を与えると言われています。
現代科学では、気そのものが何であるかは解明できていません。
一部の人たちが電磁波の一種ではないかといっていますが、これもまったくの仮説でしかありません。
しかし、気がそのような生命エネルギーであると考えると、いろいろなことがよく説明できるのです。
(引用終了)からだにはココロがある 丹田、センター、身体意識の謎を解く 高岡英夫著
「また、気は生命エネルギーといわれ、身体に生命力を与えると同時に精神に力を与えると言われています。」
生命エネルギーを高めたい方は、是非、セッションや講座にご参加下さい。
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