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◆試験の緊張を解きほぐすメニュー

今回のお客さまは先日大きな資格試験を受けてきたばかり。
それまでずっと頑張って気を張ってきたと思うので、それからホッと解きほぐれるメニューを考えました。

*メニュー
玄米シチュー
黒米入り玄米
ごぼうの梅煮
蒸し煮にんじん
ひじきこんにゃく
蓮根の醤油煮
冬瓜の椎茸葛かけ

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玄米に黒米を加える事で食べやすく。
きんぴらや蓮根ひじきではなく、蒸しにんじんとひじきこんにゃくに。
この方は、梅干しやお醤油、塩辛が大好き。でも甘いもの好き。
きっと陰メッキタイプだと思う。
冬瓜は一度軽く炒めてから、椎茸出汁で煮込みました。
椎茸作った葛の餡かけも大好評。

◆額の肌荒れが気になるメニュー

新しい挑戦を始めました。
お友達を自宅に招いてマクロビオティックで学んだ事をメニューに盛り込もう!

初めてのお客さまは高校時代からの親友ちゃん。

*メニュー*
醤油番茶
玄米巻き寿司(ゆかり巻き、きんぴら巻き、ひじき巻き)
ごぼうの梅煮
蓮根の蒸し餃子
秋の根菜豆味噌汁
葛餅のメープル醤油かけ

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肌荒れと低血圧が気になるという。
肌荒れはとくに生え際と口元。
額の肌荒れは油脂過多のサイン。今回のメニューは油は一切使わず作りました。
肌荒れは長期間腸に食べ物がたまっているのも原因の一つ。
食物繊維が豊富で整腸作用があるごぼう、蓮根をふんだんに使い、デザートは整腸作用のある葛餅。

低血圧は、血管が広がっていて圧が低くてもサラサラ~と血液が流れていく。
つまり血管を締めるようなメニューが良いのかな?
最近粉食が多いようなので、陽性化するように調理しました。

◆蓮根と小豆の利尿作用

蓮根の摩り下ろしの水気を絞り、絞った方は饅頭や餃子の具によく使います。
残った水気はいつも味噌汁を作る時の出汁の一部にしていたのですが、今回は煮物が残っていたのでそれに加えて即席で蓮根スープにしてみました。
そしたらびっくり。ものすごい利尿作用が!
そうだとは知識として知ってはいたけど、ここまでとは。

蓮根300gをおろした絞り汁に、煮物と摩り下ろした蓮根大さじ3ほどに加え、目分量で汁物にちょうど良いよう昆布出汁を加え、コトコト煮詰めました。煮物にしっかり味がついていたので塩で味を微調整。
ちょうどお茶碗三杯分の蓮根スープができ、美味しかったのでつい全部飲んでしまった。

すると、三時間後に一度トイレへ。
そして眠ってから夜中にトイレに目覚めてました。なんとさっきからきっかり三時間後に!!
一度眠ってからトイレに起きるなんてもう何年ぶり?何十年ぶり?でした。

朝方、またトイレに行きたくて早めに起きてしまいました。
時計をみるとまた三時間後!
三時間感覚にはとてもびっくりしました。

つまり蓮根100gの絞り汁で、三時間感覚で利尿作用が働くってことなのかな?興味深い。

本当は一度に三杯も汁物飲むなんて良くないんですけどね。
腹八分目が理想ですから…。
でも三杯飲んだおかげで、不思議な利尿作用体験ができてある意味ラッキーでした。

ちなみに小豆を昆布と塩のみで茹でたものを、おやつにぽりぽり食べたあともやはり3~4時間後に利尿作用があるように感じています。