帰ってきたお札 | 司法の山を見まわして

司法の山を見まわして

司法書士の宮前知光と申します。
世界遺産「富岡製糸場」の近所で開業しております。
業務と関係したりしなかったりの、日々の雑感を綴ります。

金融機関とのお付き合いで(ムリして)定期積金をする、というのは司法書士あるあるの一つなわけですが叫び

 

某金融機関の集金担当者さんが、翌日またやって来てなにやら申し訳なさそうにしています。

「昨日いただいたお金なのですが、私がうっかり1枚多くお預かりしてしまったようでして」あせる

 

要は、ウチの事務所以外には心当たりがないので、お札を返しに寄ってくださったとのこと。

こちらとしては、証拠はないし、そもそも気づいていなかったし、この担当者さんがしらばっくれていればそれっきりのはずでしたがま口財布

 

「いやあ、うっかりしたのはこちらのほうです、すみませんでした。でも、ほんとにウチのお金なんですかね?」

「はい。折り目のないお札でしたし、間違いないと思います」

 

しょうじき、わりと雑でいいかげんな印象の金融機関だったのですが、この方のまっすぐな誠意に触れ、だいぶ認識を改めました(雑だからこそ数え間違えたんだろう、というツッコミはナシで)合格

 

どんな組織にあっても、志高く誠実に生きることはできる。

個人の力で内外に良い影響を及ぼすこともできるアップ

 

ということですね。と信じたいですね。

組織嫌いの人間として、考えさせられるひとときでした桜