「美しきシモネッタ」というボッティチェリの作品だけの、ただ1枚だけの展覧会という勿体ぶった、じゃなかった優雅で豪華な展覧会に行きました。
竹橋の丸紅ビルです。会社の紹介と歴史があり、初めて伊藤忠商事とわかれてできた商社だと知りました。丸紅というとロッキード事件しか思い浮かばない年頃なのですが、年表にもそっと「昭和51年、ロッキード事件」とありました。シモネッタはどこかの美術館に売りつける目的で買ったのに、新聞で「この絵には3箇所版画と違う点がある。ネックレスの隙間と頭の飾りとあとどこか」みたいな記事を出されたせいで1億5000万円で買った絵がパーになるところでしたが、必死に鑑定して間違いなくボッティチェリのシモネッタだと言わせて終息しましたが、結局美術館には売らずに丸紅で暮らしていたようです。生パスタ美味しかったです。