動物病院での血液検査項目の中に、血球検査というのがあって、さらにその中の好中球数とリンパ球数に注目してください。

 

上の画像だと、好中球数が12.61K/μl、リンパ球が1.52K/μlです。Kは×1000で、この場合、1マイクロリットルの血液中に、好中球が12610個、リンパ球が1250個、ありますよ、ということです。

 

好中球もリンパ球も、基準値内に入っています。これは、症状が何もない子を何頭も調べて、このぐらいの値なら、症状は出ていません、という意味です。

 

ところが、この子の値は基準値内ではありますが、健康値ではありません。十分に病気になり得る値なのです。

 

続きは次のブログで。

 

糖尿病の猫〜その後

テーマ:

さて、漢方での初期治療で血糖値が下がっていた猫ちゃんですが、その後、再び血糖値が上がり、インスリン治療を行いました。

 

これは私の反省点なんですが、初期の漢方治療で改善した場合、その同じ処方を動かしてはならないのです。

 

この反省点は、以前にも何度かありました。

私はバッチフラワーレメディの、チェストナットバッドを飲むべきです。

 

チェストナットバッドは、何度も同じ失敗を繰り返す時に使います。わんちゃんなど、私の患者さんの場合は、何度も同じ症状が繰り返し現れる時に使うことがあります。

鳥の足の皮膚病

テーマ:

鳥さんの足にタコができることがあります。

 

たぶん、われわれ人の、魚の目のような感覚ではないでしょうか・・・

歩く時、つっかえて痛そうです。

 

血流の改善をメインに、消炎をサブに、漢方治療を行ったところ、1ヶ月半ほどで、タコの部分がポロリと取れ、きれいな皮膚ができていました。

 

 

猫の糖尿病

テーマ:

各地で豪雨の被害が出ました。

突然の災害で犠牲になった方々、そのご家族のことを思うと、胸が痛みます。

また、今もなお、避難生活を送っている方々、片付けに追われている方々に、心からお見舞い申し上げます。

 

さて、クリニックでは、トイレじゃないところでおしっこをしてしまうという猫ちゃんのご家族からの訴え。とてもよくある訴えです。

 

その場合、ご家族はたいてい、行動学的な異常だと考えていらっしゃいます。

トイレが気に入らないからとか、他のところの方が排尿しやすいから、とか。

このようなことは、うさぎちゃんでも、もちろんわんちゃんでも起こりますが、今日は猫ちゃん。

 

獣医師の方は、まずは尿の異常、排尿の異常を考え、尿検査を始めとした各検査を実施します。

 

今回は検査の結果、糖尿病が発覚しました。

 

インスリン治療の前に、漢方治療と食事療法を開始。1週間後の再検査で、血糖値の改善が見られました。

 

漢方治療と食事療法の継続に合わせて、行動学的なアドバイスも行い、最初の受診から1週間を過ぎたところで、トイレ以外の場所で排尿することがなくなったとのことです。

 

今後も糖尿病の漢方治療を継続し、排尿行動を見ていきます。

 

木原ペットクリニックWebサイト

犬と猫の角膜潰瘍

テーマ:

目の異常、角膜潰瘍。

目の表面がえぐれたようになったり、なんともないように見えても、シパシパと目を開けにくそう。

 

病院に行くと、検査をして、目の表面に傷があります、と説明を受けます。

 

目薬が何種類も処方されて、1日に4回、5回、ささなければなりません。大変。わんちゃんや猫ちゃんが嫌がると、さらに大変。

 

治りにくい場合には手術が必要になることもあります。

 

通常、飲み薬はあまり出ません。目の表面には血管がないため、飲み薬の効果は出にくいのです。

 

ところが・・・ここでも漢方が活躍。

目薬だけでは治りにくかった時に、漢方の飲み薬ですっきり治ったのです。

 

しかも、目薬が大変すぎて、おうちの方が、もう目薬はできない!と訴えられて、仕方なく漢方内服を出してみたという状況でも、治ってしまいました。

 

目薬なしで治ったことに、初めは私も本当にびっくりしました。

 

ですがそれ以来、重症度の高い角膜潰瘍には、漢方の内服を目薬と合わせて出すようにしています。それにより、治りが早く、また、治らないということがなくなったと思います。

 

木原ペットクリニックWebサイト

鳥の漢方

テーマ:

クリニックに初めて来られるご家族の中には、漢方なんて、本当に効くの?と、半信半疑で来られる方も、けっこういらっしゃいます。

 

わんちゃんの患者さんで、普通の治療ではもうこれ以上できることがないから、漢方を頼って来てみたという方でも、半信半疑。

 

それでも1週間後には明るい顔をしていらっしゃって、本当に効くのね、前より元気になりました!と今度は驚きの表情。

 

まして鳥さんのご家族は、鳥を見てくれる病院がないから、仕方なく(とまでは言わないかもしれませんが・・・)、来ていただく方もいらっしゃいます。

 

そういう時は、まず、うちは鳥さんの治療にはほぼ漢方を使います、という説明からしていきます。たいていホームページを見ていただいているようで、そこは案外すんなり。

 

それでも半信半疑の表情が強いです。今までけっこう効いてるから大丈夫、と、かなり大見得を切らないと、帰ってしまうのではないかという危機感を抱きつつの緊張感あふれる診療風景です・・・

 

というのは大げさですが、なんとか説得して漢方を処方。やっぱり1週間後にはホッとした表情でいらしていただいて、治療継続となります。

 

経験値ですが、ありがたいことに鳥さんには漢方が合っているみたいです。治療の幅も広いです。鳥さんたち、困ったら、漢方も試してみてね。

 

木原ペットクリニックWebサイト

猫の好酸球性皮膚炎

テーマ:

猫の皮膚病の中でも、よくある好酸球性皮膚炎。

その中で今日は好酸球性プラークと呼ばれる症状について。

 

猫が1ヶ所をすごくなめていると思ったら、毛が抜けて真っ赤になっています。傷みたいになっているのに、猫はずっとなめていて、痛くないのかな、と思い、慌てて止めつつ、病院へ!

 

というのが好酸球性プラークです。

 

皮膚検査をしてもらうと、好酸球という特徴的な細胞が増えているので、好酸球性皮膚炎という診断が下され、アレルギー反応が関与していると言われています、と説明を受けます。

 

とりあえず症状を治めるためにステロイド剤を注射してもらうか飲み薬でもらうか、もしくは塗り薬を出してもらうかもしれません。

 

 

クリニックでは、好酸球性皮膚炎のうち、少なくともこの好酸球性プラークについては、漢方の塗り薬で対応できています。バッチフラワーレメディを組み合わせることもありますが、ステロイド剤は不要、飲み薬も不要です。

ダックスの脊髄軟化症

テーマ:

椎間板ヘルニアによる麻痺症状とよく似た症状が出ますが、麻痺の進行がとても早く、数時間から1週間以内に亡くなる恐ろしい病気です。

 

先日、脊髄軟化症による進行性麻痺が起こっていると見られるわんちゃんが来院しました。椎間板ヘルニアの治療中のわんちゃんでしたが、数日の間に麻痺が体の前の方にどんどん進行していました。

 

1週間以内に亡くなる可能性を無情にもご家族にお伝えし、それでも諦めないように励ましながら、副腎皮質ホルモン剤や補液と同時に、漢方、磁気治療、レメディ等、考え得る限りの代替医療による治療を行い、発症から約2週間経って、命の危機を脱することができました。

 

一時は前足が完全に麻痺し、食事も摂れない状態でしたが、ご家族の努力によりさまざまなケアを行い、ご家族の手作りの車イスに乗せてもらって前足だけで走れるまでに回復しました。

 

写真は、わんちゃんがものすごい勢いで走るもんだから、ブレています!(ちなみに走り疲れると、車イスに乗ったこの格好のまま寝てしまって、その姿がまたとてもかわいいです。)

 

 

 

 

 

 

アスペン

テーマ:

バッチフラワーレメディは、38種類の花のエキスが、38種類の感情に対応していて、その負のエネルギーを正のエネルギーに変えてくれます。

 

飲みかたはとても簡単で味もないので、お薬が苦手なわんちゃんや猫ちゃんでも、ストレスなく飲ませることができます。

 

今日はアスペン。

 

「なんとなく怖い」時に使います。得体の知れない恐怖感です。

 

暗闇が怖い時は、「暗闇」という特定の状況が怖い場合と、何かがひそんでいそうな得体の知れない怖さの場合がありますが、特にわんちゃんの場合はどちらかはっきりとはわからないので、ミムラスとアスペンを同時に使うことが多いです。

 

わんちゃんでも、明るいと眠れないけど、真っ暗にするとキュンキュンと声を出して落ち着かず、豆電球くらいがいいみたい、とご家族がおっしゃることがあります。特に重症患者さんや高齢の子。

 

他には、おとなしくしていたのに突然騒ぎ出して、理由もわからず、どうしたらいいのかわからない時、ロックローズと合わせて使うと、そういうことがなくなります。

 

私自身は、ミムラスやスターオブベツレヘムと違って直接使ってみていないので、使用感はわかりませんが、子供の頃、階段を降りたところにあったトイレがすごく怖かった、あの恐怖感です。

 

今でも時々に夢に出てくる恐怖感。

 

けっこうつらい感情だと思いますので、心当たりがあったら使ってみられたらいいと思います。人で使ってみた方は、使用感をぜひ教えてください!

 

 

スターオブベツレヘム

テーマ:

バッチフラワーレメディの、スターオブベツレヘムは、過去のショッキングな出来事が影響している時に使います。

 

みじかな人との死別や、交通事故などの事故後、手術、虐待など、心または体に傷を負った時に。

 

使用感としては、今でも信じられないような過去の出来事を、過去のものとして受け入れ、前を向いて生きていく気分が出てきます。

 

夢を見て、起きた時にまだ夢の中にいてなかなか現実の世界に戻って来られないことがなくなります。

 

レッドチェストナットやハニーサックル、アグリモニーなんかとも、状況に応じて一緒に使うといいのではないでしょうか。

 

レスキューレメディにも入っています。