今週初めにネットで賛同者を呼びかけた、古川知事への抗議文。本日提出してきました。
http://ameblo.jp/tomodoi/entry-10941790199.html
26日提出分は、押しかけたのが日曜日ということもあり、広報の人が出て受け取りました。それでも、現時点に至るまで、返事がはありません。こちらが要求した2点は、事実上拒否された形になってるわけだから、ちゃんと拒否するなら拒否しますよという返事くらいよこせばいいのに。要するに、無視ですよ無視。通り一遍の文章を秘書に書かせて返事とか、そういうのも腹が立ちますが、そういう応対以下です。今回は、必ず返事がもらえるよう、平日に出向いて、ちゃんとした責任ある立場の人に応対してもらうよう頑張りました。
○戒厳令下のような佐賀県庁
今回は、自分が用意した抗議文だけでなく、他にも抗議文をまとめてる人がいたら、一緒に行きましょうと呼びかけました。熊本の中島眞一郎さんと、別府の小原良子さんが一緒に行くと応じてくれました。
中島さんが、前日に抗議文をもっていくから、どのセクションが対応するか電話で尋ねてくれました。そしたら、電話での応対は「県内の方は、原子力安全対策課が受けつけます。県外の方は、何か提出するものがあったら受付に置いていって下さい」との返事。「そんなの失礼でしょう?こちらからわざわざ出かけていって提出したいという以上は、ついでに色々と聞きたいこともあるし、それなりの部局が対応するべき」というのにもかかわらず、全く取り合わない様子。とにかく8日は、押しかけますからと言って、電話を切ったそうです。
当日は、申し入れ者、県庁前に集合ということで、ボクは県庁前に一番乗り(?)で立ってました。県庁の方は、戒厳令下のような異様なムードでした。どこの入口にも、複数の警備員が配置され、中に入ろうとする人に、どういった用件で来たのかを聞いています。
しばらくして中島さんが到着したので、「さて戒厳下の県庁にどうやって入ろう」、「あれ?小原さんはまだ?」という話になり、小原さんに電話。電話したら、もう小原さん県庁の中に入ってる。どうやって警備員を言いくるめたのか、県庁の1階ロビーに入り込んでました。後から来た我々は、「中に入ってる人と一緒の用件だから」ということで押し入りました。
○ほぼ無人の県庁ロビー
県庁の中に入ったら、予測はついたことだけど、中には職員しかいない状態。
「平日なのに誰もいない県庁」
「窓口業務などやってる様子も見受けられない」
「職員暇そう(笑)」
口々に感想を述べあいながら、我々一行5人は、しかるべき対応をしてくれる人が出てくるよう求めて、ロビーで待ってました。間もなく現れたのは、「くらしの安全安心課」の岩永という女性職員と、中村という男性職員の二人でした。二人がいうには、「本来は原子力安全対策課が応対するところですが、業務多忙にて、私ども同じグループに属するくらし環境本部の職員が、申し入れ書などは受け取ります」とのこと。
我々「受け取るだけとかあり得ないでしょう。受け取るだけとかポストでもできます。当然、申し入れ書を提出する際に、現在の佐賀県の原子力政策などについて確認したいこともあるから、わざわざこうやって県外から来てるんですよ。そういう対応で帰るくらいなら、最初から郵送で送ってます。ちゃんと県知事や県としての見解を代弁できる立場の人が出てくるなり、相応の部局まで案内して下さい。」
職員「いえ、ですから原子力安全対策課の方は現在、大変多忙ですので、我々が代わりに受け取りに参りました。」
我々「いくら多忙とはいえ、現在の佐賀県は、県外の人が平日から押しかけてくるほど深刻な問題を抱えてるということなんですよ。玄海原発で事故が起こって、放射能が県境で止められるような新発明でもあれば、そんな呑気な対応でけっこうですが、そうでない以上は、どんなに忙しかろうが、相応の部局の人が出てきて、責任ある対応をすべきです。門前払いは許されません。」
職員「ですから、門前払いではなく、こうやって出てきて、受け取ると申しております。」
我々「そういったポストと同じような対応を門前払いというんですよ!」
中島「いいですか、例えば熊本県庁だったら、水俣病関連の事で申し入れをしに来る人がいたら、ちゃんとそれに対応する部局があって、誰が水俣病関連の事で申し入れに行ってもすぐに応対に出てくれますよ。」
職員「今、原子力に関する件では、こちらは多忙を極めておりまして。」
我々「多忙とか言いながら、この県庁1階の職員とかすごい暇そうですよ。忙しい部局があっても、応援なんかいくらでも呼べるし、人員の都合くらいつくでしょう。窓口業務の方に来てる県民とかも皆無だし、この県庁の様子は異常ですよ。」
なんだか埒はあきませんが、こちらも粘り強く交渉を続けます。
我々「別に県知事本人にここに出てきて、何らかの回答をしろと言ってるわけじゃないんですよ。県としての見解を、しっかり述べられる責任ある部局の人だったら、課長でも係長でも、ヒラの職員でもいいと言ってるわけです。担当部局が違う人でも、ちゃんと県としての見解を説明できる人だったら、それで良いです。とりあえず、後日、『あの者が言ったのは担当部局の人間としての発言ではなく、県の見解を代弁したものではない』とか言われても困るから、責任ある発言ができる人が出てきて下さいと申し上げているんです。」
職員「県としての見解は、県庁HPに掲載していますので、そちらをご覧下さい。」
我々「HPに掲載してある知事の見解とかを見ても、はっきりしない点があるから直接うかがってるんです。知事の原子力政策についての方針について、詳細に聞きたいことがありますが、まだ知事自身の考えが固まっておらず、職員の方でも答えられないようなことがあれば、『まだ不明である』という返答でも良いんです。とにかく、責任ある立場の人の発言を、おうかがいしに来てるんですよ。」
そういったやりとりを延々と続け、ようやく原子力安全対策課の人が出てきました。高木貴弘という職員で、明らかにこちらの話を相手にしないといった態度で、終始ムスッとしていました。原子力安全対策課の職員を引っ張り出すまで1時間。。。
彼もハナから申し入れ書を、受け取るだけ受け取るという姿勢だったので、きちんと返事をするよう求めました。26日に抗議文をもってきたが、それについてはどうなったかと聞いても、知らないの一点張り。忙しいの一言で、何でもカタがつくと思ってるという姿勢には、こちらも正直腹が立ちました。
我々「とりあえず、県としてはストレステストで玄海原発の再稼働は延期になったわけですが、6月29日の知事発言、つまり玄海原発の安全性については理解したという見解は変更はないのか。今後も再稼働に向けて積極的に動いていくつもりなのか。」
高木「玄海原発の安全性について理解したという県の見解が変わったとは聞いていない。再稼働に向けてどう動いていくかは、全くわからず、お答えのしようがない。」
この答えを引き出すまで15分くらい。普通に答えりゃ2,3分のやりとりで済むような問題。
なぜちゃんと職員が出てきて対応しないのかということについては、知事の方針で、個別の団体や個人に対する対応はしないということになっているとのこと。ま、知事が職員に、仕事するなと言ってるわけです。そんなこといって、県庁そのものに人を入れないようにする。そんなことが通用する県庁とか、おそらく佐賀県だけですよ。
とりあえず、抗議文の方は1時間15分かけて粘った結果、ちゃんと原子力安全対策課の職員に提出しました。高木さんは「他の申し入れなどと同様に対処します」といってましたが、6月26日のようなことがないように、必ず返事をするように言っておきました。
○知事は玄海原発再稼働をあきらめてはいない
再稼働延期ということで、すこしは県側の応対も緩んでいるかと思いましたが、上述のように厳戒態勢は日増しに強くなっているようです。申し入れに来た人を拒絶し、相手にしない態度には、あらためて憤りを感じました。
こういった、聞く耳持たぬという知事の態度を見て、あらためて確信しました。「知事は玄海原発再稼働をあきらめてはいない」と。
7月7日の知事の容認見送りの発言を受けて、再稼働阻止の活動も少し気が緩んだ感がありますが、今回の県庁訪問を経て、あらためて気を引き締めて、再稼働阻止に向けての活動を続けていかなければならないと感じた次第です。