なんか知子が大学入試、特にスポーツ推薦について語りたがっているんだけど。 | 146cm~知子のミニチュア日記~

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やあ( *・ω・)ノ









気持ち悪い_(꒪ཀ꒪」∠)_






どうやら頂き物のスイーツに洋酒が入っていたっぽくて、一日中ゲロってます。






下戸、辛い。



最近は高級スイーツじゃなくても洋酒ぶち込んでいる物があるからね、油断出来ねぇ。








んで、ゲロりながら今日の本題!!











◎大学受験についてあれこれ語りたいんだよ私は◎





洋酒と全然関係ないね(笑)( ´・▽・` )まあいいやwww



秋になると受験や進路について語りたくなるのは、教育ジャーナリストの本能です(`・ω・´)

まだ暑いけど。



私が今日の世界から離れて10年ちょい経つんだけどさ、この10年で受験の方法も随分変わって来たなぁ⋯なんて思うのよ。





そんなわけで??今回は




大学入試のあれこれ( *・ω・)



について、あーだこーだ語ります。適当に参考にしてねー( •̀∀•́ )b





まずはコレ!↓↓↓





☆主な大学入試の種類☆




①大学入学共通テスト


全国で同一問題が同一日程で一斉に行われる選抜テスト。7教科21科目から志望大学に合わせて選択する、ちなみに全問マーク式。

合否は、共通テストの結果を大学が独自の基準で算出して決める。基本一発勝負。国立大学志望者は一次試験として共通テストを受ける必要がある。一部の私立大学でも共通テストを必須としている学校もある。

また、1回の共通テストで複数校出願して受験する事も可能。受験料も高くない。

テストの得点が一定基準に満たしていなければ不合格。満たしていたら二次試験へ進める。有名どころの国立大学受験者にとっては狭き門。かつては『センター試験』と呼ばれていた。




②一般入試


1番メジャーな入試。私立大学は一般入試と考えて良いかも。

学校独自に作成された問題を解く方式。小論文や記述もあったりするから、国語力を磨いておくべし。

基本3教科から選択。文系は国語・英語・その他(公民だったり地理だったり、数学でもOK)理系は数学・理科・英語。

難易度は大学によって全然違う。ついでに言うと、クセの強い大学だと『なんだこれ?』みたいな問題も出てくる。




③推薦入試(指定校推薦)


自分の通っている高校と指定校関係にある大学から、推薦枠をもらって受験する方法。

教科試験がある大学もあるが、大抵は面接のみ(小論文必須の大学もあり)。よほどの事が無い限り、不合格にならない。

ただし推薦枠を得るためには、ある程度の成績を取らないといけない上に、生活態度や学内活動も重視される。早い話が、成績良くて内申点が良くないと難しい。

あと、一度指定校推薦で合格したら辞退出来ない。




④一般推薦(公募推薦)


自分の通っている(通っていた)高校から推薦を貰い、志望大学が定める出願条件を満たす事で受験出来る方法。

志望大学にもよるが、大抵は面接と小論文のみ(私の短大は学力試験があった)。面接は個別だったり集団だったり。

これは指定校推薦よりも難しく、かなり成績が良くて(学内でもトップレベル位の成績)内申点も相当良くなければならない。そして高校を卒業した人も受けられる為、ものすごく倍率が高くなる。

自慢だが(笑)私は一般推薦で短大に合格したんだぜ!!倍率は12倍だったんだからな!!




⑤AO入試・推薦


学力云々よりも、その人の人間性や秀でているもの(芸術だったり、表現力だったり)を重視した選抜試験。ここ最近AO実施の大学が増えている。

一見簡単そうに見えるが、自己表現すなわちプレゼンテーション能力が無ければ難しい。学力重視ではないが、ある程度の学力は必要。

科目試験は基本無し。小論文もあったり無かったり。一番重視されるのが面接。度胸がある人は向いているかも??




⑥スポーツ推薦


自分がやっているスポーツで優秀な成績を残した者が受けられる推薦入試。科目試験は基本無し。小論文も大抵無し、あるとすれば体力テストと面接。実技テストを実施する大学もあるが、落とされる事はまず無い。乱暴な言い方をしたら『そのスポーツさえ出来ていれば良し』とされている。

大学側からスカウトに来る場合もある。もっと乱暴な言い方をすれば『バカでも入れる』。私が唯一生徒に勧めなかったのがコレな。






これ、あくまでも基本的な入試方法ね。帰国子女枠とか他にも色々あるけど。





センター試験が全国共通テストになって数年が経ったけど、内容そのものはセンターとあまり変わらないの。

寒い時期にセンター試験の会場に行く生徒を送り出していた時は




私『なんでも良いから、全員無事に帰って来いよ』



と思っていました。


いや、試験受ける本人にとってはなんでも良くないんだけどさヽ(・ω・)/


共通テストは厳しい世界。しかも一発勝負。そのプレッシャーの中で戦っているキミらは凄いんだから!!









◎知子がスポーツ推薦を良しとしない理由◎





他にも一般入試に向けて、夜遅くまで残って勉強している生徒、推薦枠を取る為に必死になって頑張っている生徒、色々な生徒を見てきましたが







スポーツ推薦は諸悪の根源だと思っています。








塾講師時代、生徒に







私『あのな、スポーツ推薦だけは絶対辞めとけ!!』






と常に言っておりました。






スポーツ推薦を実施している大学って、大概は




それしかウリが無い大学



つまり




魅力が無い大学




もちろん、全部が全部そういう大学だとは思わないよ!体育大学と銘打っている大学なんかは、生半可な気持ちでは受験出来ないし、大学側も取らない。(例外もあるけどねᐠ( ´ᐞ` ))

他に『文武両道』を掲げている大学もあるけど⋯少数派だよね。




スポーツ推薦はね、その生徒の『スポーツでの成績』しか見てない。学力は二の次三の次。




じゃあ、もしスポーツ推薦で入学した生徒が、致命的な怪我を負ったら??





その場で見捨てます( ºロº)。




アフターケアをしてくれる大学なんて、ほとんどありません。


しかも、その生徒はスポーツしかやって来なかった訳だから、当然勉強には着いて行けませんね。

(中には奮起して、学力に力を入れる生徒も居ますよ)


そうなると、残された道はただ一つ





退学です( °ω° )。




退学しても、新たに受験勉強し直して別の大学に行く人もいますが、ぶっちゃけ受験勉強をしてこなかった『スポーツ馬鹿』の人間には、茨の道です。






スポーツ推薦で万が一の事があった場合、お前は茨の道を覚悟出来るのか??





私はスポーツが出来る生徒には、一般入試を敢えて勧めていました。


もちろん、指定校推薦や一般推薦の枠を自力で獲得出来る成績があれば、そっちでも構わないんだけどね。


一般入試を受ける事にしたら、合格を勝ち取る為の学力が付きます。


学力を身に付けたスポーツが出来る生徒は、ちょっとやそっとの事があっても無敵です。スポーツで挫折しても学力があるんだから。どうにでもなります。


ちなみに、スポーツでのAO推薦もあまりオススメはしません。

AOは『プレゼンテーション能力』が試されるからね。スポーツでプレゼンって難しいし倍率相当高いからね。







あとね、大学に喧嘩売るわけじゃないんだけど








スポーツ推薦を打ち出した大学は、志願者が減ってきている合図だからね!!






私が最初にうっかり入学した大学がソレだったwww






っとまあ、色々言ってきましたが








どの入試方法が自分に合っているかは、個人差があります。





流行りや他人の言葉を鵜呑みにせず、自分に合った方法を見極めて下さい。






だから





このブログも適当に参考にしてね(2回目)( ᐛ )







◎Aくんの一大決心◎




そうそう、私が担当していた生徒でこんな子がいました。




Aくんは割と勉強が出来るし成績も良い、内申点も申し分ない子だった。


志望大学も、普通に頑張れば十分合格出来る。


で、受験シーズン真っ只中なある日




A『知子先生、ちょっと良いですか?』


私『ん?どした(*^^*)』



A『僕、大学行くの辞めようと思って⋯でも入試は受けます』


私『Why?ヽ(°д° )ノ』



Aくんは、都内のまあまあ良い大学を志望していた。


オープンキャンパスへも行き、自分で大学の情報を色々集めたり、過去問も頑張って解いていた。


しかし、いまいち自分の中で『しっくりくるもの』が無かった。




A『色々お世話して貰って申し訳ないんですけど、どうしても『その大学で勉強している自分』が想像出来ないんです』


私『うんうん、確かに大学受験は自分が納得して成り立つものだからな』


A『そこで1回一般入試を受けてみて、自分の現在の学力を確かめてから、もう1年じっくり考えて進路を決めたいんです。だから浪人になるんですけど⋯1年間バイトと勉強頑張ってみます!』



私『すげぇな!!よく覚悟持って決めたな!(*゚∀゚*)支持するわ



A『ありがとうございます。親にも学校の先生にも勿体ないって言われてたんです(笑)』


私『いや、さすが私の生徒!変わり者だなw』


A『褒められている気がしないwww』





彼のご両親ともう1回面談をし、最終的にはご両親も彼の意思を尊重してくれた。




翌年、彼はコンビニとガソリンスタンドでバイトをしながら塾へ通い(大学費用は両親に出してもらう代わりに、塾代はバイト代から出していた)前年よりもレベルの高い私立大学へ合格した。






私もそうだったが、受験にはまわり道があっても良い。まわり道をしながら自分の進路を選んで、納得してから受験をした方が良いのだ。





ただし、この場合は自分の中でタイムリミットを作っておくのが大事。

『22歳までに答えが出なかったら就職しよう』とかね。





大学は大人になっても、ぶっちゃけ定年退職してからも通えるんだ。






今しかない!と思わないで。





一応、教育ジャーナリストの知子は、みんなを応援してるからね(ノ´∇`)ノ*:・゚✧








おしまい٩( ᐖ )۶