先日、同僚と国語の授業で、
『初発の感想』をどう書かせるか?
が話題になりました。
※「初発の感想」とは?
国語授業における授業展開の1つです。
①物語・説明文を最初に読んだときに感想を書く。←初発の感想
②その後、本文の読解を通して内容理解を進める
③最後にもう一度、週末の感想を書かせる。
②の読解では、作者の意図や思いの読み取り方、文章の構成、表現技法などを学びます。
そのため、③の終末の感想では、②で学んだ分、読解レベルが上がっているので、感想に変化が見られます。
その変化が子どもが学んだことであり、評価・評定にもなります。
その最初に書く感想が「初発の感想」です。
ざっくり言うと、
「最初と最後の感想は勉強したら変わる。その変化を評価します」
です(笑)
(以上、説明終了)
この「初発の感想」から始まる流れは、基本の授業展開です。
しかし、やってみると意外と難しいこともあります。
- そもそも感想をどうやって書かせたら良いかわからない
- 最初に1回読んだだけでは、感想を書けない子がいる
- すでに読んでいる子には「初発」にならない
などです。
特に「感想を書くのが苦手な子」にとっては大変です。
そこで最近は、
授業の前に、少しずつ宿題で本文の音読を取り入れる
→読めるようになってから感想を書かせる。
という流れで実践している先生もいます。
(私もこの方法が多いです。)
では、話を最初に戻すと、
「『初発の感想』をどう書かせるか?」
という話題を同僚としました。
話してみると、先生一人ひとりで考えや、こだわりがあり面白い話になりました。
次回は、この同僚の先生と話し合った、
「『初発の感想』の工夫」
をについて、書いていきます。
以上です!
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