先日「シッコ」を観てきました。
アメリカの医療の現状を知り、びっくりしました。
人間の命、健康がお金によって切り捨てられる現状。
保険に入っていても難癖を付けられ保険金が下りず、治療が出来なくて命を落とす人々が大勢いるなんて知りませんでした。
アメリカ人は「万人が平等に医療を受けられる」ことを「社会主義の恐怖」として植え付けられているので、隣国のカナダやイギリス、フランスで行われている医療費無料の現状を信じる事ができません。
だけど政府がどちらを向いているのかが、この映画を見るだけでもはっきり分かります。
国民を見ているのか、一握りの権力者を見ているのか。
お金によって命が切り捨てられる事はあってはならない事だと痛感しました。
日本は一昔前の1割負担から今は3割負担になっています。
他の国が出来て、日本が出来ない理由なんてあるのでしょうか。
本来なら「ともだち村」も国がやるべき構想ですが、待っていてはいつまでたっても安心した生活は送れません。
早く安心して暮らせる日本になってほしいものだと願っています。