こんにちは!ともちんです。
自信と根拠を持って
ドッグフードにトッピングする食材を
選べるように・・・
さつまいもと大豆食品はトッピングに向かないものでしょうか?
飼い主さんから、ていねいな
質問メールをいただきました!
「ともちん先生はじめまして。
初めて先生の小冊子を読んだときは
正直驚きました。
一番の驚きは、ドックフードが
病気の元を作るかもしれない
ことでした。
~中略~
質問なのですが、
『トッピングにしてはいけない
食材3つ』の中のさつま芋ですが、
インスタグラムと
先日のメッセージ
(トッピングの例)と
違っていたのですが、
さつまいもはトッピングには
向かないものでしょうか?
それと、
大豆食品もいけないようですが、
発酵食品の納豆も同じですか?
うちの子が好きなので、
毎日少量あげています。
お忙しいところ
申し訳ありませんが、
教えていただけないでしょうか。」
目的のないトッピングはよくないこともある。
ドッグフードは、
もともと人用のビスケットを
モデリングして作られましたので、
炭水化物がだいぶ多い組成に
なっています。
さつまいもや、豆類は、
主成分が炭水化物なので、
炭水化物が多いドッグフードに
トッピングすることで、ますます
炭水化物の割合が
多くなってしまい、
トッピングとしては、
あまりおすすめしていません。
ただし、
手作り食へ移行する予定があって、
少しずつ新鮮食材に慣らす
という目的であれば、
さつまいもや豆類を
食べさせていくことも、
いいと思います。
いずれにしても、
トッピングも目的を持って
していくべきだと考えていて、
長期的な栄養補給のための
トッピングであれば、
やはりお肉類が一番です。
発酵食品のトッピングの意味
ちなみに、
「発酵食品」というのは、
炭水化物からアミノ酸が
作られている食品
ということになり、炭水化物の
消化が難しい作業なのは、
人間も同じで、
そんな中、
少しでも炭水化物が菌によって
分解されてアミノ酸になっている
発酵食品が消化にいいから、
「発酵食品がいい」という話に
なっている部分が大きいです。
さらには発酵を行う菌が、
胃の中で死んでしまうとしても、
その死菌体が、腸の善玉菌を
増やす材料になっているので、
炭水化物を消化するための
腸内細菌を強化するには
いいかもしれません。
ただ、根本的に、炭水化物食は
犬には向いていないので、
順番として、動物性たんぱく質を
しっかり補給することが
一番最初にすべきことかと
思っています。
トッピングにはメリットしかない!
『ドッグフードのトッピングの種類と目的』
~愛犬の健康を守る考え方を身に着けよう~