4月中旬、放射線治療が終わったころ、乳腺外科の診察で病院へ。
白血球は2700、そのうち好中球は75%。好中球の割合が良いので、まあまあいい感じです。
この頃は、主治医Y先生とのコミュニケーションがうまく行っていないころでした。
何か質問しようとすると、言葉を遮られることが多く、私の意志と違うように捉えられていることが多々ありました。先生が苛立っているのも良く分かりました。
また、私も声がよく出ないので、言葉の数が圧倒的に足りません。
言いたいことが話せません。
結果、黙って話を聴くだけになります。
心の中では、
そうじゃない先生。そんなことは私も分かっている。そのうえでの質問をしたいのに、なぜ最後まで私の言葉を聴いてくれないの?そんなに私は厄介な存在なの?
グルグルと頭の中で言葉が巡り、先生の話が入ってこないこともありました。
悲しい気持ちで、何度もY先生の言葉を反復してみました。
結論は、Y先生は病院側の人間だということ。
私に「なんでここに来た、やることはない」と言い放ったO医師側の人間であること。
私の言葉でなく、O医師の言葉を信じているんだろうと。
私自身も今後に期待はしていないので(治るとは思っていません)これ以上のセカンドオピニオンを必要としませんでした。
望むことは痛みや苦しさがなくなればいいだけと、余計な治療は必要ないと心底思っていました。
Y先生が「呼吸器外科で胸膜癒着術をしたらどうか?それには2週間ほど入院するけど、どうする?やる?」
・・・余計な治療はもういらないと思っていたのに、聞いたこともない治療が出てきた。2週間の入院って長くない?これは簡単な水抜きとは違うな、どうしよう。どう答えようか。
早く答えないとまた先生がイライラしてしまう。でも急に決められない。
案の定、Y先生は返事ができない私に苛立ちました。
「2日後に呼吸器外科に予約できるから、それまでに決めておいて」
あぁ、また違うお医者さんと出会うのか、これで何人目だろう。どんな人だろう。やだなあ。
もういいのに。何もしなくていいのに。そんなことばかり考えていました。
2日後の診察で会った呼吸器外科のI先生は優しい先生でしたが、それは今だから言えること。
ネガティブモードの私は、すっかりふてくされていました(^^♪