ナショナル・ギャラリー10月24日 | けろみんのブログ

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日記・観た映画のこと・観た展覧会の感想


ナショナル・ギャラリーと言ったらこの作品。この奥さんは妊娠してるわけでなく最新流行のフアッションだとか


トラファルガー広場。いい天気で何より(美術館にこもっていて意味なし)
今日も髪が緑!

「ナショナル・ギャラリーは3時間もあれば回れる広さ」とどこかに書いてあっので、ウォレスコレクションを出て、3時に着いたけど余裕で回り終える、とおもったら大間違いでした。部屋が、50くらいあるのです。大体東京国立博物館の18室と国宝室が代わるがわるある広さで50です。

読み書きを教わるキューピット、ヴィーナスは愛欲より教養を重んじるようになる

音声ガイドを借りたら、貰えたリストに、小さくかかれた該当作品の図に番号が書いてあり、部屋の名前も書いてありますが音声ガイドはほとんどの作品についているので英語がわかるなら日本語のない、英語の解説も聴けます。



レオナルド・ダ・ヴィンチは、素描がとにかく綺麗。いつも思うのは女性の顔が知り合いに似てるってこと。もう会えない所に行ってしまいましたが、見る度に彼女を思い出します。



岩窟の聖母
レオナルド・ダ・ヴィンチの数少ない絵画のひとつ。奥の特別な部屋に上の写真の素描と共に展示されています。

リストには地図もついていたので見た部屋にはバツをつけて、迷子にならないようにしました。


ラブリーなおばさん


そして、音声ガイドの解説があまりにも長いので、ぜんぜん進みません。最初1時間に3室しか進まないので絶望しました。



フェルメールは2作品並んでいます。同じ題材ながら雰囲気が朝と夕方のように違います。スッキリとした部屋と直線が多いのが、フェルメール後期の特徴だそうです。



見たい作品が各部屋に散らばっていて、しかも同じ時代、同じ雰囲気やテーマがまとまっているのでついつい「あら、この作品いいわー!」と長居したり、列品解説がそこかしこで行われているのでちょっと耳を傾けたり、見どころがとても多いです。


部分的に撮った作品を。
ミケランジェロは彫刻を途中でやめたものは2つ見ましたが、絵画も途中のものあるんですねー


このドクロ全然ドクロに見えるポイント分かりませんでした。

目玉がついた本。なんでー?


ピンクの野菜は白菜に似てるけど「ピンク菜」かな?野菜豊富。今も、市場ではたくさんの野菜がこのイメージのすがたしています。


廃墟なので割れた床から雑草が出てるの図
ぶどうは西洋の画家の方が美味しそう。

画中画って楽しい
フラ・アンジェリコだとおもう
一人一人優しみに溢れる


短縮法と、落ちた棒の向きで遠近法を強める

私は、この映画を↓劇場2回、家で何回も見ているのでやっと来た!と大感激でした。

とりあえず、半分くらいみて、あとは明日に回すことにしました。そしたら奥の部屋からどんどん部屋が閉まっていき、降りたところが入ったところと違う入口になってしまい、クロークに預けた荷物を引き取るのに苦労しました。

ナショナル・ギャラリーに限らず、どの美術館もみなお話しながら楽しそうに鑑賞している点が日本と違ってます。
水飲みながら見てる人いてびっくり。

いちばん素敵なのは、ガイドツアーが沢山あることと、スケッチ出来る場所が沢山あることです。

日本の美術館では無理ですね。絵の具なんか持ち込んだら何されるかわからないし、人が沢山すぎてそんな場所ないし……

ロンドンは道路は大渋滞、地下鉄は狭くて、すぐ止まるししかもエレベーターやエスカレーターが少なく、かなり住みにくそうです。

日本も東京に人口が集中するのは便利すぎるからでは無いでしょうか?もっと不便にして今の10分の1くらいならゆったりと美術館で鑑賞出来そうですね。