このカップ麺、いつどこで買ってきたのか記憶がありません(笑)。そして、ずっとサッポロ一番製品だと思っていました。写真を撮る段になって初めてマルタイだったと気づいた次第(笑)。このツルツルのプラカップ、サッポロ一番の縦型ビッグで使われてる奴ですからね。
製造所固有記号を調べてみると福岡の協力工場と書かれています。これってサンヨー食品グループ会社の太平食品工業九州工場ですね。だからカップなどの部材も同じなんだな。以前も同様に太平食品工業の工場で作られたマルタイ製品がありました。
マルタイが九州と何のゆかりもないコラボ商品を出す事に違和感がありました。それに最近の太平食品工業製のカップ麺はスープの溶け残りや粉まみれ小袋でワタクシ的に評価が最低なので、美味しく仕上がっているのか非常に不安でございました。今回は小袋がフタ上貼付なので大丈夫だとは思いますが。
フタを開けると麺が見るからに極細、長浜ラーメンっぽいです。前回よしもとカレーと違って九州の有名店コラボなので、あまり心配する必要はなかったかな。お湯を入れて2分、小袋の調味油を入れて混ぜて完成です。
まず麺、期待した通りクキクキした食感の加水少な目極細フライ麺です。この、噛むとクキっと切れる極細麺は快感ですね、これでこそ博多ラーメンです。
スープもよくできています。力は行った事のない店ですが、ワタクシが考える王道の長浜ラーメンそのものでした。しっかりとしたダシ感があって、かつ非常にさっぱりしている、ゴクゴク飲めるスープです。
かやくが少量の肉とネギだけなのが若干不満ですが、マルタイらしいっちゃあマルタイらしい、完成度の高い商品だったと思います。さすが九州の誇るメジャーリーガーだ(笑)。