佐賀・玄海原発:再稼働問題 県と松浦市の安全協定要求に九電慎重 /長崎

毎日新聞 7月14日(木)15時13分配信

 ◇「何らかの形で」--県議会総務委・原発集中審議
 玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働問題などを集中審議した13日の県議会総務委員会。九州電力幹部2人が参考人招致されたが、県と松浦市が「立地自治体並みの安全確保を」と求める安全協定締結について「すぐに同じものとはいかず、同じ形になるかどうか」と慎重姿勢を示しつつ「何らかの形で対応したい」と述べるにとどまった。
 九電の藤永憲一取締役常務執行役員と荘野尚志執行役員(長崎支社長)が出席した。楠大典委員(改革21)は「再稼働するにあたっては、隣接する長崎県と松浦市にも事前に説明し、了解を得てほしい」と述べ、協定締結を迫った。しかし、藤永取締役は「協定は佐賀県と玄海町、九電で結んでいる。九電単独で決められない」と述べ、言質を与えなかった。これに対し、別の委員は「協定は保険だと思う。九電が事故を起こさない自信があれば、締結に何の問題があるのか」などと食い下がったが、姿勢を崩さなかった。
 委員会後、藤永取締役は記者団に「立地県などに、隣接県との関係などの意見を聴きたいが、今すぐどうこうという話ではない」と述べた。【阿部義正】
〔長崎版〕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110714-00000201-mailo-l42


 九電の回答は、「慎重」なんじゃなくて、長崎県の要求を、婉曲にたらい回しにしてお断りしてるわけですよ。

「協定は佐賀県と玄海町、九電で結んでいる。九電単独で決められない」

 じゃあ、佐賀県や玄海町に協定に入れろとかけあったら、話は前に進むのか?


 7月6日に長崎県の県議団が、佐賀県庁に行って、玄海原発再稼働の前に長崎県との協議をするよう求めたとき、佐賀牟田香副知事は、以下のように答えたとか。

「気持ちは分かるが、じゃあ福岡は、熊本は、という話になる。佐賀には荷が重すぎる。安全性の説明責任は国と九電にある。」(『朝日新聞』2011.7.8)


 こういうのを、たらい回しというのですよ。長崎県、完全になめられてます。最終的には、九電や佐賀県は、みんな国に責任を擦り付ける方向にいきたいのだろうけど。

 しかし、九電は国に責任を擦り付ける前に、なぜ関西電力にできる話が、九電にはできないのかということについて、ちゃんとした説明をする責任があると思います。関西電力は、福井県の原発を再稼働させるのに、京都府の了解を前提とした話し合いを始めている。よそはよそ、うちはうち、というような説明じゃ、納得できませんよ。

 8月2日の、長崎県との話し合いでも、以上のような課題をとりあげ、もっと毅然とした態度で九電や佐賀県に対して申し入れを継続するよう、要求したいと思います。

 松浦・鷹島(長崎県)の住人などは、玄海町の隣の唐津市(佐賀県)の住人よりも、玄海原発に近いところに住んでる人いるんですよ。長崎県民が、玄海原発の稼働について、全く意見を言う場が担保されていないというのは、どう考えてもおかしい。牟田香副知事の発言も、ほんと人をくってて腹が立つ。

【長崎県】

○中村知事
 知事の基本スタンス:将来の原子力政策については現状維持。現在の原発再稼働については慎重姿勢?
「ただちに原発依存をやめるのは電力の安定供給上難しい。科学的な課題を十分検証した上で、今後の方向性を見定める必要がある。」(74日県議会での発言)

614日 県・県議会が、原子力災害対策についての要望書 を国(内閣府・経産省・文科省・消防庁)へ提出。

7 2日 長崎県の県民にも再稼働の前に説明会を開くよう、国に求めると発言。
7
4日 「改めて(安全協定の)締結を求める」と発言。

7 6日 坂谷朝男危機管理監、原発事故の防災訓練範囲を、鷹島の一部から全島へ拡大すると発言。

726日 県と松浦市が原子力安全保安院に求めていた、玄海原発再稼働前の説明会が8月下旬開催で調整中と発表。(場所:松浦市 佐世保・壱岐・平戸3市の関係者も参加。一般公募。400人規模を想定。)



○県議会

7 5日 国と佐賀県、九電に対し、運転再開前に安全確保策などを説明するよう求める緊急決議案を可決。

7 6日 県議団が九電本店と佐賀県庁を訪問。

佐賀県知事に、原発再稼働の判断前に長崎県側との協議を求める決議文を提出。

713日 総務委員会・原発集中審議

長崎県と松浦市を立地自治体並みの安全協定を要求。

九電幹部は、佐賀県と玄海町の意向抜きに、九電独自には判断出来ないと、とりあわず。



【長崎市】
田上富久市長の基本スタンス:平和宣言文に「脱原発」というテーマを入れることに頑強に抵抗。



【平戸市】

78日 黒田成彦市長、県知事に、防災対策重点地域(EPZ)の拡大のほか、モニタリングポスト設置を国と九電に働きかけるよう要請。



【松浦市】
友広郁洋市長の基本スタンス:佐賀県の決定などについては口を出さない方針。

5月 九州電力に対して「国のEPZ見直しがあれば、佐賀県や玄海町と結ぶ協定に松浦市も加えるよう要請」。(0911月に断られた経緯あり。)

6月22日(?) 松浦市議会が、脱原発の請願を採択。

626日 新松浦漁協「安全性について納得できるまで運転再開は認めない」とする緊急動議。

630日 原子力安全保安院に対し、玄海原発の安全性について住民説明会を開くよう要求。



【島原市】

「原子力発電を止め再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願」を継続審査。



【五島市】

513日 市議会が「原子力発電からの脱却を求める意見書」を可決。→首相・衆参両院議長に送る。













 長崎県では、「原発なしで暮らしたい 長崎の会」が、7月5日付で、長崎県知事宛に、「玄海原発の即時停止をもとめる要望書」を提出しました。玄海原発があるのは佐賀県ですが、隣県の長崎県の知事にも、玄海原発を止めるべく動かなければならない責任があるはずです。

 中村知事は、原発に対して、現在でも「現状維持」という推進の姿勢を崩していません。まずはこのような、フクシマの反省が全く見られない態度を改めさせ、県境を越えて人々を蝕む放射能の被害を未然に防ぐよう、国・九州電力、そして佐賀県などに対して毅然とした行動をとるまで、長崎県知事に対しても申し入れを継続していきたいと思います。

 そして、7月5日に提出した要望書について、回答および話し合いの場を、県側が8月2日に設けると回答してきましたので、交渉の場に臨みたいと思います。

 関心のある方は、賛同団体・個人に名を連ねている方でなくても、県側の回答を聞きにいらして下さい。もちろん、積極的に発言していただいてもけっこうです。

 15時半からは、この要望書提出の際には発生していなかった、「セシウム汚染牛肉」の販売店舗公表が遅れた件について、生活衛生課との話し合いの場も設定してもらいました。


長崎県との話し合い

場所:県庁新庁舎4階 (本館でなく県警本部の隣の庁舎です。)

時間:8月2日(火)

    13:30 集合・新庁舎1階ロビーにて事前打ち合わせ

    14:00 長崎県危機管理課との交渉

    15:30 長崎県生活衛生課との交渉

待ち合わせなどの問い合わせは、080-1720-7565(土居)かdoiltl◎yahoo.co.jp(◎を@に置き換える)までどうぞ。


---以下に要望書を貼り付けておきます。---

   玄海原発の即時停止をもとめる要望書

2011年7月5日



長崎県知事 中村法道様



福島第一原発事故から100日を過ぎた今も事故収束のめどが立たず、放射能物質は放出され続け、県境、国境を越えて被害が広がっています。今まで安全とされてきた原子力発電所は、自然災害によってそれがいかに脆いものであったかを露呈しました。私たちは原発がこんなに非人道的なものだということを、あらためて認識しました。

今こそ、過度に電気を使い、資源を浪費し、地球を汚してきた今までの社会から脱却して、放射能に怯えることのない、安心して暮らせる社会を創り出すターニングポイントだと私たちは考えます。

「安全神話」が崩壊し、コストが「安い」という根拠も崩れました。高レベル使用済み核燃料の処分の目途もついていません。

安全対策を強化しても再度事故が起これば「想定外」が想定され、手に負えない事態になります。

人類はこんな厄介なものと付き合う英知を今だに見出せていません。

ドイツをはじめとして世界が脱原発を模索し始めました。

松浦市、長与町をはじめとした自治体が意見書、請願等で脱原発の方向を求めています。その前向きな方法で益々の県民の安全・安心のため勤められますよう要望します。

そして何より忘れてならないのは、長崎県は世界で2番目の被爆地であるということです。現在も県内に約6万人の被爆者(被爆者健康手帳交付者)が存在するという事実です。原発の燃料となるウランやプルトニウムは原爆の材料となります。原爆を体験した長崎県として、これ以上ヒバクシャを増やさない為にも長崎県から1番近い玄海原発が再稼動をしないよう関係各所に働きかけてくださるよう、要望します。




               記

1.玄海原子力発電所の即時停止を九州電力へ要請してください。

2.原子力推進政策への根本的政策の転換を国へ要請してくさい。




賛同団体・個人

 原発なしで暮らしたい・長崎の会

 原水爆禁止長崎県民会議

 I女性会議長崎支部

 長崎YWCA

 長崎退職女性の会

 長崎矯風会

 いヤバイ!「住基ネット」

 住まいの企画室ウィズ

 レインボ~ネットワーク・長崎

 脱原発おおむら平民の会











 現在、各地で上映されている映画ですが、監督さんとお話しできる機会はめったにないので、是非ご来場下さい。

映画『HIBAKUSHA 世界の終わりに』

上映会&鎌仲ひとみ監督トーク

日時:7月24日

    13:00開場

    13:30開演

    15:30鎌仲ひとみ監督トーク

場所:カトリックセンターホール(長崎市上野町10-34

主催:「ヒバクシャ」上映実行委員会

前売り券:1,000円(当日券1,300円)

       学生500円 託児あり500円

連絡先:カトリックセンター宿泊部

     TEL 095-846-4246



映画概要(「キネマ旬報社」データベースより)
 世界の被爆者たちのリアルな声を集めたドキュメンタリー。使う側にも使われる側にも被害をもたらす核。普通に生活している人が知らぬ間に被爆し、苦しみながら命を落とす現実を伝えるべく、イラク、アメリカ、そして日本の被爆者たちの日常を映し出す。

 今年のピースウィーク in NAGASAKIのテーマは、「原発なくても生きられる」です。7月31日から10日間、長崎市内で様々なイベントがありますので、是非いらして下さい。


25th ピースウィーク2011 in NAGASAKI

原発なくても生きられる

平和は自分たちでつくりあげるものだと考えます。

今、市民一人ひとりによる平和への努力こそ大事です。

ピースウィークは、草の根の市民団体などが一緒になって、それぞれが手作りの平和運動を企画・運営するものです。みなさん、ぜひご参加下さい。

期間:2011.7月31日(日)~8月9日(火)

主催:25th ピースウィーク2011実行委員会

連絡先:長崎市筑後町2-1 長崎県教育文化会館内 市民運動ネットワーク長崎

      ピースウィーク2011実行委員会 FAX 095-822-4098

【7月31日(日)】

雇用と、人権を守るために 国労二三年間の闘い

講師:国労長崎地区闘争団団長 樫本英俊さん

時間:14:00~

会場:教育文化会館 2F

参加費:500円

共催:長崎地区労

    いヤバイ!「住基ネット」


【8月2日(火)】

あなたに見てほしいDVD

「ダーク・サークル」

「脱原発への道」

時間:18:00~

会場:教育文化会館 2F

参加費:無料

主催:ピースウィーク実行委員会


【8月6日(土)】

福島原発の真相

講師:元原発技術者 菊池洋一さん

時間:13:30~

会場:教育文化会館 2F

参加費:500円

主催:原発なしで暮らしたい・長崎の会


【8月7日(日)】

福島事故から何を学ぶか?

―どうする日本の原発政策―

講師:立命館大学名誉教授 安斎育郎さん

時間:14:30~

会場:長崎大学 中部講堂

    (長崎市文京町 長崎大学内)

参加費:大人 1,000円

     高校生以下 500円

主催:ピースウィーク実行委員会


【8月8日(月)】 3つイベントがあります。

端島(軍艦島) 上陸クルーズ

集合場所:長崎港常磐(ときわ)桟橋

       (大浦海岸通り電停下車)

集合時間:9:30

出発時間:10:00

参加費:大人 4,200円(資料代含む)/中高生 3,000円/小学生 2,000円/未就学児 1,000円

     +上陸料300円

主催:ピースウィーク実行委員会


『生きて』演奏会&被ばく講話

時間:15:30~

会場:教育文化会館 4F 和室

参加費:500円

主催:「生きる」実行委員会


被爆体験を語り継ぐ会 ―在韓被爆者・郭貴勲さんの証言―

時間:18:30~

会場:教育文化会館 2F

参加費:500円

主催:長崎県被爆二世教職員の会

    高校生1万人署名活動実行委員会

    ピース89


【8月9日(火)】
ピースウィーク市民集会

時間:10:00~11:30頃まで

会場:原爆落下中心地公園

主催:ピースウィーク2011実行委員会






 長崎でも、原発関連の講演会・勉強会をします。今回は、ゲストの菊池さんとのトークがメインのイベントです。お近くの方、積極的にご参加下さい。


福島原発の真相 元原発技術者 菊池洋一さんに聞く

日時:8月6日(土) 13:30~

場所:長崎県教育文化会館 2F

    (長崎市筑後町2-1・長崎駅前・旧秀明館下通り)

参加費:500円(ピースウィーク共通券があればタダで入場)

     「ピースウィーク2011 in NAGASAKI」のイベントの一環です。

主催:原発なしで暮らしたい・長崎の会

    FAX 095-822-4098

    TEL 090-8751-5162


菊池洋一さんのプロフィール

1941年岩手県釜石市生まれ。

1973~1980年の7年4ヶ月、米国の原発関連会社GETSCO(=GE)の原子力事業部極東東京支社勤務。

東海原発2号機、福島第一原発6号機の設計などに関わる。

1981年よりアブダビの石油関連施設の建設に従事。

2002年10月より静岡県函南にて東海地震が過ぎるまで浜岡原発を止めておくよう訴える活動を展開。「週刊現代」に発言がしばしば掲載されている。現在は宮崎県串間市に在住。


 九州にも、セシウム汚染牛肉が入ってきたとの報道あり。大変なことだが、最近は和牛とか買ってないから、関係ないや、くらいの感覚だった。

 昨晩、ツイッターで、長崎は汚染牛肉を販売した店舗を公表していないと情報が入る。

http://www.pref.nagasaki.jp/koho/hodo/upfile/20110719173138.pdf

 その時点で、長崎県庁HPで公表されていた情報では、松浦市1店舗、長崎市1店舗といった、非常に曖昧な書き方。こんな中途半端な情報は、とりあえず二つの点で問題があると思われる。どこで汚染牛肉を売っているか分からず、あまり調べもせずに、結果的に食べてしまう人が出るかもしれない。また逆に、その「1店舗」が分からないために、長崎市内のスーパー全体が、気味悪がられ、牛肉が売れなくなる。これこそまさに風評被害。

 腹が立ったので、今日の昼間、仕事の合間に長崎県庁に電話してみた。すると生活衛生課の方が対応。長崎市内で流通した牛の固体番号は分かっているので、それを見て安全を確保してほしいとのこと。

http://www.pref.nagasaki.jp/attention/pdf/20110720kotaisikibetu.pdf


D「固体番号が明らかになっていれば、汚染牛肉かどうかの最低限の確認は出来るかもしれないが、もっと分かりやすく販売した店舗とかは公表しないのか」

生活衛生課「店舗については、店が既に自主公表しているのでお教えできます。長崎市の方は夢彩都、松浦市の方は㈱ミートインハイマート 松浦店です。」


 ということで、長崎県内で流通した放射性セシウム汚染牛肉、販売店名と固体番号は、以下のとおりです。下記の固体番号のものに注意して下さい。


○長崎市内

夢彩都で販売された以下の固体番号のもの(7月20日発表分)

0246244947

0249317976

0521504971

1248749348

1250256940

1251904208

販売期間:5月15日~


マックスバリューメルクス長崎店琴海店で販売されたもの(7月25日発表分)

「国産牛肉(交雑種)切落し 小パック」・「国産牛肉(交雑種)切落し 中パック」
0242353063

1251355925

1251356175

販売期間:7月9~19日


ジョイフルサン住吉本店で販売されたもの(7月27日発表分)
「国産牛肉ミンチ」・「国産牛肉切り落とし」

0283209633
販売期間:5月15~17日


○諫早市

マックスバリュー長崎インター店で販売されたもの(7月25日発表分)
「国産牛肉(交雑種)切落し 小パック」・「国産牛肉(交雑種)切落し 中パック」

0242353063

1251355925

1251356175

販売期間:7月9~19日


○大村市

ックスバリュー大村諏訪店溝陸店空港通り店で販売されたもの(7月25日発表分)
「国産牛肉(交雑種)切落し 小パック」・「国産牛肉(交雑種)切落し 中パック」

0242353063

1251355925

1251356175

販売期間:7月9~19日


○長与町

マックスバリュー長与店で販売されたもの(7月25日発表分)
「国産牛肉(交雑種)切落し 小パック」・「国産牛肉(交雑種)切落し 中パック」

0242353063

1251355925

1251356175

販売期間:7月9~19日


○佐々町

マックスバリュー佐々店で販売されたもの(7月25日発表分)
「国産牛肉(交雑種)切落し 小パック」・「国産牛肉(交雑種)切落し 中パック」

0242353063

1251355925

1251356175

販売期間:7月9~19日


エレナ佐々店で販売されたもの(7月27日発表分)
「炒め物用うす切り小間切れ」

1251556599

販売期間:5月9~12日


○佐世保市

マックスバリュー白岳店中里店池野店早岐店で販売されたもの(7月25日発表分)
「国産牛肉(交雑種)切落し 小パック」・「国産牛肉(交雑種)切落し 中パック」

0242353063

1251355925

1251356175

販売期間:7月9~19日


○平戸市

エレナ平戸店(7月27日発表時店名非公開、7月30日店名発表)
「モモ肉(焼肉用)」・「モモ肉(切り落とし)」・「モモ肉、バラ肉(合わせ切り)」

1250911313

販売期間:6月23日以降 5月20~25日、5月29日~6月5日


○松浦市内

㈱ミートインハイマート 松浦店で販売された以下の固体番号のもの(7月20日発表分)

0249317976

0427106828

販売期間:5月25日~


 結局、店の自主公表によらなければ、店舗名を明らかに出来ないのか?

 それにしても自主公表に踏み切った会社の責任者の方、長期的な業界や会社の利害を考えた上で、正しい判断であったと思います。そして、何より消費者の利益になる情報公開に踏み切られたことに敬意を表します。

 福岡市の九電本店前で行われている座り込み、いつしか脱原発を願う諸子の集う場となり、情報センターとなりつつあります。

 開始当初は、あまりやかましいことを言ってきませんでしたが、九電側も少しずつ目障りになってきたのか、圧力をかけ始めてきました。5月末に、泊まり込み用テントを撤去しなければならなくなりましたが、一昨日は、テント周辺の横断幕を取り外すよう、警察を使って圧力。そして昨日は、住人がいない隙を狙って、鋭利な刃物で横断幕を切断。

http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/1381

 いろんな手駒を使って、ついには暴力に訴えてきましたか。

 だんだん、九電側に余裕が無くなってきたということでしょうね。最初は、自社の度量の大きさを示すくらいのつもりでいたのかもしれないけど。放置すると、本当に自社の原子力事業が追いつめられると思いはじめたのでしょう。やらせメール問題で追いつめられてるから、必死さも倍増。

 それだけ本社前テント村が目の上のたんこぶなら、ますますやめるわけにはいきませんね。ボクも、散発的ではありますが、座り込みに参加したいと思います。


 さて、そんな九電本社前広場ですが、7月30日に、座り込み100日目を記念して、下記のようなイベントを企画しています。

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◆◇♪♪≪さよなら原発・夏祭り≫♪♪◇◆

 ★ 私たちの声と行動で原発再稼働は止められる ★
   ★原発とめよう! 座り込み100日間!! 

     みんなつながっている
         絆
   大地 水 空 生きとし生けるもの
 
 日 時:7月30日(土)18:30から20:30
 場 所:福岡市中央区警固公園 
     地図:http://tinyurl.com/2dbqqxx
 主 催:★原発とめよう!九電本店前ひろぱ★
 連絡先:090-1324-8588(ひろば) 080-6420-6211(青柳)
eメ-ル:y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   ★私たちの声と行動で再稼働は止められます。★

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 企画の詳細は決まっていないようですが、ボクも鳴りものやプラカードをもって参加しようと思っています。


 ところで、もうすぐ夏休みですね。休み期間を利用して、学生の方とか、遠方から来て、一週間から十日くらいの期間、テント村で生活して、原発を推進している会社の人々を観察したり、脱原発のために活動している人と交流してみようって人、いませんかね。

 昨今の放射性物質による農作物汚染のニュースを見ていると、中高生時期に問題になっていたウリミバエの被害の話を思い出します。

 ウリミバエというのは、80年代くらいに沖縄から奄美にかけて、猛威を振るった瓜などの農作物を荒らす害虫です。親がキュウリゴーヤに産卵し、幼虫が作物を食い荒らす。おかげで、沖縄・奄美の農家が、かなりの被害を被ったとのこと。
 ウリミバエの面倒なところは、幼虫が生み付けられている作物が、どこか他所の地域に持ち出されると、そこで成虫が大量発生し、被害地域が拡大しかねないことでした。
 農林省が恐れたのは、ウリミバエのタマゴが入った農産物が、九州などに入ってくることでした。
 様々な駆除対策が試みられたものの失敗。一方で、被害拡大をくい止めるために、沖縄・奄美から本土への瓜類の出荷が停止されました。

 結局、80年代後半から始められた、「不妊虫放飼」という方法でウリミバエは根絶されてしまうのですが。(不妊虫放飼とは、大量に飼育したウリミバエに、放射線などで不妊化を施し散布するというもので、虫が産卵を行えなくすることにより全滅させるという方法です。)
 でも、不妊虫放飼は効果が出るまで、一定の時間がかかり、出荷停止になった農家は困り果て、鹿児島行きのフェリーなどに乗って、こっそり農産物を密輸出ということもやってたようです。潜入取材のような報道をやってたのを、複雑な思いで見てた記憶があります。

【奄美から九州へのフェリーの到着ターミナルで】
検査官「カバンを開けて見せてもらえますか。」
男  「いや、これは、あの、その。。。」
検査官「中身、ニガウリとか大量に入ってますけど、持ち込み禁止って知ってるでしょう?」
男  「いや、これは人に頼まれて。土産です。」
 もちろんそんなやりとりの末、農作物は没収。処分がどんなものかは覚えてないけど、たぶん罰金とかだったんじゃないかな。
 その映像を見ながら、「おっちゃん!そんなことやったら、鹿児島の農家とか全部ダメになってしまうやろ!」という怒りをおぼえたり。でも、奄美の農家の窮状を紹介している部分を見たら、「本当に気の毒」という気分にもなったり。
 被害農家が食うに困って、今度は加害者の側にまわってしまう。とにかく複雑な気持ちで見ていました。

 こういった構図、現在の汚染地域農家にも、全く同じようなものが見られる気がします。被害者であるのに、加害者になりかねない立場。原発の害を糾弾している知事が、自らの県の農産品に汚染が認められると、自分のところの農産品に関しては、「これくらいなら基準の範囲内です」とか言って、ろくに検査もしなかったり。

 ウリミバエ被害と放射能汚染作物との唯一の違いは、前者が天災であるのに対して、後者は人間が原発さえ作らなければ起こりえなかった人災であるということ。被害にあった人間が、また別の人間を欺くような窮地に追い込まれていくという修羅場。そんな悪夢を作り出した原発を、ボクは憎みます。

 菅首相の画期的な脱原発声明。政権延命のためだろうが何だろうが、首相本人が脱原発のために何かやってくれるというなら、それを指示すべきだと思います。ポピュリズムだと言われようがなんだろうが、ポピュリズムと無縁な民主政治というのも有り得ないと思うんですよね。自分の理念や支持政策と完全に一致する政治行動をとってくれる議員なんて存在しない。だから、どの人が比較的自分の考えに近い形で動いてくれるか判断する。それが間接民主制の基本というものです。


  さて、枝野官房長官は14日午前の記者会見で、菅首相が13日に表明した将来的な「脱原発」方針について、「遠い将来の希望という首相の思いを語った」と述べ、内閣としての政策目標ではないとの認識を示しました。

 まぁ、閣議決定などを経ない形での表明でしたから、首相の個人的見解だということは、みんな最初から分かっているはず。いや、閣議決定の有無の大事さというのが、分からない人もいるかもしれないけど、少なくとも報道をする記者とかは、ちゃんとその辺を理解して伝えるべき。

 何が言いたいかというと、14日になって一部の閣僚が反発してるからといって、改めて13日の声明は首相の独断であったのが明らかになった!というような報じ方をするのは、問題があると思うんですよね。首相も一々釈明する必要など無い。

 行政府の長が、長期的な視点にしろ、脱原発という方向性を表明して何が悪い。自分たちに、事前に相談がなかったと、気色ばんでいる閣僚、大人げないと思いますよ。首相が、そう思っているのなら、これからそういう議論を始めましょうか、という反応で良いはず。

 北沢俊美防衛相・江田五月法相らが、「首相が国民の将来について自らの思いを述べるのは当然だ。原発推進派が政治のテクニックの中で『調整不足だ』と切り替えていくのは間違っている」とか、「国民に問題提起した。方向性は正しい」と発言して、気色ばんでる若手をいなしてるのは、穏当な反応だと思う。彼ら二人が、脱原発に賛同してるかどうかは不明だが、反応の仕方としては正しい。


 さて一方、「首相の思い」と切って捨てる枝野官房長官。自分自身が11日に細野・海江田両氏とそろって三閣僚で打ち出した、ストレステスト後に原発を再稼働させるという方針。閣議決定もなしに「政府統一見解」と称してるのは、詐称ともいえる行いなんですが。そういった行動に対しては、何かけじめをつけてくれないんですかね。