子ども達の習い事 その2 | にじいろパレット*スタッフNのブログ

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不登校経験のある子どもを持つ母のブログです。
恵那市で生きづらさを抱えたお子さんの居場所づくり活動や親の会を行っています。

さっきの続きです。
 
私が学生時代水泳をやっていたこともあって、
子ども達に水泳をやらせたかったという気持ちもありました。
子ども3人をスイミングに入れて、同じプールのフリーコースで自分も泳ぐという感じで
通っていました。
 
長男の登校しぶりが始まったのは小2の6月ごろ。そのころ、
泳ぐことは好きだったのですが、スイミングは嫌がったのでやめました。
サッカーもやっていたのですが、これもやめました。
どちらも好きな事だったのですが、どうやら「集団で指導を受ける」ということが
長男には合わなかったようです。
やりたいことはあっても「もう絶対習い事は行かん。」と言っています。
こどもチャレンジは2年生の夏頃から始めました。
付録にひかれて、始めました。
完全不登校になった10月頃からは、学校の宿題に手をつけなくなったので
せめて、チャレンジでもやってくれればと思いましたが、
なかなかできませんでした。
エネルギーを使い果たして、完全不登校になってしまったので
家にいても、テレビを見たりゲームをするのが精一杯。
嫌なこと、苦手なことに取り組むエネルギーはありませんでした。
でも、「ちゃんとやらなければやめさせられる。」という父親との約束があったようで
泣いたり、怒ったりしながら取り組もうとしていました。
文字が書けない、書いていても読めない、えんぴつでグチャグチャに殴り書きされたページを見て
つきあっている私も情けなくて、怒れて、泣けて、席を離れる。
気を取り直して、また声をかける。
そんなことの繰り返しだったように思い出します。
やっと最近、自分で時間を決めて取り組めるようになりました。
それでも、国語は(特に漢字は画数が増えてきたので)書くことが苦手なので、チャレンジはやらせません。国語はチャレンジの代わりに学校でもらっていた2年生からの漢字ドリルをやることにしています。昨年から漢字に取り組めるようなって、やっと3年生の漢字にたどりつきました。
いろいろ、私の中で「まあいいか」と思うことを作りました。
漢字は「今はケータイやパソコンがあるから、書けなくても漢字変換して使えればいいや。」
「書き順はちがってもいいや。」、理科や社会は、「答えを見て記入できればいいや。」などです。
解答欄に文字が書けるようになった。
それだけで、よくここまでできるようになったと感動しています。
エネルギーがなくなると、ホントに文字が書けなくなるんです。
エネルギーが貯まってくると苦手なことや嫌なことにも少しずつ取り組めるようになるんですね。
 
空っぽになっていた長男のエネルギーも何年かかかって少しずつ貯まってきたようです。
それでも、習い事は無理なので、自由に行動しています。
ゲームはもちろんですが、折り紙、切り絵、工作など自分がやりたいことを見つけると
図書館で本を借りたり、インターネットで調べたりして独学でやっています。
「人に指示されるのは嫌。」だそうです。
こんなんで、将来大丈夫なのか。とも思いますが、
今はこうして活動できていることで十分うれしいです(^^)
きっと、まだこれから成長していく部分もあると信じて。
 
あ~、長男のことで終わってしまいました。
 
次女については、また(^_^;)