金沢で見つけませんか、セカンドライフの理想の暮らし 「ともだち村」 -11ページ目

金沢で見つけませんか、セカンドライフの理想の暮らし 「ともだち村」

シニアの単身者用集合住宅「ともだち村ハウス」と地域サロンが集まった「ともだち村」での近況などについて書いていきます。

1周年

11/4に「ともだち村1周年のつどい」が行なわれました。
お天気もよく、模擬店も出て賑やかな集いでした。
写真はともだち村クラブ内の写真ですが、お天気もよかったので外にもテーブルとイスを出し、模擬店で出されたおでんや押し寿司、ぜんざいなどを堪能しました。

お世話をされたスタッフの方々、大変お疲れさまでした。
ともだち村が着々と地域に浸透し、楽しみ、助け合える地域の拠点になれるよう、益々頑張っていかなければと思う1周年でした。
11/4(日)はともだち村クラブ1周年の集いが開催されます。
そこで私たちも「増改築相談会」を行います。
手すりの取り付け、壁紙の張替え、ウォシュレット交換、水栓の取り替え等、どんな小さな事でも暮らしに不都合な事がありましたらお気軽に御相談下さい。
当日はお祭りなので、地域の方々もいっぱいいらっしゃいます。
ともだち村の雰囲気も一緒に味わってみてはいかがでしょう。

カンヌ映画祭でグランプリを受賞した作品。
緑豊かでゆったりとした時間が流れる場所にある、軽度の認知症の人たちが暮らすグループホーム。
そこの入居者である「しげき」と介護福祉士の「真千子」の交流が描かれている。

33年前に亡くなった妻「真子」の想い出と共に生きる「しげき」
子供を亡くし、その事が原因で夫と別れた「真千子」

”生きているってどういう事ですか?”
とお坊さんに「しげき」は問う。

その答えがスクリーンを通してじわじわと心にしみる…そんな良質な映画です。

奈良の自然に抱かれ、損得勘定のない人の優しさに、生きる意味を感じてみてはどうでしょう。
ともだち村ハウスのお隣、ともだち村クラブ(地域のサロン)が11/4で1周年を迎えます。

先週末、ともだち村クラブの主要スタッフの方々のお話をお聞きする機会がありました。
「この一年で得るものがすごく多かった」
「二年目に何を得るのかを考えながら、次のステップを考えたい」
「定年退職をした方で、経験や技術をもった人たちがたくさんいる。それは地域の財産なのだから、活かせるような状態にしたい」
などなど、積極的で前向きな意見がたくさん出てきました。

また、1周年を記念してお祭りを行うようです。
11/4(日)、お近くにお住まいの方は、是非遊びにいってはいかがでしょうか。
明日、ともだち村ハウス2階の当社ゲストルームで新築・リフォーム相談会を行います。
(場所:金沢市山王町2丁目76、時間:10時~16時)

ゲストルームにしてから、徐々に生活雑貨などを揃えています。
先週末はお天気が良く、思った以上に日当りが良くて、ポカポカのどかで凄く居心地が良かったです。
設計に集中したい時などには、仕事がはかどりそうな環境です。
見晴らしも良いので、本当に気持ちが良いんですよ!

写真はカーテンや生活雑貨を持ち込む前のものです。
中央の壁の裏にはミニキッチンがあり、小さいですが対面カウンターもあります。

ゲストルーム
先日「シッコ」を観てきました。

アメリカの医療の現状を知り、びっくりしました。
人間の命、健康がお金によって切り捨てられる現状。
保険に入っていても難癖を付けられ保険金が下りず、治療が出来なくて命を落とす人々が大勢いるなんて知りませんでした。
アメリカ人は「万人が平等に医療を受けられる」ことを「社会主義の恐怖」として植え付けられているので、隣国のカナダやイギリス、フランスで行われている医療費無料の現状を信じる事ができません。
だけど政府がどちらを向いているのかが、この映画を見るだけでもはっきり分かります。
国民を見ているのか、一握りの権力者を見ているのか。
お金によって命が切り捨てられる事はあってはならない事だと痛感しました。

日本は一昔前の1割負担から今は3割負担になっています。
他の国が出来て、日本が出来ない理由なんてあるのでしょうか。

本来なら「ともだち村」も国がやるべき構想ですが、待っていてはいつまでたっても安心した生活は送れません。
早く安心して暮らせる日本になってほしいものだと願っています。
1013見学2

引き続き見学会の模様です。
ゾロゾロと人が数珠つなぎのように「ともだち村ハウス」に入っていきます。
皆さんの楽しそうな声を聞きながら見学に立ち会うのは、見ている私も楽しくなります。

今日、マイクロバスで30名以上の方々がともだち村を見学されました。
さわやか福祉財団の地方フォーラムが金沢で行われ、それから見学に来たそうです。
全国各地からいらっしゃいました。

このともだち村のような形態は前例がないので、見学者が多いです。

安心して暮らせるセカンドライフを考えたとき、プライバシーを保ちながらも個人の枠を超えて地域や医療機関との連携をとるという理想のかたち、私たちの考えた理想郷が『ともだち村』なのです。

地域のサロン『ともだち村クラブ』だけではなく、デイサービス、集合住宅『ともだち村ハウス』、全て含めて『ともだち村』です。
地域に密着し、自分たちの暮らし、健康を支え合い、助け合って過ごす事ができれば素敵だと思いませんか。

地域のサロン『ともだち村サロン』はどんな方でも気軽に遊びに行く事ができます。
コーヒー、紅茶など、200円で飲む事ができ、小学生の下校パトロールをしている方々がお茶しに立ち寄ったりもして、なかなか良い交流の場になっています。

集合住宅の方は終身利用権方式の一括払い(マンションの様に一括で亡くなるまで住み続ける権利を買う方式)、もしくは賃貸のどちらかを選ぶ事ができます。
居住者には将来の事を考えて、別荘感覚で使われている方もいらっしゃいます。
近々小物などをつくる教室をはじめる方もいらっしゃいます。

徐々に、にぎやかになってきています。

見学された方々にとって、何かヒントになるような事があれば幸いですし、全国各地で、より安心して暮らせる『ともだち村』の様な所がたくさん増えると良いなと思っています。

1013見学
恥ずかしながら、エディット・ピアフは名前を聞いた事があるくらいの認識です。
「愛の讃歌」は美輪明宏さんがTVで歌っているのを聴いて、壮絶な愛の歌だと知りました。

エディット・ピアフは才能には恵まれたものの、私生活では恵まれた環境とは言えず、人生のどん底でもがき、才能を見いだしてくれた人たちに救われ、大きく羽ばたいた人だったんですね。
猫背の姿勢、特徴のあるガラガラ声、決して美人とは言えないものの、ボクサーに恋する乙女の時は本当にチャーミングでかわいく、光り輝いていました。
そこからまたどん底へと突き落とされる…
その落差が激しいからこそ、愛の美しさが際立ち、感動させる歌になるのでしょう。
だけど、才能と引き換えにこんな激しい私生活を送らなければならないのは辛いですね。

エディット・ピアフの歌、きちんと聞き直してみたいです。

http://www.piaf.jp/
建築家フランク・ゲーリーのドキュメンタリー映画。

私は映画好きですが、ドキュメンタリー映画には弱いです。
楽しみにして体調万全で行っても、必ず1回は軽く睡魔に襲われてしまいます。
しかし、この映画は別!

一番好きな建築家はフランク・ロイド・ライトですが、この映画を見てフランク・ゲーリーも好きになりました。
建築を越えたアート、彫刻です。
奇抜だけれども、光と影、風の動き、心地よいと思える空間がそこにあるように感じました。

建築に携わる人間として、建築魂が揺さぶられました。
日々、精進ですね。