息子の変化・その後 | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

 

先日,息子が少しずつ変化をしているという話を書きました.

 

 

 

さらに,変化を感じさせる出来事がありました.

 

 

 

 

 

 

水曜日に小学生時代に通っていた体操教室に手伝いに行きました.

 

 

 

 

体操教室は小学校卒業と同時に卒業しているのですが,幼稚園の時からずっと通っていたので,久々に会えた先生たちも大喜びだったそうです.

 

 

 

不登校になってから,習い事もすべて行けなくなってしまいましたが,いつでも戻れるようにと籍は残しておきました.

 

 

 

結局,そのまま体操教室に戻ることは無かったのですが,幼稚園時代からかわいがってもらっていた先生たちなので,息子も思い入れが大きいのですね.

 

 

 

 

 

実は,一番喜んだのは何といっても娘です.

 

 

 

 

 

前日に息子がそれらしいことをほのめかしていたので,ずっと楽しみにしていました.

 

 

 

 

ところが,学校から帰って部屋着のままの息子を見て『行かない』って思ったようで,めっちゃ落ち込んでたんです.

 

 

 

でも,たぶんそれは息子の演技.

だって,娘が帰ってくる前に風呂に入ってましたから(笑)

 

 

 

 

娘の落ち込みを見たからかどうか分かりませんが,息子はさっと着替えて,それを見た娘は笑顔を取り戻し,妻と3人で出掛けました.

 

 

 

 

ちなみに私ですが,息子が体操教室に行くことは知らず,息子が「出掛けてくる」というのを聞いて,初めて「もしかしたら体操行くん?」と半分?のまま仕事へ.

 

 

電車の中で初めて体操に行ったことを妻からのLINEで知るという…

 

 

 

そして,その夜に妻から上に書いたような息子と娘のやりとりがあったと聞きました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして木曜日の昼,買い物に行くと言う妻に,「家に一人じゃ何も食うもんないし」と言って,途中まで一緒に出掛けたんです.

 

 

 

今まで,平日昼に出かけるなんて「それは無しでしょ」と言って絶対に拒んでいたのに,自ら出掛ける意思を見せたんです.

 

 

 

電車に乗って途中まで一緒に行き,昼ご飯を食べて,帰りの待ち合わせの時間を約束して別行動をしたそうです.

 

 

 

息子が行ったのは,国会議事堂.

 

 

 

どういう思いで行ったのかは分かりませんが,一つだけ確かなのは,国会議事堂は息子が6年生の社会科見学で行けなかった場所.

 

 

 

当日の朝まで迷っていたけれど,「やっぱり行けない」とあきらめた場所なのです.

 

 

 

そこまで行って,写真を撮ってきました.

 

画像はお借りしました

 

 

 

 

さらに,金曜日,

 

 

実は木曜日の朝から激しい腹痛に見舞われていた私ですが,その日は朝から出勤し,何とか1日を終えて,翌日は休みにさせてもらったんですね.

 

 

 

息子は,

 

「今日は先生が来るから,遅くても4時には帰ってくる」と言い残し,

 

私の自転車に乗って昼のドライブへ.

 

 

 

 

1時間半くらいで帰ってきたのですが,布団で倒れている私にポカリスエットを買ってきてくれました.

 

 

 

 

「どこ行ってきたの?」

 

 

「○○(地名)の△△(スーパー)」

 

 

「へー,ずいぶん遠くまで行ったんだね.ポカリありがと」

 

 

息子は無言で手を上げて応えてました.

 

 

 

 

 

そのスーパーは商業施設の1つなんですが,その施設の中に何があるかというと,スイミングスクールがあるんです.

 

 

 

 

 

娘が今通っているスイミングスクールですが,息子が6年生の途中で通えなくなってしまったスイミングスクールでもあるんです.

 

 

 

 

 

 

息子が意図して行動したのかは分かりませんが,水,木,金で出掛けた所は,息子が元気なままなら普通に通い続けたり,行けたりした場所なんですよね.

 

 

 

 

 

 

私には,息子の本能が,息子の心が置き去りになっていた場所に息子を行かせてくれたと思わずにはいられません.

 

 

 

 

 

 

そして,金曜日の家庭訪問の時,今年度の目標として友達5人に会うと決め,その方法として

 

 

小学校の運動会を見に行く

 

小学校の学校公開に行く

 

中学の運動会を見に行く

 

 

と言っていたそうです.

 

 

 

できるできないは別として,先月の修了式の日には,「中学の運動会は無理でしょ」と言っていたのを考えると,息子の心に変化が訪れているのは確かだと感じています.

 

 

 

 

 

 

 

そして,土曜日の昼に一言私に言ってきました.

 

 

 

「オレ,昨日数学のドリルをやったんだ,2ページだけだけど」

 

 

 

 

 

 

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