先日、神奈川県民ホールにて、
2ヶ月に及ぶ50公演の大千秋楽を終えることができました。
だいぶ空いたなー笑
終わったあと、のんびり・・・
していませんでした笑
色々やりたいことややるべきことあって、そして今落ち着いてブログ書いています。
本当に、本当に、無事に終われてよかったです。
誰一人欠けることなく。
台風で中止もありましたが振替公演もできてよかった。
地方回れたの嬉しかったなー!!
どの公演も満席でありがたい限りでした。
神奈川の満席圧巻だった・・・。
さて、地方の話はまた後で書くとして
皆さんいかがでした?
『ジャージー・ボーイズ』2018。
楽しかったでしょ?笑
どちらも大好きでした。
どちらの回の時も嬉しかった。
やった!今日BLUEじゃん!
やった!今日WHITEだ!
と笑
個人的に、
もう既に白と赤という一つの強い完成形がある『ジャージー・ボーイズ』に、もう一つ新しい風を吹かせようと戦うBLUEの姿がとてもかっこよくて素敵でした。
初めて観て頂いた方にも、初演観てくださった方々にも、楽しんでもらえたのではないでしょうか。
そう思うのは、東京初日間際のブログにも書いた通り、稽古場の時点で初演に負けない、初演を超えるエネルギーを感じたから。
稽古場に油断は全くありませんでした。稽古場にいる誰もが2年間でものすごく大きくなっている、その上で更に戦っていました。
初演のクオリティを目指ざそう!という人は1人もいなかったのではないでしょうか。
皆でより大きな新たな『ジャージー・ボーイズ』の魅力にたどり着こうとしていました。
僕は初演、苦しみました笑
戦いまくりでした。
一昨年のブログに書いてあるんじゃないかな。
色々なこと戦いましたがやはりブッチギリは歌だったでしょう。
そもそもあんな声人生で出したことなかったので笑
あっきーさんについていくぞと。
さて、迎えた再演。
僕はどうなったと思います?
初演の経験があるから今度は余裕を持ってただろう。と。
思います?笑
いえいえ苦しみましたよ笑
戦ってましたガッツリ笑
きっと初演を目指してたら楽でした。
「あれでしょ?うん!大丈夫!やったことあるから!(・▽・)」と。
でもきっと、成長するって、見える世界の範囲も更に広がって、結局そこにはまた新たな、成長する前は気付くことすらできなかった未発達・未開拓な自分の部分が見えるということではないでしょうか。
それってとても喜ばしいことですよね!
満足した時には、終わってしまうんじゃないかな。
ということでその全然未発達じゃん手付かずじゃんここという部分を僕は新たに見つけ、そしてそれを追っかけてしまいました。
戦ってました。自分と。表現と。
結果、稽古場大変でしたやっぱり笑
初演は主に歌との向き合い続けました。
今年は、
1番は芝居でしたね。
どの役もゼロから考え直したと書きました。
ハンクも、フィルも、警官も、その他の役も。
その作業はとても楽しかった!
一度やったことある役なのに新たな面をたくさん発見できて!
まあ初演どんだけ浅かったんだという気持ちにもなりますが(ごめんよハンク達!(・▽・;)もちろんあの頃も全身全霊で君らと会話してたけどね!)
ただ、穴が見えているのにその埋め方がわからず迷子になることもあって
その時に本当に色んな方が手を差し伸べてくれて。
藤田さん、もっくん、やすさん、たくぴーさん、伊礼さん、がうちさん、
いや、もうホントにたくさんの方々が
その中でも今回1番お世話になったのが阿部さんでした。
僕の所属する事務所オフィスクロキの1番の大先輩阿部裕さん。
神奈川楽屋でです!
うれしー😆
普段あまり阿部さんとはそんなワイワイ話すわけではないのですが、今回色々な場面でたくさんアドバイスをくださいました。
稽古場でも、ゲネ直前も、本番中も。
もうそれが心から嬉しかったです。
どれだけ感謝してもしきれないです。
また共演したい、その時に成長した姿をお見せできたら、そしてまたご指導頂けたらな、と思います。
そんな藤田さんや阿部さんをはじめとする皆さんの愛や優しさを目一杯うけ(あ、もちろん僕の愛も笑)、今年のハンクや警官が生まれました。
だから皆さんからハンクやフィル達の感想を頂いた時、ものすごく嬉しかったです。
ありがとうございます。
というか
ハンクやフィル達の感想だけでなく
稽古中や本番中、
客席で、劇場の外出たとこで、ツイッターで、お手紙で、
皆さんからいただいた声や言葉や拍手や笑い声に常に支えられていました。
『JERSEY BOYS』は一般大衆の物語。彼らがThe Four Seasonsを支えたから。
そして僕は、今まさにこのブログを読んでくださっている皆さんに支えられて、最後まで『ジャージー・ボーイズ』を走りきることができました。
辛い時、苦しい時に皆さんの言葉にものすごく助けられました。
本当にありがとうございました。
・・・
なんかありきたりな言葉になっていて個人的に満足してませんが、本当に。
届け!この想い!笑
そして!
僕ら『ジャージー・ボーイズ』は!!
皆さんに支えられてこんな素敵な再演を迎え、そして終えることができました!!
だって地方公演だよ!!
初演クリエだけだったのに(゜▽゜;)
しかも大阪のみならず!
名古屋も!福岡も!
秋田も岩手も!!
すごいよ皆さんの支え!!!
しかもしかも!
CD発売するんですよ!!(゜▽゜;)
すごいよ皆さんの声!!!!
こんなに皆さんにたくさんを愛をもらっている『ジャージー・ボーイズ』は、これからもずっと日本で愛され上演され続けるミュージカルになるんじゃないかなーと思います。
そしてそんな素敵な『ジャージー・ボーイズ』に、また関わることができたらいいなと思います。
その時はまた応援してくださいね。
そうだ、今回どうしても撮りたい3ショットがあったんですよ。
そしてボブ・クルーの「フランキーの声をダブらせる!」を実現させるため第2・第3のフランキーの声を担当する僕と小此木まりさん。
フランキーと声を重ねる時はとても特別な時間です。
幸せと、喜びと、責任と、緊張と、etc
色々なものが混じって、真っ白になって、
ただあっきーさんのフランキーの音だけに集中する時間。
Big Girl Don't Cryでは歌う前にいつもまりさんと目を合わせていました。
2人で稽古後残ってしゃべる声が変になるまでさゆりんさんの猛特訓受けたりしましたね笑
ちなみに、Sherryは僕は歌ってません!実は。重ねてるのはまりさんだけ。
2幕冒頭のBig Man in Townは逆にまりさんは歌ってなくて重ねてるのは僕だけ。
初演でも歌った部分ですが、芝居と同様簡単だと思った時など一瞬たりともなかったですね。
あっきーさんの歌声も2年前よりも更にはるかに進化していて、また、日々ニュアンスも微妙に違い。
まりさんと2人で歌い続けてるうちに、そのうちあっきーさんのリズムの変化にもなんとなく合わせられるようになり、2人で「うちら未来予知能力ついた?」とか冗談言ったりしてました笑
歌もまたたくさんの人に助けられました。
音楽の天才であるヤスさんとあらた、さゆりんさん、そして何よりあっきーさん。
大学生の頃の僕に知らせたらぶっ飛ぶぞ。
でも実際色々教えて頂いてる時は、目の前に提示された世界の広さに圧倒されつつも必死に進み方を探しているので、あまり喜びとか「やったぜー」とかほぼないですが笑
もう、ただ、必死。
こんな風にゆっくりブログ書きながら振り返ってる時に
ああ、あれ幸せだったな
と思っています。
本編最後の曲【Who Loves You】の英語歌詞の出だし
Who loves you, pretty baby?
Who's gonna help you through the night?
誰より愛を くれる人は誰?
闇を貫き 導くのは誰?
共演者の皆さんの、スタッフの皆さんの、そして観に来てくださった皆さんの、更には僕の周りにいる家族や友達、みんなの愛に助けられて、みんなが闇を貫いてくれて
『ジャージー・ボーイズ』を最後まで終えることができました。
たくさんの方々に喜んでもらうことができました。
ありがとうございました。
ここでいったん終わるけれども、
まだ全然『ジャージー・ボーイズ』書くことあるので笑
地方公演のこととか
僕の役のこととか
今年は写真を全て撮れた!
色々書きたいと思ってるので。
でも年末の舞台『High Fidelity』
(あと、ただの気晴らしとかも笑)
更新スピードは期待せずー笑
冒頭で5日経ったって書いたけどブログ書いてたらもう6日経ってたよ笑
では!!